あらゆるレベルの官公庁・自治体の機関が直面する最大の課題の1つは、収集したデータの安全性を確保し、あらゆる種類のサイバー攻撃から保護すると同時に、許可ユーザーによる簡単なアクセスを確保することです。
各IBM Storage FlashSystemプラットフォームには、MetroおよびGlobal Mirror接続の両方を利用するFlashCopyモジュールへのアクセスが含まれています。これらの機能により、管理者は、自動/透過的なフェイルオーバーやデータ損失を発生させずに、効率を損なうことなく、都市全体だけでなくさらに広範囲にわたってデータを同期的に複製できます。
データの回復力をさらに高めるために、オプションのIBM HyperSwap®機能によりリモート・ミラーリングが提供されます。この機能を使用すると、アップロードされたデータをリモート・サイトに自動的にミラーリングできるため、いずれかのサイトにアクセスできなくなった場合でもアクセスできるようになります。
SAP HANAデプロイメント用にTDI認定を受けたIBM Storage FlashSystemプラットフォームには、追加の保護層があります。データの変更不可能なバックアップ・コピーが作成され、破損の疑いを機械学習が検出し、攻撃の原因を迅速に診断して特定するのに役立つフォレンジック・レポートを提供します。
さらに、サイバー攻撃の阻止を成功させ、通常業務への迅速な復帰を望む企業が、発生する問題に対処できるよう設計されたIBM Storage Sentinelがあります。このソリューションは、汚染されたバックアップを自動的に分離し、組織が最新の検証済みのバックアップを簡単に発見できるようにします。
ですがIBM Storage Sentinelは、データセンターのストレージ・ソリューションの1つの側面にすぎません。官公庁・自治体の機関は、IBM Storage FlashSystem製品ファミリーの優れたパフォーマンス、高可用性、卓越したデータ・レジリエンスにより、データ・ストレージ要件に総合的なアプローチを採用することで、構成員に卓越したサービスを提供することができます。