ディスクレス・クライアントおよびデータレス・クライアントの初期化

ディスクレス・クライアントおよびデータレス・クライアントは、 スタンドアロン・マシンとは異なる方法でインストールされます。 これらのクライアントは、初期化されます。 ディスクレス・クライアントおよびデータレス・クライアントの初期化には、 次に示すようないくつかの操作フェーズが含まれています。

項目 説明
リソース割り当て ディスクレス/データレス・クライアントをサポートするのに必要なリソースは、初期化操作の前または途中で、 クライアントに割り当てる必要があります。

リソースがクライアント・ディレクトリーの親ディレクトリーである場合は、 この割り当てにより、クライアント用の空のサブディレクトリーが作成されます。 次に、このクライアント・サブディレクトリーがクライアントに NFS エクスポートされます。 初期化が実際に実行されるまでは、このクライアント・サブディレクトリーは転送されません。

クライアントの初期化 dkls_init および dtls_init 操作は、クライアントが使用するリソースを初期化するために NIM で使用されます。

クライアントの初期化時に実行される操作は次のとおりです。

  • ネットワーク・ブートを実行するために、ブート・イメージがクライアントにとって使用可能になる。
  • shared_root リソースの代わりに root リソースが使用されると、マシン固有のカスタマイズに使用されるルート・ファイルが、root リソース内のクライアントのサブディレクトリーにコピーされる。 クライアントのルート・ディレクトリーにコピーされるファイルは、 そのクライアントに割り当てられた SPOT リソースから取り出されます。
  • /tftpboot/Client.info ファイルがブート・サーバー (つまり SPOT サーバー) 上に作成される。 このファイルには、始動構成処理の実行中にディスクレス・クライアントまたはデータレス・クライアントとして正常に構成するためにクライアントで必要とされる情報が含まれています。
    Client.info ファイルに定義される変数をいくつか次に示します。
    
    export NIM_CONFIGURATION=diskless
    export RC_CONFIG=rc.dd_boot
    export ROOT=Host:Client_Root_Directory
    export SPOT=Host:SPOT_Location
    ページング・ロケーションは、/etc/swapspaces ファイル内のクライアントのルート・ディレクトリーに設定されます。
クライアントのネットワーク・ブート クライアントのネットワーク・ブート・クライアント・マシンは、該当のマシン・タイプの標準 bootp プロシージャーを使用して、 ネットワークを介してブートされます。 クライアントはブート・イメージを取得し、RAM 内のファイルシステムでミニカーネルの実行を開始します。

クライアントは、Client.info ファイルを SPOT サーバーの /tftpboot ディレクトリーから tftp 転送します。 Client.info ファイルの中の情報は、そのクライアントをディスクレス・マシンまたはデータレス・マシンとして正しく構成するために使用されます。

dump リソースがクライアント・マシンに割り当てられている場合は、クライアントが実行されると、ダンプが構成されます。

リモート・ファイルシステムは、リソース・サーバーからマウントされます。

クライアントがデータレス・クライアントであってページングtmpホーム または shared_home リソースが割り当てられていない場合はそのクライアントは欠落ファイルシステムをローカル・ハード・ディスクに作成することになります。