詳細情報

Reporting Services 環境は、 Tivoli® Common Reporting をインストールするためのデータベースとアプリケーションのサービス環境をセットアップします。 Reporting Services 環境パッケージを選択して、 Tivoli Common Reporting がインストールされる IBM® Cognos® Content Store および WebSphere® Application Server プロファイルを作成 します。

前提条件

1 回のインストール・フローですべての統合サービスをインストールするわけではない場合でも、このソフトウェア・パッケージをインストールするには、以下が必要です。
注: WebSphere Application Server プロファイルを作成する 場合は、WebSphere Application Server とその拡張機能が必要です。

ユーザー入力要約

インストール時には、以下の重要な情報を指定する必要があります。

表 1. Reporting Services 環境のユーザー入力要約
パネル ユーザー入力要約
Installation Manager>「ロケーション」

Reporting Services 環境のインストール・ロケーションを指定します。

Reporting Services 環境のために新規ソフトウェア・パッケージ・グループを作成するか、または 既存のパッケージ・グループを使用することが できます。 デフォルト・パスは以下のとおりです。

  • Windows システムの場合: C:¥Program Files¥IBM¥JazzSM
  • Linux または AIX® システムの場合: /opt/IBM/JazzSM
Installation Manager によって、以下が作成されます。
  • WebSphere Application Server プロファイル (このプロファイルが作成されていない場合)
  • Tivoli Common Reporting 用の IBM Cognos Content Store
WebSphere Application Server をインストールすることもできます。
Installation Manager>「機能」

必要に応じて Reporting Services 環境機能を選択します。 「スキーマ」機能を選択して、Tivoli Common Reporting 用の IBM Cognos Content Store を作成します。 「アプリケーション」機能を選択して、Tivoli Common Reporting をインストール可能な WebSphere Application Server プロファイルを作成します。

  • スキーマ
    • インストール
    • 構成
  • アプリケーション
    • インストール
    • 構成
Installation Manager>「機能」>「共通構成」>「WebSphere 構成」
注: この 構成パネルは、Installation Manager>「機能」パネルで Reporting Services 環境アプリケーションの 「構成」オプションを選択した場合にのみ表示されます。

詳細を指定して WebSphere Application Server プロファイルを作成し、そこに Reporting Services 環境アプリケーションをデプロイします。次に「検証」をクリックして、そのプロファイルへの接続をテストします。

  • Installation ManagerWebSphere Application Server の 既存インストール・ロケーションを「WebSphere インストール・ロケーション」フィールドに指定します。
  • 「プロファイル・デプロイメント・タイプ」リストで「WebSphere プロファイルの作成」オプションが自動的に選択されます。
  • 「プロファイル名」フィールドに自動的に指定されているデフォルト・プロファイル名 JazzSMProfile を使用します。 あるいは、新規プロファイル名を指定します。
  • 「ノード名」フィールドに自動的に指定されている デフォルト・ノード名 JazzSMNode01 を使用します。 または、新規ノード名を指定します。
  • 「サーバー名」フィールドに自動的に指定されている デフォルト・サーバー名 server1 を使用します。 あるいは、新規サーバー名を指定します。
  • 「ユーザー名」フィールド、「パスワード」フィールド、 および「パスワード確認」フィールドに、WebSphere Application Server プロファイルに 使用するための管理者ユーザー ID とパスワードを入力します。
Installation Manager>「機能」>「共通構成」>「ポート構成」
注: この 構成パネルは、Installation Manager>「機能」パネルで Reporting Services 環境アプリケーションの 「構成」オプションを選択した場合にのみ表示されます。

新規 WebSphere Application Server プロファイルにデフォルト・ポート番号を使用します。 あるいは、別のポート番号を「HTTP トランスポート・ポート」フィールドに指定します。 Installation Manager が、「HTTP トランスポート・ポート」の値に基づいて、残りのポート番号を自動的に変更します。

Installation Manager>「機能」>Reporting Services 環境>「データベース構成」
注: この 構成パネルは、Installation Manager>「機能」パネルで Reporting Services 環境スキーマの 「構成」オプションを選択した場合にのみ表示されます。

選択した DB2 インスタンスで Cognos Content Store のデータベースを作成または使用するための詳細を指定し、「接続のテスト」をクリックして、そのインスタンスへの接続をテストします。

  1. 「DB2 インスタンスの選択」リストから、あらかじめ作成してある DB2 インスタンスを選択します。 Windows システムの場合に限り、Installation ManagerDB2INSTANCE 環境変数を読み取ります。
  2. IBM Cognos Content Store リストから、「データベースの作成」オプションを選択してデータベースを作成するか、「既存データベースの使用」オプションを選択して Cognos Content Store 用の既存データベースを使用します。
  3. 「データベースの作成」オプションを選択した場合は、Installation Manager によって Cognos Content Store の デフォルトのデータベース名 (つまり TCRDB) が指定されます。それ以外の場合は、 「既存データベース」リストから既存データベースの名前を選択します。
    注: 「データベースの作成」を選択した場合は、選択するインスタンスに同じ名前のデータベースが存在しないことを確認してください。 新しいデータベースを既存の名前で作成すると、Reporting Services 環境のインストールは失敗する場合があります。
  4. 「ユーザー名」フィールドと「パスワード」フィールドに、 データベース・インスタンスに接続するための管理者ユーザー ID とパスワードを入力します。
  5. 「データベース・ポート番号」フィールドにあるデフォルト値 50000 を 受け入れるか、またはその値を、データベース・インスタンス用に構成された値に変更します。

リリースおよびトラブルシューティング情報の知識ベース

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