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SDKを使用して実行されたレポートでは、パラメータが反転し、XQE-PLN-0537が発生する原因となります

How To


Summary

SDKを使用して実行されたレポートでは、パラメータが反転し、XQE-PLN-0537が発生する原因となります。

Objective

本技術資料は英文資料「#6446757 Reports executed using the SDK invert parameters or cause Dynamic Query to throw XQE-PLN-0537」の日本語翻訳+一部加筆修正版となります。
1)SDK を使用して実行されたレポートでは、例外 XQE-PLN-0537 がスローされます。
エラーメッセージ:英語
XQE-PLN-0537 The inverted parameter 'p1' can only be used in the context of an IN or IN_RANGE operator. Context is 'nullif([tpch].[CUSTOMER].[C_NAME]; 'Customer#000000002') > ?p1?'.
エラーメッセージ:日本語
XQE-PLN-0537 反転パラメーター 'パラメーター1' は、IN または IN_RANGE 演算子のコンテキストでのみ使用できます。コンテキストは 'nullif([tpch].[CUSTOMER].[C_NAME]; 'Customer#000000002') > ?パラメーター1?' です。
2)さらに、SDKを使用して実行されたレポートが、パラメータの反転により不正な結果を返します。
たとえば、フィルター T.c1 in ('a') が、 T.c1 not in ('a') に反転します。
ユーザーインターフェイスから実行されるレポートでは、常にinclusiveプロパティがtrueに設定されますが、SDKではこのプロパティがfalseに設定されていました。このSDKの挙動の修正により、このプロパティがtrueに初期化され、trueに設定された状態でレポートが実行されるようになりました。
この不具合がある状態でのSDKを使用してパラメータ値で作成および保存されたレポートビューには、引き続き同じ問題が発生する可能性があります。レポートビューを作成して保存すると、パラメータ値がContent Storeに保存され、inclusiveプロパティが誤ってfalseに設定されます。

Steps

APAR PH30162の解決策を適用した後、SDKを使用するレポートビューを再作成するか、次の手順を手作業で適用してください。

Cognos Analyticsポータルを使用して、パラメータ値をリセットします。
1. ビューの[プロパティ]を編集します。
2. [レポート]タブを選択します。
3. [現在の値]の右にあるxxパラメータをクリックします。
4. 現在の値の[編集]を選択します。
5. プロンプト画面が表示されたら、値を入力します。
この手順を行うことで、inclusiveプロパティをtrueにリセットします。

Document Location

Worldwide

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Document Information

Modified date:
06 December 2022

UID

ibm16845442