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QRadar: サード・パーティーのアプリケーションとサポート・ポリシー

Question & Answer


Question

特定の case では、IBM ビジネス・パートナーによって開発されたサード・パーティー・アプリケーションを調査するための case を QRadar サポートが受け取る場合があります。 この技術書では、サード・パーティーのアプリケーション case のサポート対象外の作業と QRadar 管理者 ( お客様 ) の責任についてご案内します。

Answer

サード・パーティー・アプリケーションの問題に対する責任

IBM App exchange で利用できるアプリのうち、IBM が開発していないものはすべて、IBM ビジネス・パートナーまたはサード・パーティー・アプリケーションとみなされます。サード・パーティー・アプリケーションの例としては、Qualys® 社の QRadar 用アプリが挙げられます。IBM X-Force App Exchange 上のサード・パーティー・アプリケーションは、IBM によってレビューおよびセキュリティー・テストされていますが、QRadar サポート・チームによって開発または直接サポートされていません。 IBM のアプリケーション検証プロセスおよびセキュリティー・レビュー・プロセスは、QRadar コンソールまたは App Host アプライアンスで機能上の問題を引き起こすことなくすべてのアプリをインストールできることを確認しています。

サポート・タイプ 説明 責任
サポートされているサード・パーティー・アプリケーションの問題
QRadar テクニカル・サポート・チームは、以下のトピックに関するサード・パーティー・アプリのエラー、質問、および問題について管理者を支援することが出来ます。
  1. IBM App Exchange からダウンロードされたサード・パーティー・アプリケーションが正常にインストールできることの確認。
  2. QRadar コンソールまたは App Host アプライアンスで実行されているアプリケーション・フレームワークが健全な状態であることの確認。アプリケーションが正常にインストールできるようにします。
  3. インストールされているサード・パーティー・アプリケーションのタブが正しくロードされ、QRadar ユーザー・インターフェースに表示されることの確認。
  4. 特定のアプリの Docker コンテナーに接続してコマンドを実行する方法についての説明。
  5. IBM X-Force App Exchange に掲載されているサード・パーティー・サポート・チームに推奨される連絡方法の特定。  IBM ビジネス・パートナー・アプリケーション の資料およびサポートの連絡先情報は、個々のアプリケーションのサイドバーに表示されます。
  6. 管理者がトラブルシューティング・サポートのためにサード・パーティー・ベンダーに提供する必要がある正しいログの特定。
    : QRadar on Cloud( QRoC )インスタンスの場合、サポートは顧客に代わってアプリのログを収集し、サード・パーティー・ベンダーに転送します。
  7. サード・パーティー・アプリケーションが必要とする外部リソースへアクセスができなくなる可能性がある場合の QRadar アプライアンスの接続の問題の検証。
  8. サード・パーティー・アプリケーションが期待通りに機能しない可能性のある QRadar のエラーや既知の問題( APAR )の確認。
  9. 発見したサード・パーティー・アプリケーションの脆弱性に関する質問は、QRadar サポートのケースで IBM に報告することができます。管理者はアプリケーションのサポート窓口から始める必要がありますが、必要であれば IBM が仲介して IBM ビジネス・パートナーに連絡することも可能です。
  • QRadar テクニカル・サポート
  • サード・パーティー・アプリケーションの問題を報告するには、QRadar テクニカル・サポート にお問い合わせください。
QRadar サポートの対象外
以下の内容は、テクニカル・サポートの対象外となります。 QRadar サポートは、以下の問題に関連する case を クローズ する権利を有しています。
  1. IBM X-Force App Exchange に存在しないサード・パーティー製アプリのインストール。アーリー・アクセス・アプリケーション、ベータ版、Web サイトや GitHub プロジェクトで提供されているアプリケーションについては、サポートの対象外となります。
  2. サード・パーティー・アプリケーションの実地検証または完全なステップバイステップの構成。サード・パーティー・アプリの設定方法は、IBM のビジネスパートナーが提供しており、 X-Force App Exchange のアプリのサイド・バーに掲載されています。
  3. お客様固有の環境やニーズに合わせたサード・パーティー・アプリのチューニング。
  4. サード・パーティー・アプリケーションのベスト・プラクティスに関する管理者へのアドバイス。
  5. サード・パーティー・アプリケーションのエラー・メッセージの確認や説明。
  6. サード・パーティー・アプリケーション内の設定ファイルやスクリプトの編集。
  7. QRadarとは関係のないサード・パーティー・アプリケーションのバグや不具合に対処するための回避策の適用。
  8. サード・パーティー・アプリケーションの設定資料の更新。
  9. サード・パーティー・アプリケーション内でのサービスの実行に関する情報の提供。アプリが QRadar とどのように通信するかなどのドキュメントに記載されていないことの説明。
  10. IBM ビジネス・パートナー・アプリケーションのレガシー・バージョンのインストールや、サード・パーティー・アプリケーションの古いバージョンへのロールバック。
アプリケーションの「サポート」セクションを見て、どのチームが QRadar のアプリケーションをサポートしているか確認してください。 IBM® App Exchange®  に掲載されているすべてのアプリケーションのサイドバーには、ベンダーの連絡先情報が記載されています。 
  • 管理者

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Document Information

Modified date:
02 February 2022

UID

ibm16495837