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To Do リストに表示されているスキャン・アクションの再開について

Question & Answer


Question

ILMT サーバーを最新バージョンへアップグレード後、ILMT web インターフェースの To Do リストに「古いスキャン・アクションの再開」と表示されています。
内容を確認すると、「古いバージョンで実行していたスキャン関連のアクションを最新のバージョンで再開してください」という主旨でした。
Q1.
なぜ再開が必要なのでしょうか。また、再開する手順を教えてください。
Q2.
To Do リストとは何でしょうか。
また、To Do リストに表示されているバージョン情報付きのアクションは何でしょうか。
Q3.
最新のバージョンでアクションを再開しない場合はどうなりますか。
Q4.
現状は問題がないので、アクションを再開する必要がないと判断しています。
To Do リストからこのメッセージを消したい場合、どうすれば良いでしょうか。
 

Answer

A1.
新バージョンにアップグレードした際に、サイトバージョンの更新に伴い、スキャン・アクションの処理が更新される場合があるため、それらのアクションを最新状態にてご利用いただくことを推奨しています。
旧バージョンで実行済みのスキャン・アクションは、サイトバージョンが更新されても、旧バージョンの処理が継続されます。
更新された最新のスキャン・アクションを実行するには、旧バージョンで実行済みのアクションを停止し、最新のアクションを開始してください。
手順は以下です。
1) BigFix コンソールにログインし、ナビゲーションバーよりアクションを選択します。
2) 該当のアクションを右クリックして、アクションの停止を選択します。
3) サイト > 外部サイト > IBM License Reporting (ILMT) v9 に入ります。
4) Fixlet とタスクを選択し、最新のアクションをクリックし、実行条件等を更新前と同様に設定した上で、OK をクリックします。
5) スキャン・アクション(ソフトウェア・スキャン、ソフトウェア・スキャン結果のアップロード)が正常に完了することを確認します。
A2.
To Do リストには、ユーザーのアクションを必要とする可能性がある項目が表示されます (失敗したデータのインポート、License Metric Tool の新しいバージョンの使用可能性、VM マネージャーへの接続を構成する必要性など)。
A3.
最新のスキャン・アクションは、不具合の修正や処理の改良が含まれている場合があります。
最新のスキャン・アクションを実行しない場合、これらの更新内容は、旧バージョンで実行済みのスキャン・アクションには反映されません。
A4.
現状、取得したスナップショットの結果がご契約に沿った正しいレポートであれば、監査的に有効ですので、古いアクションをそのままご利用いただいても構いません。
ToDo リストからメッセージ「古いスキャン・アクションの再開」の削除については、アクションの再開以外の方法は、現状は用意されていません。
 

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Document Information

Modified date:
26 April 2021

UID

ibm10967297