管理対象サーバーを廃棄するときに必要となる作業

管理対象サーバーを廃棄する際には、ILMT/BigFixサーバ側と、管理対象側の双方において、下記の手順が必要となります。

【概要】

1. スキャナーのアンインストール [サーバ側作業]
2. BigFixクライアントのアンインストール [管理対象クライアント側作業]
3. コンピュータの削除 [サーバ側作業]
4. データのインポート [サーバ側作業]

【詳細手順】

1. スキャナのアンインストール [サーバ側] ※BigFixコンソール稼動端末での作業

1) BigFixコンソールにログインし、サイト > 外部サイト > IBM License Reporting (ILMT) v9 > Fixletとタスク を選択します。
2) .右上の一覧から 「スキャナーのアンインストール」 を選択し、「アクションの実行」ボタンをクリックします。
3) 「対象」タブで、廃棄対象のサーバーを指定し、「OK」で実行します。
4) 「状態」が完了になることを確認します。

2. BigFixクライアントのアンインストール [管理対象クライアント側]

<Windows の場合>
1) 下記 URL より、ご利用のリリースをクリックし、「Utilities」 > 「BESRemove」をダウンロードします。
https://support.bigfix.com/bes/release/
2) ダウンロードした BESRemove<Version>.exe をダブルクリックして開きます。
3) 「IBM BigFix Client」 を選択し、「Remove」を実行します。

<RHEL の場合>
1) 削除対象のコンピュータに root でログインし、次のコマンドで BigFixクライアントの rpmパッケージ名を確認します。
rpm -qa | grep BES
2) 次のコマンドで BigFixクライアントをアンインストールします。
rpm -e [rpmパッケージ名]
3) 残存している次のディレクトリ・ファイルを削除します。
rm -rf /etc/opt/BESClient
rm -rf /var/opt/BESClient

<他のOSの場合>
次の技術情報をご参照ください
Commands to manually uninstall BigFix Client on Non-Windows platform
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21986361


3. コンピュータの削除 [サーバ側]

1) BigFixコンソール稼動端末で、BigFixコンソールにログインし、コンピューターを選択します。
2) 右上の一覧で、削除対象のコンピューターを選択します。
3) 右クリックし、「データベースから削除」を選択し「OK」します。

4. データのインポート [サーバ側]

1) ILMTサーバのWebインターフェースにログインします。
2) 管理 > データのインポート を選択し、「今すぐインポート」をクリックします。
3) レポート > コンピューター から、削除したコンピュータが表示されないことを確認します。