Question & Answer
Question
Answer
https://www.ibm.com/support/pages/node/6245638
- Q: サブキャパシティライセンスとILMTの契約に関する情報はどこにありますか?
IPAA と呼ばれるパスポートアドバンテージの契約条件の文書があります。
ILMTもこの中に書かれています。
Passport Advantage Agreements - Q: IBMが認定しているパブリッククラウドは何ですか?
日本のサイトもありますが、情報が古いことがあるのでグローバルのサイトを参照してください。
Eligible Public Cloud BYOSL Policy - Q: ILMT の通信に必要なポートを教えてください。
以下をご参照ください。
ILMT サーバーの通信・ポート要件 - Q: ILMT をミドルウェアと同一OS に同居させることはできますか?
技術的には可能ですが、負荷やトラブルによってデータが取得できないことがあると、監査の際の指摘事項になる場合があります。ILMT は独立した OS に導入するようにしてください。
- Q: ILMT Lite とはなんですか?
Bigfix を利用しないILMT です。ILMT 自身のアーキテクチャは同じで、対象プラットフォームも同じです。
- Q: ILMT Lite と ILMT(Bigfix版)の違いはなんですか?
ILMT Lite(以下Liteと称します)はBigFixを使用しません。Liteでは、管理対象へのパッケージ配布、スキャンの自動実行スケジュール設定、スキャン結果のILMTサーバーへのUploadを各管理対象ローカル(もしくはAnsibleのようなツール)で実施する必要があります。 ILMT (BigFix版) を使用する場合、これらの操作は全て管理コンソールから管理・設定・実行が可能です。その為、管理対象台数が多い程、Liteは運用負荷が高くなります。
- Q: ILMT Liteを導入する際、AirgapToolとDownloadCacherは必須ですか?
不要です。
- Q: ILMT Liteの管理対象に対するスキャナーのHW要件は?
ILMT Liteスキャナーのハードウェア要件やSoftware Product Compatibility Reports (SPCR)には細かく言及されていません。
ILMT Liteスキャナーの要件のサポートOSやディスク要件については以下をご参照ください:
切断されたスキャナーの要件 (切断されたシナリオ) - Q: VPC に ILMT は必要ですか?
はい、VPCライセンスについては、ILMTでのライセンス管理が必須です。
Sub-capacity (Virtualization capacity) licensing - Q: サポートが終了した OS や VM 技術に対しては ILMT でデータを取得できませんが、手動の記録で問題ないですか?
いいえ。サポートが終了した OS や VM 技術に対しては、サブキャパシティライセンスが適用できません。バージョンアップを行うか、フルキャパシティライセンスでの購入が必要となります。
以下に基本的な考え方が記載されております。
Sub-capacity (Virtualization capacity) licensingさらに以下のリンクには、今後Eligibleから外れるTechnologyのスケジュールが確認でき、”History of changes”で過去のremoval情報が確認できます。
各リンク先の情報は定期的にUpdateされますので、必ず最新の情報をリンク先にて確認ください。
Schedule of removing items from the list of subcapacity eligible technologies - Q: 外部向けの情報サイトを教えてください。
グローバルのサイトが一番詳しく書かれています。以下のリンクをご参照ください。
Sub-capacity (Virtualization capacity) licensing
Sub-Capacity FAQsその他、以下のリンクもご参照ください。
[ILMT] テクニカル・サポートによく寄せられる質問
ILMT 導入前の確認事項
IBM License Metric Tool (ILMT) テクニカル・サポート ご利用にあたっての注意点 - Q: プライベートクラウドで利用していますが、VMware Manager のアクセス権限をもらえません。手動での管理で問題ないですか?
プライベートクラウドの場合には、VMware Manager へのアクセス権限が必要です。必要な権限一覧はこちらです。
VM マネージャー接続を必要とする仮想化タイプお客様の都合が原因で手動の管理が認められることはこれまでの実績からはありません。
- Q: ILMTをWindows環境で構築する場合、SQL Server Express は利用できますか?
ILMT(BigFix版)は、SQL Server Express はご利用できません。有償版SQL Serverを購入する必要があります。以下の記述をご確認下さい。
IBM License Metric Tool での SQL Server Express の利用についてILMT Liteは、BigFixが含まれていないため、SQL Server Express をご利用いただくことができます。ILMT Liteは環境を構成するエンドポイントが500台までの制限がありますのでご注意ください。
- Q: SQL Server ExpressのサポートライセンスはILMTのサポートライセンス内にバンドルされてるでしょうか?
SQL Server Express は、Microsoftが提供する無償のDBですので、特段ILMTにてサポートライセンスをバンドルしておりません。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=101064 - Q: BigFixベース構成の場合、有償のSQL Server Standardが必要になるのでしょうか?
必要です。
- Q: VPN 越しに ILMT を導入できますか?
AWS などのパブリッククラウドを利用するケースで、VPN 越しに BigFix からデータを取得する場合、以下の条件に合うかどうかを確認してください。
・VPN の帯域が 1Gbps あること
・ネットワークが不安定でないこともし、条件を満たさない場合、クライアント側のネットワーク上のサーバーにBigFix Relay を導入します。
リレーを使用した BigFix のパフォーマンスの向上なお、ILMT Lite の場合には、BigFixが含まれないため、BigFix Relayは不要です。但し、接続切断スキャナで取得したデータを何らかの方法で ILMT Server に転送することが必要です。
Lite 用の切断されたスキャナーのインストールおよび構成 - Q: サブキャパシティライセンスで購入しているソフトウェアは、すべてILMTにて検出可能ですか?
基本的にIBM がサポートしているソフトウェアバージョンであれば、ILMTにて検出可能となります。但し、End of Service (EoS) となったソフトウェアは、ソフトウェアカタログからDropされていくため、検出できなくなる可能性があります。
もしEoSとなっていない有効なバージョンであるにも関わらず、ILMTで検出されない場合は、ILMT側の不備ですので、IBMサポートにご連絡ください。 - Q: ILMTサーバーのHW要件を満たせば、他製品との同居は可能か?
IBMとしては、ILMT管理管理サーバーと管理対象とを同一サーバー内にて同居させる事は推奨しておりません。専用サーバーにインストールしてください。
技術的には、ILMTがHW要件のリソースを占有でき、ポートバッティング等が起きないのであれば、同一サーバーに導入、構成することは可能と考えます。ただし、同居させる場合は、あくまで利用者責任での実施となります。 - Q: ILMTサーバーと管理対象間がWAN接続でも問題ないか?
ILMTのどの構成でもILMTの通信要件が満たされるのであれば、WANを介したILMTによる管理はサポートされています。
ILMT Lite構成の場合、ILMTサーバーと管理対象間が非接続でもサポートされます。
ILMT BigFix構成の場合、サーバから管理対象にアクセスできる環境であれば構成できます。
ILMT サーバーの通信・ポート要件 - Q: ILMTのリリース通知を受けることは可能か?
ILMTの最新版リリースの情報については、お客様個別にご連絡しておりません。
以下、IBM My Notifications にIBM License Metric Toolを登録して頂ければ、ILMTの更新お知らせが登録メールに届きます。
IBM My Notificationsもしくは、次のマニュアルより最新バージョンと更新情報をご確認ください。
新機能 - Q: VM マネージャーによるデータ収集は、オフラインで処理できますか?
はい。 9.2.20以降のバージョンで、VM マネージャー・ツールは切断モードでインストールすることも選択できます。その場合、 Disconnected scannerが既にインストールされている管理対象に VM マネージャー・ツール をインストールできます。切断モードのVMマネージャー・ツール は、管理対象VMware vSphere ESXi(もしくは他の仮想化タイプ)のキャパシティー・データを収集します。収集したデータはスキャンの結果と一緒にパックされます。その後、 ILMTサーバーに何らかの方法で転送します。その場合、ILMTサーバー からVMware vSphere ESXi(もしくは他の仮想化タイプ)に通信できる必要がないですが、その代わり、管理対象とVMware vSphere ESXi(もしくは他の仮想化タイプ)に通信できる必要があります。
詳しくは、 切断された VM マネージャー・ツールのデプロイを参照してください。
VM マネージャーの一般情報については、 VM マネージャーの管理を参照してください。
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Document Information
Modified date:
31 October 2024
UID
ibm17096364