How To
Summary
この技術情報では、不変性のある Linux OS に ReaQta エージェントをインストールする方法についてご案内します。
Objective
ReaQta の仕組み上、Fedora Silverblue や Vanilla OS のような不変性のある Linux OS にインストールする場合は、手順が異なります。手順が異なる理由は、これらの OS には不変性があるため、システムのコアが他のディストリビューションと同じ方法で設定できないためです。この不変性の動作は OS の不要な変更を防ぐためのもので、IoT 機器や学校など、OS の変更があまりない場面でよく使用されます。
ReaQta はこれらの変更に依存しているため、パッケージの入手およびエージェントのインストールを可能にするには異なる手順が必要となります。
Fedora Silverblue の詳細については、次のドキュメントをご覧ください : Fedora Silverblue ユーザーガイド(英語版)
Environment
この技術情報は、Fedora Silverblue 36 への ReaQta エージェント 0.70.0 のインストールを対象としています。
Steps
- 必須ではありませんが、OS 上で「 sudo rpm-ostree upgrade 」コマンドを使用して、最新の一般パッケージへのアップグレードを行うことが推奨されます。
- アップグレード後、ReaQta エージェントに必要な依存関係を次のコマンドでインストールしてください。
sudo rpm-ostree install gcc elfutils-libelf-devel kernel-devel-$(uname -r) kernel-devel make - 必要に応じて ReaQta エージェントのホスト名、ポート、group_IDs、プロキシの設定を行い、次のコマンドでエージェントをインストールします。
sudo RQTPARAMS="https://<URL>:<PORT> --gids <group_IDs>" --proxy http://<proxy>:<proxy port>" rpm-ostree installation <installer>.rpm- URL、Port は、Hive の URL とポートを指しています。
- (任意) Proxy と Proxy Port は、プロキシ URL とポートを指しています。
- (任意) group_IDs は、エージェントが所属するグループ ID を指しています。
- <installer>.rpm ファイルは、hive インストーラ・ファイルを指しています。
例：hive-installer-0.70.0-x86_64.rpm
- 新しいレイヤーパッケージは利用可能となりますが、アクティブではありません。これらのインストール手順が完了したら、新しいレイヤーを有効にするために再起動が必要となります。
Additional Information
現在、Toolbox を使用した ReaQta エージェントのインストールはサポートされておりません。
Related Information
Document Location
Worldwide
[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB24","label":"Security Software"},"Business Unit":{"code":"BU059","label":"IBM Software w\/o TPS"},"Product":{"code":"SSVOEH","label":"IBM Security ReaQta"},"ARM Category":[{"code":"a8m3p000000hBSZAA2","label":"Agent-\u003EInstallation-\u003ELinux"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF016","label":"Linux"}],"Version":"All Versions"}]
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Document Information
Modified date:
28 April 2023
UID
ibm16984369