IBM Support

[Db2] pureScale 環境で問題発生時に取得する資料

Question & Answer


Question

pureScale 環境で問題が発生した場合に取得が必要な資料について教えてください。

Answer

発生した問題に応じて、以下の資料の取得をご検討ください。
[初期資料]
  • 単一の db2support による包括的な資料収集
    任意のメンバーにインスタンス・オーナーでログインし、-purescale オプションを指定して db2support を実行します。カレント・ディレクトリーにすべてのメンバーおよび CF で収集された診断情報を含む db2support.zip が生成されます。
    db2support -purescale -d <dbname> -s
    注:取得に数分から数時間がかかることがあるため、それが許容されない場合はコンポーネントごとに資料を収集します。
  • 各コンポーネントごとの資料収集
    1. Db2 の診断情報:purescale オプションなしの db2support
      任意のメンバーにインスタンス・オーナーでログインし、以下のコマンドを実行します。
      db2support -d <dbname> -s
      注) デフォルトですべてのホストの情報が収集されます。問題が起きているメンバーの情報のみ採取したい場合は、問題の起きているメンバーにログインし、-localhost オプションを追加して db2support を採取します。問題のメンバーがホーム・ホストに戻っていない場合、restart light 先のホストでも db2support を採取します。
    2. Spectrum Scale の診断情報:gpfs.snap
      任意のクラスター・ホストに root ユーザーでログインし、以下のコマンドを実行します。
      注:コマンド実行時のカレント・ディレクトリーが共有ファイル・システム上でないことを確認してください。
      結果が /tmp/gpfs.snapOut* が出力されるので、そちらをお送り下さい。
      /usr/lpp/mmfs/bin/gpfs.snap
      詳細:Spectrum Scale 初期資料収集ガイド
    3. Tivoli SA MP および RSCT の診断情報:getsadata
      最初にマスター・ノードに root ユーザーでログインして実行します。続いて各ノードでも root でログインして取得します。
      マスター・ノードは lssrc -ls IBM.RecoveryRM | grep -i master で確認可能です。
      getsadata -all
      詳細:[Db2] getsadata の取得手順 (Linux/UNIX 版)
[クラスター関連の問題]
  1. クラスターの状態を確認する資料
    以下のコマンドの出力をそれぞれファイルにしてお送りください。
    db2instance -list
    db2cluster -cm -list -alert
[リソース・モデルの整合性の問題]
  1. リソースの状態を確認する資料
    以下のコマンドの出力をファイルにしてお送りください。
    db2cluster -cm -verify –resources
関連情報
パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問

お問合せ先
技術的な内容に関して、パスポート・アドバンテージの契約のもと Db2 テクニカル・サポートへお問い合わせください。
Db2 テクニカル・サポート

[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB10","label":"Data and AI"},"Business Unit":{"code":"BU058","label":"IBM Infrastructure w\/TPS"},"Product":{"code":"SSEPGG","label":"Db2 for Linux, UNIX and Windows"},"ARM Category":[{"code":"a8m500000008Pm3AAE","label":"PureScale"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF025","label":"Platform Independent"}],"Version":"All Versions"}]

Document Information

Modified date:
29 June 2024

UID

ibm16851877