How To
Summary
IBM Cognos Configuration で、開始、保存や設定のテストを実施しようとした時に、次のエラーが発生します。
[ エラー ] 'Cognos' にある 'サポートする暗号スイート' という名前のパラメーターは現在無効です。
このエラーは、暗号化キーの破損によるものであり、Cognos サービスの適切ではない、あるいは予期しない停止が原因で発生することがあります。
Objective
Steps
- まずは、IBM Cognos Configuration で、設定のエクスポート(「ファイル」メニュー下の「名前を付けてエクスポート」)を試します。
- もし、そのエクスポートが成功する場合は、暗号化キーの再生成の手順を続けてください。もし、失敗する場合は、手順3に進みます。
- <Cognos Install>\configuration\certs ディレクトリ下をチェックし、CAMKeystore ファイルのサイズを確認します。ゼロバイトの場合は、IBM Cognos Configuration をクローズ後に、CAMKeystore.bkup ファイルをコピーして、CAMKeystore に名前を変更します。その後、再度、手順1、2を繰り返します。もし、それでもエクスポートが失敗する場合は、手順4に進みます。
- cogstartup.xml の名前を変更することなく、暗号化キーの再生成を試してみます。具体的な手順は以下となります。
- IBM Cognos Configuration をクローズして、<Cognos Install> ディレクトリ下の以下のファイルやディレクトリをバックアップし、削除します。
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<c11>/configuration/caSerial
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<c11>/configuration/certs/CAMCrypto.status
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<c11>/configuration/certs/CAMKeystore
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<c11>/configuration/certs/CAMKeystore.lock
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<c11>/temp/cam/freshness
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<c11>/configuration/csk
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- IBM Cognos Configuration をオープンして、再入力するために、次の項目の資格情報をチェックします。
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環境 -> 外部 JMS 資格情報 (もし、外部のメトリック監視ツールを使用してい場合、値を編集し、ユーザー名とパスワードを消去する必要があります。)
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監査データベース
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認証ソースのバインド資格情報
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コンテントストアデータベース
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通知データベースと SMTP メールサーバー
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一般的な資格情報を入力した後に、設定をテストします。もし、資格情報のセットが不足や未入力でエラーが発生した場合は、メッセージが示す設定の箇所を確認します。
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設定のテストが成功後、設定を保存し、Cognos サービスを起動します。
保存時にまだ暗号化エラーが発生する場合は、再度、手順5に戻って以降の手順を実施します。ただし、今度は手順5 で、 <c11>/configuration/cogstartup.xml ファイルの名前も変更します。これを実施することで、新規の cogstartup.xml が作成されますので、IBM Cognos Configuration 上すべての設定情報を手動で入力する必要があります。
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Document Location
Worldwide
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Modified date:
16 November 2022
UID
ibm16839689