IBM Support

ReaQta: Windows エージェントの TLS 1.2 のサポートについて

How To


Summary

IBM ReaQta では、エンドポイントとサーバー間の安全な接続を保証するために「 TLS 1.2 」を使用します。この技術情報では、エンドポイントが TLS 1.2 を使用して安全に通信できることを確認するための手順についてご案内します。

Environment

ReaQta  3.9.0 以上

Steps

TLS 1.2 で通信できないインストール済みの Windows エンドポイントは、ダッシュボードで「オフライン (offline) 」と表示されます。
  1. ReaQta サーバーに接続するには、エンドポイントの電源が入っており、ネットワーク環境が使用できるかご確認ください。
  2. Windows のコマンド・ラインから、以下のコマンドでローカル・サービスの「 keeper 」が実行されているかご確認ください。
    sc query keeper
  3. エンドポイントのシステム要件が満たされているかご確認ください。
  4. 問題が解決しない場合は、ReaQta サポートへお問い合わせください。
まだエージェントをインストールされていないエンドポイントで、TLS 1.2 の問題が存在する場合は、登録することができません。
  1. エージェントの登録ログでは、「 Backend communication problem 」と表示されます。
    • エージェントの登録ログを確認する方法については、こちらをご参照ください。
  2. 以下の Windows OS のいずれかを使用しているか確認します。
    • Windows 7
    • Windows Server 2008 R2
    • Windows Server 2012 R2
  3. 前述の手順に記載された OS は、元々 TLS 1.2 をサポートしていません。このため、最新の Microsoft Windows アップデートをすべて適用する必要があります。
  4. アップデート完了後、次の Microsoft のページを参照して、TLS 1.2 が正しく設定されていることをご確認してください。「 TLS 1.1 およびTLS1.2 をデフォルトのセキュリティ・プロトコルとして有効にするためのアップデート
     

Document Location

Worldwide


本文書は、米国 IBM 社の資料を翻訳した参考文書です。翻訳元の文書は、Related Information の翻訳元 (英語) リンクよりご参照ください。

[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB24","label":"Security Software"},"Business Unit":{"code":"BU059","label":"IBM Software w\/o TPS"},"Product":{"code":"SSVOEH","label":"IBM Security ReaQta"},"ARM Category":[{"code":"a8m3p000000hBSGAA2","label":"Agent-\u003EInstallation-\u003EWindows"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF033","label":"Windows"}],"Version":"All Versions"}]

Document Information

Modified date:
24 October 2022

UID

ibm16830219