IBM Support

管理対象コンピューターの接続先 ILMT サーバーを変更する方法

Question & Answer


Question

既存の IBM License Metric Tool (以下ILMT) サーバーを移行するため、新たにもう一台 ILMT サーバーを構築しました。
既存の管理対象コンピューターの接続先を、新しい ILMT サーバーに変更する方法を教えてください。
（ここでの 「ILMT サーバー」は、構成するコンポーネントとして BigFix サーバーを含んだ環境を指しています。）

Answer

既存の BigFix クライアントにある旧 BigFix サーバーのマストヘッド・ファイルを、新 BigFix サーバーのマストヘッド・ファイルと差し替えることで、管理対象コンピューターの接続先サーバーを変更することができます。
<手順>
1. 新サーバー上の下記マストヘッド・ファイルをコピーし、「actionsite.afxm」 にリネームします。
<Windows>
C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Installers\Client\masthead.afxm
<RHEL>
/var/opt/BESInstallers/Client/actionsite.axfm
2. 既存クライアントの下記マストヘッド・ファイルを、上記１. でコピー・リネームした新サーバーのマストヘッド・ファイルと差し替えます。
<Windowsの場合>
C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Client\actionsite.afxm
<UNIXの場合>
/etc/opt/BESClient/actionsite.afxm
3. 既存クライアント上で、BigFix クライアントを再起動します。
ご参考： BigFixクライアントの起動・停止方法
https://www.ibm.com/support/pages/node/718729
4. 新環境の BigFix コンソール上の 「すべてのコンテンツ」 > 「コンピュータ」 に、該当クライアントが表示されることを確認します。
上記完了後、新環境のクライアントに対して、 BigFix コンソールから以下の各種アクションを実行します。
- キャパシティースキャンの実行および結果のアップロード
- ソフトウェア・スキャンの開始
- ソフトウェア・スキャン結果のアップロード
尚、新環境の初期構成時に、「このデータ・ソースのデフォルトのスキャン・スケジュールの有効化」をチェックしていた場合（デフォルトはチェックオン）は、上記の各アクションが自動的に発行されますので、対応は不要です。

[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB45","label":"Automation"},"Business Unit":{"code":"BU059","label":"IBM Software w\/o TPS"},"Product":{"code":"SS8JFY","label":"IBM License Metric Tool"},"ARM Category":[{"code":"a8m50000000L2aOAAS","label":"BigFix Connectivity"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF025","label":"Platform Independent"}],"Version":"9.2.0"}]

Document Information

Modified date:
24 August 2022

UID

ibm16614987

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