Question & Answer
Question
Answer
IBM ソフトウェア製品は、パスポート・アドバンテージを通してテクニカル・サポートが提供されます。
WebSphere Application Server(以下、WAS)製品について、サポートセンターによく寄せられるご質問について、日本語や英語で公開しておりますFAQや技術文書の一覧をこちらで紹介しております。
この文書は、以下の項目で構成されております。
- IBM Documentation (製品資料) について
- WAS製品のサポートに関する全般 (前提条件やサポート終了日など)
- WAS製品のインストールパッケージやFixpackなどのダウンロードについて
- WAS製品のインストール、アップグレードなどについて
- WASで使用するjavaについて
- 構成・設定変更など
- 問題発生時の取得情報
- トラブル・シューティング
- 重要情報
- サポート・ライフサイクル・ポリシーについて
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● 各Edition、バージョンごとに製品マニュアルがありますので、該当のリンクよりご参照ください
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WAS Base Edition
WebSphere Application Server traditional 9.0.5.x (9.0.0.xも含む)
https://www.ibm.com/docs/ja/was/9.0.5
WebSphere Application Server 8.5.5.x
https://www.ibm.com/docs/ja/was/8.5.5 -
WAS Network Deployment Edition
WebSphere Application Server Network Deployment traditional 9.0.5.x (9.0.0.xも含む)
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/9.0.5
WebSphere Application Server Network Deployment 8.5.5.x
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/8.5.5 -
WAS Liberty
WebSphere Application Server Liberty base
https://www.ibm.com/docs/ja/was-liberty/base
WebSphere Application Server Network Deployment Liberty
https://www.ibm.com/docs/ja/was-liberty/nd
WebSphere Application Server Liberty Core
https://www.ibm.com/docs/ja/was-liberty/core -
WAS Express (V8.5.5のみ。V9では提供されていないEditionです)
WebSphere Application Server Express
https://www.ibm.com/docs/ja/was-express
備考: Express Edition専用のマニュアルはなく、WAS Base Editionのマニュアルをご参照いただくようになっています。また、32bit版 Javaを使用したWASのみ提供されており、64bit版 Javaに対応しておりませんが、64bit OS上で稼働することは可能ですし、サポートされております。
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● 前提条件: WAS製品の稼働がサポートされているOSや、WAS製品上で稼動するソフトウェア製品は、以下のサイトで確認できます
IBM Software Product Compatibility Reports (SPCR) (英語)
https://www.ibm.com/software/reports/compatibility/clarity/index.html
例: ソフトウェア製品からサポート OS を調べる場合
- SPCRのトップページで ”Select a product. Get the list of the operating systems that it supports.” の "Create a report" をクリック。
- ”Operating systems for a specific product” ページで、調べたいソフトウェア製品の製品名やバージョン等の検索条件を入力し、
バージョン選択後に表示される "Operating system platforms" で、調べたいOSにチェックを入れ、Submit ボタンをクリック。 - 別ウィンドウにサポートされるOSのバージョンが表示されます。
● IBM HTTP Server for WebSphere(IHS)のサポートについて
WASとともに使用されるIHSは、WASに対する「従プログラム」として提供されていますが、サポートされる構成が決まっています。
以下の文書にて、IHSのサポートされる構成を図解でわかりやすく解説していますので、ご参照ください。
https://www.ibm.com/support/pages/node/6508719
● サポート終了日は以下のサイトで確認できます
Software lifecycle (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/lifecycle/
なお、WAS V8.5.5およびV9については、サポート終了日は決定しておりません。
少なくとも2030年まで標準サポートを提供予定です。詳細については、以下の文書をご参照ください。https://www.ibm.com/support/pages/node/6195845
(IHS V8.5.5のサポートは2025 年12月31日で終了すること などが記載されております。)
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● パスポート・アドバンテージ・オンラインから 製品のインストールパッケージをダウンロードする手順
以下のサイトをご参照いただき、ガイドに従ってダウンロードください。
パスポート・アドバンテージ・オンラインのダウンロードサイトでは、個々のパッケージのパーツ番号(part numbers)で検索することができます。
- バージョン V9.0.5
V9.0.5: Download WebSphere Application Server Version 9.0.5 from Passport Advantage Online (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/886233 - バージョン V9.0
V9.0: Download WebSphere Application Server Version 9 from Passport Advantage Online (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/617577 - バージョン V8.5.5
How to download WebSphere Application Server Version 8.5.5 from Passport Advantage Online (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/593653
補足:
- Editionごとにパーツ番号が分かれておりますので、対象のEditionの列をご確認ください。
- パスポートアドバンテージオンラインにアクセスするためには、有効なパスポート・アドバンテージ契約のもと、アクセス権を持つユーザーが必要となります。
お客様向けパスポート・アドバンテージ・オンライン
https://www.ibm.com/software/jp/passportadvantage/pao_customer.html
パスポート・アドバンテージ・オンラインへのアクセスや登録、ダウンロードについてのご質問は、eCustomer Care(PA事務局)までお問い合わせください。
https://www.ibm.com/contact/jp/ja/help_chat.html
- 製品を導入する際に使用する IBM Installation Manager は、最新バージョンの使用を推奨いたします。インストールパッケージは以下の URL からダウンロード可能です。
Installation Manager and Packaging Utility download documents (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/609575
導入バージョンの"Download document"をクリックし、ご入手ください
● traditional WAS および WebSphere Liberty で提供されているFixの一覧
最新のバージョンやFixpackのレベルを一覧表よりご確認いただけます。
- Recommended updates for WebSphere Application Server (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/715553
補足:
- Fixpackおよびifixは、FixCentralというサイトからダウンロードします。
- ダウンロードするためには、有効なパスポート・アドバンテージ契約のもと、それに紐づいたアクセス権を持つユーザーが必要となります。
● WAS V8.5.5/V9.0.xリリースに対するFixPack提供の方針・考え方について
Fixpackのリリースサイクルや、Interim fix、Test fixを含め、それぞれのFixのリリースポリシーについては、以下をご参照ください。
Update Strategy for WebSphere Application Server V9.0 (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/597705
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● 製品のインストール手順について
製品のインストール手順については、前述の IBM Documentation (製品資料) にある「アプリケーション・サービス提供環境のインストール」 という章をご参照ください。
例: WebSphere Application Server Network Deployment 9.0.5.x の場合はこちらになります。
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/9.0.5?topic=90-installing-your-application-serving-environment
具体的な手順は、以下の項目配下にございます。
製品オファリングのインストール
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/9.0.5?topic=systems-installing-product-offerings
例: WebSphere Application Server Network Deployment 8.5.5.x の場合はこちらになります。
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/8.5.5?topic=855-installing-configuring-your-application-serving-environment
具体的な手順は、以下の項目配下にございます。
WebSphere Application Server のインストール
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/8.5.5?topic=systems-installing-websphere-application-server
● Fixのインストール手順について
Fixのインストール手順については、前述の IBM Documentation (製品資料) をご参照ください。
例: WebSphere Application Server Network Deployment 9.0.5.x の場合はこちらになります。
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/9.0.5?topic=systems-updating-product
例: WebSphere Application Server Network Deployment 8.5.5.x の場合はこちらになります。
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/8.5.5?topic=iupdos-installing-uninstalling-interim-fixes-fix-packs-distributed-operating-systems
● 画面付きのインストールガイドはありますか?
あります。
以前 developerWorks 日本語版に掲載されていた資料に、実際のインストール作業の画面イメージを使った導入ガイドがあります。現在は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。
WebSphere Application Server traditional V9 導入ガイド
https://community.ibm.com/community/user/wasdevops/viewdocument/websphere-application-server-tradit?CommunityKey=d6c93aa2-6e10-48da-96dc-3831da8ee185&tab=librarydocuments
WebSphere Application Server V8.5 導入ガイド
https://community.ibm.com/community/user/wasdevops/viewdocument/websphere-application-server-v85?CommunityKey=d6c93aa2-6e10-48da-96dc-3831da8ee185&tab=librarydocuments
掲載されている情報は、原則として公開された当時のものであり、現在の情報とは異なっている場合がありますのでご注意ください。
● Installation Managerのimclコマンドを使用してインストール可能なパッケージやiFixを確認する方法
https://www.ibm.com/support/pages/node/250997
● versionInfo コマンドでインストールの詳細情報を確認する方法
https://www.ibm.com/support/pages/node/520263
● 64bitシステムに 32bitのWASを導入する手順
Change to 32-bit architecture during the WAS installation on 64-bit system. (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/6253151
(注意: WAS V8.5.5での手順となります。WAS V9では32bitのWASの導入はサポートされておりません。)
● WAS V8.5.5.x など以前のバージョンから WAS V9.0.x にアップグレードするための手順
V8.5.5.xなど以前バージョンからV9.0.xにアップグレードするためには、前述の IBM Documentation (製品資料) にある マイグレーションの手順を実施いただく必要があります。
WAS Base Edition V9 --- 製品のマイグレーション
https://www.ibm.com/docs/ja/was/9.0.5?topic=interoperating-migrating-product-distributed-operating-systems
WAS ND Edition V9 --- 製品のマイグレーション
https://www.ibm.com/docs/ja/was-nd/9.0.5?topic=interoperating-migrating-product-distributed-operating-systems
補足:
- 2021年11月現在、サポートしているWASのバージョンは、WAS V8.5.5およびV9のみとなっています。それよりも古いバージョンからV8.5.5.xにアップグレードされる場合には、上記と同様に、前述の IBM Documentation (製品資料) のWAS V8.5.5マニュアルをご参照ください。上記 V9のリンクを開いたところから、左上の「バージョンの変更」より8.5.5に変更することでもご参照いただけます。
● 参考情報:
Fixpackやifixをダウンロード、インストールする手順を動画で公開しております。 英語ですが、画面遷移を見せながら進みますので、ご参考いただければ幸いです。
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How do I download the latest WebSphere Fixpack?
https://www.youtube.com/watch?v=DWCzdfvLZnE
(欲しいバージョンのFixpackの情報を見つけ出し、FixCentralからダウンロードする手順を紹介しています。) -
How do I install a Fixpack in WebSphere?
https://www.youtube.com/watch?v=GZbTgSDGkAo
(ダウンロードしたFixpackのzipファイルを解凍した状態から、ビデオは開始しています。 Installation Managerを使って、リポジトリに登録してから、インストールが完了するところまでの手順を紹介しています。) -
How do I Download an IFix from Fix Central for Websphere Application Server
https://www.youtube.com/watch?v=EX6VnLcXM0s
(FixCentralから直接検索して、ifixをダウンロードする手順を紹介しています。IBM IDでのログイン画面も紹介しています。) -
How do I Install an IFix in WebSphere Application Server
https://www.youtube.com/watch?v=_Q7Gc50HoSc
(ダウンロードした圧縮ファイルを任意のディレクトリに配置するところから、ビデオは開始しています。 Installation Managerを使って、リポジトリに登録してから、インストールが完了するところまでの手順を紹介しています。)
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● WAS V7/V8 サポート終了 およびWAS V8.5同梱のJava 6/7のサポート終了について
https://www.ibm.com/support/pages/node/682511
2022/07/29追記:
2022年7月にJava V7のサポートが終了となりましたので、それに伴い WAS FixPack 8.5.5.22から、Java V8が必須となりました。Java V7がWAS環境にインストールされていると8.5.5.22以降のFixPackを適用できません。WASがJava V7を使用するよう設定されている場合には、製品同梱のJava(V8またはV6)を使用するよう設定変更後、Java V7をアンインストールすることが、WAS本体へのFixPack適用の前提となりますのでご注意ください。
● WAS V9用のJava SDK V8を最新のレベルに更新したいのですが、どこからダウンロードできますか?
最新のバージョンは以下の WAS V9用のJava SDK V8のダウンロード・リンクの一覧 のサイトでご確認いただけます。
IBM SDK Java Technology Edition Version 8.0 for WebSphere Application Server V9 and WebSphere Liberty using Installation Manager (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/587245
● WebSphere Liberty用のJava SDK は、どこからダウンロードできますか?
以下の Liberty用のJava SDK V8/V11のダウンロード・リンク のサイトをご確認ください。
IBM Java SDKs for WebSphere Liberty
https://www.ibm.com/support/pages/node/598477
● WASのFixpackリリースの際に、一緒にリリースされたJava SDKバージョンは、以下のリンクの表にてご確認いただけます。
Verify Java SDK version shipped with IBM WebSphere AppServer fix packs (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/317689
参考) その他、WAS V8.5.5の古いFixPackレベルでリリースされていたJava SDKの情報については、以下にまとめられております。
● WAS V8.5.5用のJava SDKのダウンロード・リンクの一覧
IBM WebSphere Application Server v8.5 Java SDK i-fixes using Installation Manager (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/6209712
(注意: WAS V8.5.5のoptionalのjava SDKの修正提供は、2021年2月で終了しております。それ以降の修正は、バンドルされたjava SDKに対してのみ提供されます。)
● WAS V8.5.5.9からV8.5.5.13までのバージョンと一緒にリリースされたJava SDKのダウンロード・リンクの一覧
Latest IBM WebSphere Java SDKs for WebSphere Application Server V8.5 (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/597805
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■ プロファイル作成・サーバー管理・基本設定など
● プロファイルを作成し、サーバを構成し、運用するまでの一連の流れがわかる資料はありますか?
あります。
以前 developerWorks 日本語版に掲載されていた資料に、WAS V8.5の設計・運用管理に携わる方を対象に、構成検討・運用設計の指針を説明した資料があります。現在は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。
WebSphere Application Server V8.5 管理ガイド
https://community.ibm.com/community/user/wasdevops/viewdocument/websphere-application-server-v85-1?CommunityKey=d6c93aa2-6e10-48da-96dc-3831da8ee185&tab=librarydocuments
掲載されている情報は、原則として公開された当時のものであり、現在の情報とは異なっている場合がありますのでご注意ください。
その他にも、以前 developerWorks 日本語版に掲載されていた資料の多くは、現在以下のサイトにてダウンロードいただけます。
旧developerWorks 日本語版 転載文章一覧
https://community.ibm.com/community/user/wasdevops/blogs/takakiyo-tanaka1/2021/05/14/developerworks?CommunityKey=d6c93aa2-6e10-48da-96dc-3831da8ee185
例えば、初めて運用に携わる方には、以下の文書がおすすめです。
WebSphere Application Server (WAS) 虎の巻
https://community.ibm.com/community/user/wasdevops/viewdocument/websphere-application-server-was?CommunityKey=d6c93aa2-6e10-48da-96dc-3831da8ee185&tab=librarydocuments
● サーバーのホスト名を変更する場合に、WAS側で必要となる対応手順はありますか?
以下の技術文書をご確認ください。
■ 管理コンソールやwsadminコマンド操作など
● 管理コンソールに接続するための使用するポートの変更手順
管理コンソール上で、管理コンソール接続用のポート番号を変更する手順を紹介しています。
Changing the port for WAS Administrative Console using the GUI (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/6476598
(AdminAgentの場合、少し手順が異なりますのでご注意ください。)
● wsadminコマンドでログの出力先を変更する手順
How to change the log file location using the wsadmin and jython (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/6455593
● wsadminコマンドで汎用JVM引数を変更する手順
https://www.ibm.com/support/pages/node/6839453
■ セキュリティ関連の構成・設定変更など
● WASが独自で作成している証明書を認証局が発行した証明書に変更することは可能ですか
可能です。
英語文書とはなりますが、以下のリンクに WebSphere デフォルトの自己署名証明書を CA 証明書に置き換える際の手順がございます。(CA証明書ですので、変更される場合はお客様責任で行っていただく必要がございます。)
How do I replace the IBM default certificate With Third-party Certificate Authority (CA) certificate in Websphere Application Server Network Deployment via WAS admin console (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/1079067
● WASで TLS 1.2, TLS 1.3 を使用するよう設定する手順を教えてください
How can I configure WebSphere Application Server SSL protocol to use TLSv1.2 or TLSv1.3? (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/1077951
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■ WASで取得を依頼することが多い資料について
● 以下のリンク先の文書に記載されているデータが収集されていますと、調査を迅速に行うための助けとなります。
WebSphere資料収集ガイド
https://www.ibm.com/support/pages/node/215613
特に、上記リンク先文書の 「■ 一般的な問題の資料収集」 に記載しております資料収集コマンド/ツールはお願いする機会が多い資料となります。問題発生直後に取得することで、該当時間帯を含むログが上書きされてしまう状況を防ぐことにもなります。
そして、事象の内容によっては 「■ 問題の現象からみた資料収集」 に記載しております資料を揃えていただくと、円滑に調査を進めることができます。
例: セキュリティ関連の問題について
たとえば、セキュリティ関連のエラー(SSLHandshakeExceptionなど) が出るような問題が発生した場合に、詳しいログの調査が必要となることがあります。その場合、上記リンク先文書の「traditionalをご使用の場合:」の下にあるリストから、「MustGather: SSL problems on WebSphere Traditional」(英語) をご参照ください。
記載されている手順にしたがって、トレースを設定し、詳細なログをお願いすることがございます。証明書、プロトコル、Cipher Suites など様々な情報を確認できます。
■ IHSで取得を依頼することが多い資料について
IHS側の問題で調査が必要な場合、以下のリンク先にリストされているMustGather記載の情報などをいただくことがあります。
IBM HTTP Server Diagnostic Tools and Info (英語)
https://publib.boulder.ibm.com/httpserv/ihsdiag/index.html
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■ プロセスハングなどの事象について
● Symantec Endpoint Protection(SEP)が稼働するWindows環境で、ごく稀にWASが起動中にハングする
https://www.ibm.com/support/pages/node/719943
■ JVMの初期化処理が失敗する事象について
●WAS起動時に、JVMの初期化処理自体が失敗する
キャッシュ・データが破損していたり、不備があった場合に、JVMの初期処理に失敗します。以下に記載されている手順でキャッシュ破棄を実行し、再度起動処理を実行してください。
How to clear the WebSphere class caches (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/212877
■ データベース接続やセッション管理について
● WebSphere Application ServerにおいてSQLJを利用してDB2に接続するアプリケーションを共用接続で使用している場合にデータの保全性が保てない問題が発生
https://www.ibm.com/support/pages/node/532949
● WASセッションDB障害時のリクエスト遅延緩和策
https://www.ibm.com/support/pages/node/682627
■ トラブル・シューティング用のツール
パフォーマンスの問題やメモリー使用状況などを分析するツールなど、様々なトラブル・シューティング用のツールがあります。
問題解析の状況によっては使用することもございます。
WebSphere Application Server and Java Troubleshooting Tools (英語)
https://www.ibm.com/support/pages/node/1137850
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● 脆弱性報告については以下のサイトをご参照ください。
WebSphere Application Server(Liberty含む)の重要情報
(2018年10月から2019年12月までに発行されたWebSphere Application Server(Libertyを含む)に関するSecurity Bulletin情報など)
https://www.ibm.com/support/pages/node/734535
WebSphere Application Server(Liberty含む)の重要情報
(2020年1月以降に発行されたWebSphere Application Server(Libertyを含む)に関するSecurity Bulletin情報など)
https://www.ibm.com/support/pages/node/1285612
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● WAS traditionalのライフサイクル・ポリシー
https://www.ibm.com/support/pages/node/874846
● WebSphere Liberty:継続的シングル・ストリーム・デリバリー(SSCD)ライフサイクル・ポリシー
https://www.ibm.com/support/pages/node/873144
上記文書に記載の通り、もし現在お使いのFix Packレベルが5年以上前にリリースされたものである場合、IBMサポートに問題を報告するために、より最新のFix Packレベルに更新いただくことを推奨しております。
また、IBMサポートにて調査した結果、新規障害と判断され、かつ、効果的な回避策がない場合には、個別修正が解決策となる場合がございますが、原則的に個別修正が作成されるのはリリースされてから2年(Libertyの場合は6ヶ月の場合もあります)以内になるFix Packに対してになります。
上記を踏まえまして、予防保守の観点からも、最新のFix Pack適用をお勧めいたします。
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お問合せ先
技術的な内容に関して、サービス契約のもと IBM サービス・ラインにお問い合わせください。
IBMサービス・ライン https://www.ibm.com/downloads/cas/83YNQ56Z
補足: ソフトウェアのライセンスに関するご質問につきましては、技術サポートの窓口では対応しておりません。
詳細につきましては、弊社担当営業 または ご購入元の代理店様へお問合せくださいますようお願いいたします。
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Document Information
Modified date:
01 August 2024
UID
ibm16515520