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[Db2] Db2 レジストリ変数の設定が予期せず削除されることがある (IM-11-00D)

Question & Answer


Question

db2set -all コマンドで Db2 のレジストリ変数の内容を表示させたところ、これまで設定されていた内容が削除されていました。なぜでしょう。

Answer

複数のユーザーがほぼ同時に db2set コマンドを使って Db2 レジストリ変数の更新を行なうと、インスタンスレベル Db2 レジストリ変数を保管しているファイル $INSTHOME/sqllib/profile.env のサイズがゼロになり、Db2 レジストリ変数の設定が失われることがあります。
Db2 レジストリ変数が削除された結果、Db2 が期待しない動作をすることがあります。

例：
DB2COMM=TCPIP の設定が削除されたため、インスタンス再起動後に TCP/IP 経由のリモート接続が SQL30081N で失敗するようになった。

運用上の考慮点
  • Db2 レジストリ変数の更新は、特定の管理者が単一のセッションから実施するようにして、複数のセッションから同時に更新することがないように注意してください。また、db2set コマンドの -r オプションでレジストリ変数の設定がリセットされるのでご注意ください。
  • 以下の障害により、複数の Db2 インスタンスが存在するシステムで、いずれかのインスタンスを除去すると、残ったインスタンスのプロファイル・レジストリが誤って除去されることがあります。
    IT08196/IT07970/IT07516: RUNNING DB2IDROP OR DB2IUPDT TOOLS ON ONE INSTANCE MIGHT CAUSE DROPPING PROFILE ON ANOTHER INSTANCE FROM THE SAME INSTALLATION
    IT13082 /IT13509 RUNNING DB2IDROP OR DB2IUPDT TOOLS ON ONE INSTANCE MIGHT CAUSE DROPPING PROFILE ON ANOTHER INSTANCE FROM THE SAME INSTALLATION
お問合せ先
技術的な内容に関して、パスポート・アドバンテージの契約のもと Db2 テクニカル・サポートへお問い合わせください。
Db2 テクニカル・サポート

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Historical Number

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Document Information

Modified date:
15 August 2023

UID

jpn1J1007013

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