Question & Answer
Question
Db2 が動作するコンピューターでアンチウィルス・ソフトウェアを稼働させるときの考慮点はありますか。
Cause
Db2 が使用するファイルおよびディレクトリーをアンチウィルス・ソフトウェアの監視対象にした場合、以下のような問題が発生することが報告されています。(この例は全ての問題を網羅したものではありません)
- Database marked bad due to ZRC=0x870F000E (a locked file was encountered)
アンチウィルスソフトウェアなどによってデータベース関連ファイルがロックされると、データベースが不良とマークされて停止する - アンチウィルスソフトウェアによって制御ファイルがロックされ、データベース接続などがハングする
- アンチウィルスソフトウェアによって制御ファイルへのアクセスが拒否され、データベース接続が SQL1042C で失敗する
- 特定のアンチウィルスソフトウェア (Sophos Anti-Virus) が動作している環境で、CREATE DATABASE が SQL0901N (理由 "Length in PD=0, LFD length=1176)で失敗する。
Answer
Db2 関連のファイルは、アンチウィルスソフトウェアの検査対象から外して下さい。
対象外にすべきディレクトリーおよびファイルは以下のとおりです。
対象外にすべきディレクトリーおよびファイルは以下のとおりです。
- インストール・ディレクトリー
- インスタンス・ディレクトリー
- データベース・ディレクトリー
- トランザクション・ログ
- 表スペース・コンテナ
(自動ストレージが有効なデータベースは、ストレージ・パスにコンテナが配置されます。)
Db2 のディレクトリー構造は以下のページを参照してください。
各データベースが使用するディレクトリーは、データベースに接続後に DBPATHS 管理ビューで一覧できます。
例
関連情報
db2 connect to <データベース名>
db2 "select * from sysibmadm.dbpaths"
関連情報
[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB10","label":"Data and AI"},"Business Unit":{"code":"BU058","label":"IBM Infrastructure w\/TPS"},"Product":{"code":"SSEPGG","label":"Db2 for Linux, UNIX and Windows"},"ARM Category":[{"code":"a8m500000008PkgAAE","label":"Database Objects"},{"code":"a8m500000008PlZAAU","label":"Database Objects-\u003ETablespaces"},{"code":"a8m500000008PkuAAE","label":"Security and Plug-Ins"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF025","label":"Platform Independent"}],"Version":"All Versions"}]
Historical Number
4960831EE7FE0958492577970023CEF1
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Document Information
Modified date:
27 March 2024
UID
jpn1J1005138