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[Db2] データベース作成直後に自動保守を構成する方法

How To


Summary

自動保守のポリシーは SYSTOOLS.POLICY 表に保管されますが、データベース作成直後には SYSTOOLSSPACE (表スペース) も SYSTOOLS.POLICY 表も作成されていません。この Technote では自動保守のポリシーを構成できる方法を案内します。

SYSTOOLS.POLICY 表は、データベースを活動化しておくと、数十分の間に自動的に作成されます。
しかし、SYSTOOLS.POLICY 表が作成される前に automaint_set_policyfile プロシージャーなどで自動保守を構成しようとすると以下のエラーが返ります。

SQL1438N 自動保守ポリシー構成ファイルまたは LOB パラメーターが AUTOMAINT_SET_POLICY または AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された XML を処理中に、内部エラーが発生しました。 SQLSTATE=5U0ZZ

Steps

  1. 新規データベースを作成します。
    db2 create db <db_name>
  2. データベースにデータベース管理者として接続し、自動保守のポリシーを保管する表および表スペースを作成します。
    db2 connect to <db_name>
    db2 "CALL SYSPROC.SYSINSTALLOBJECTS('POLICY', 'D', CAST (NULL AS VARCHAR(128)),CAST (NULL AS VARCHAR(128)))"
    db2 "CALL SYSPROC.SYSINSTALLOBJECTS('POLICY', 'C', CAST (NULL AS VARCHAR(128)),CAST (NULL AS VARCHAR(128)))"
    cd <sqllib>\bnd
    db2 bind db2policy.bnd
    注:<sqllib> はインスタンス・オーナーのホーム・ディレクトリー以下の sqllib (Linux/Unix) もしくは <program_files>/IBM/SQLLIB (Windows)
     
  3. 自動保守のポリシーを設定します。
    設定方法の詳細は以下の文書を参照してください。
    [Db2W] 自動保守のコマンドラインによる構成方法
お問合せ先
技術的な内容に関して、パスポート・アドバンテージの契約のもと Db2 テクニカル・サポートへお問い合わせください。
Db2 テクニカル・サポート

Document Location

Worldwide

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Document Information

Modified date:
15 August 2023

UID

ibm16457481