IBM Support

ILMT/BigFixサーバーの起動・停止について

Question & Answer


Question

ILMTサーバーとBigFixサーバーの起動・停止について、注意するべき点はありますか。

プロセス/サービスの起動・停止の順序はありますか。

Answer

ILMTサーバーとBigFixサーバーは、OSの再起動にあわせ自動起動・自動停止しますが、データベースのデータ保全のために、次の順序でプロセス/サービスを起動・停止させることをお勧めします。

<Windows>
==========
起動：
1. SQL Server (SQLEXPRESS)
2. BES Root Server
3. BES FillDB
4. BES GatherDB
5. BES Gather Service　※BigFix9.5.6以下の場合
6. BES クライアント
7. BES Web Reports Server
8. "C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Client\LMT\VMMAN\vmman.bat" -run　※ローカルVMマネージャー・ツールの場合は不要
9. "C:\Program Files\IBM\LMT\cli\srvstart.bat"　※注


上記1.～7. はWindowsのサービスを開始します。8. 9. は、コマンドプロンプトより実行します。

※注2　コマンド実行時に下記リンクのエラーが表示されても、問題ありません。

ILMT 停止・起動時に出力されるエラーメッセージ (OpenService FAILED 1060)
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22011092


停止：
1. "C:\Program Files\IBM\LMT\cli\srvstop.bat"　※注
2. "C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Client\LMT\VMMAN\vmman.bat" -stop　※ローカルVMマネージャー・ツールの場合は不要
3. BES Web Reports Server
4. BES クライアント
5. BES Gather Service　※BigFix9.5.6以下の場合
6. BES GatherDB
7. BES FillDB
8. BES Root Server
9. SQL Server (SQLEXPRESS)　


上記1. 2. は、コマンドプロンプトより実行します。3.～9. はWindowsのサービスを停止します。

※注　コマンド実行時に下記リンクのエラーが表示されても、問題ありません。

ILMT 停止・起動時に出力されるエラーメッセージ (OpenService FAILED 1060)
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg22011092

==========

<RHEL>
==========
起動： 下記コマンドを順に実行します。
1. db2start 　※インスタンスオーナーユーザーにて実行
2. service besserver start
3. service besfilldb start
4. service besgatherdb start
5. service beswebreports start
6. service besclient start
7. /var/opt/BESClient/LMT/VMMAN/vmman.sh -run　※ローカルVMマネージャー・ツールの場合は不要
8. /opt/ibm/LMT/cli/srvstart.sh

停止： 下記コマンドを順に実行します。
1. /opt/ibm/LMT/cli/srvstop.sh
2. /var/opt/BESClient/LMT/VMMAN/vmman.sh -stop　※ローカルVMマネージャー・ツールの場合は不要
3. service besclient stop
4. service beswebreports stop
5. service besgatherdb stop
6. service besfilldb stop
7. service besserver stop
8. db2stop 　※インスタンスオーナーユーザーにて実行
==========

【補足】ローカルVMマネージャー・ツールについて

ILMT 9.2.22 以降の新規インストールでは、デフォルトでローカルVMマネージャー・ツールが使用されます。ローカルVMマネージャー・ツールは、ILMTサーバーと同時に自動的に起動/停止されるため、手動での起動/停止の操作は不要です。現在ご利用のデプロイメント・タイプは、ILMTのWebインターフェース > 「管理」 > 「VMマネージャー」 > 「デプロイメント・タイプ」よりご確認ください。

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Document Information

Modified date:
03 June 2021

UID

swg22012156

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