Question & Answer
Question
Answer
Capacity on Demand（CoD）は、 予め搭載された未使用（非活動）のプロセッサー/メモリー資源を、システムの停止なしに活動化して論理区画（LPAR）に追加することを可能にする機能 で、IBM Power Systems、System i、System pで提供されます。この機能により、お客様は必要なときに必要なシステム資源（プロセッサー/メモリー）を1way/1GB単位※1で使用可能になります。CoDはお客様ニーズに応じてシステム資源を柔軟に有効活用するための、さまざまな機能を提供します。
システム資源の動的な拡張の例
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Dynamic LPAR（動的構成変更）機能を使用して、プロセッサー2wayとメモリー8GBをLPARに動的に追加
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Micro-Partitioning 環境でプロセッサー資源を100%使用する状況が発生したため、自動的に未使用のプロセッサーを活動化してLPARが使用
計画済み成長への対応
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予備/未使用のシステム資源を恒久起動
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Capacity Upgrade on Demand（CUoD）による恒久的なキャパシティの拡張
ビジネス・ピークへの対応
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予備/未使用のシステム資源を一時的に起動
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以下のいずれかの機能によりキャパシティを一時的に拡張
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On/Off CoD（使用量に応じた料金を後払いする方式）
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Reserve CoD（30プロセッサー・日分の使用量を事前購入する方式）（POWER5）
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Utility CoD（Shared processor poolのCPUを自動的にOn/Offする機能）（POWER6）
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【CoDの特長と使用目的】
| 機能 | 特長 | 使用目的 |
| CUoD | 恒久的なリソース起動 対象リソース：プロセッサーとメモリー | ビジネスの発展に伴う、処理能力の増強 |
| On/Off CoD | 手動での一時的なリソース起動 対象リソース：プロセッサーとメモリー | 負荷の増減が予測可能な場合 起動/停止が緊急でない場合 |
| Utility CoD※2 | Shared Processor Poolに対して、一時的かつ自動的に処理能力を増強 対象リソース：POWER6プロセッサー | 予測不能な突然の負荷増に遅滞無く対応する必要がある場合 |
| Reserve CoD | Shared Processor Poolに対して、一時的かつ自動的に処理能力を増強 対象リソース：POWER5プロセッサー | 予測不能な突然の負荷増に遅滞無く対応する必要がある場合 |
| Trial CoD | 試用目的での連続30日間の起動（無料） 対象リソース：プロセッサーとメモリー | パフォーマンスの低下がCPUやメモリーの追加で解決できるかをテストしたい場合 |
| CBU for DR（Disaster Recovery） | 障害や災害時に、業務を引き継ぐための予備専用機に適用。On/Off CoD機能を使用 対象リソース：プロセッサー | 障害時/災害時の切り替え用専用機 |
⇒ Capacity on demandユーザー・ガイド（POWER6搭載システム用）（英語、463KB）
※1 Trial CoDを除く。Trial CoDは2way（and/or）4GBの起動、もしくは未使用のプロセッサー（and/or）メモリー資源の全起動。
※2 Utilitiy CoDは、POWER6プロセッサーでのみ使用でき、POWER5プロセッサーのReserve CoDを置き換えるものです。いずれもShared Processor Poolに対するCoD機能のため、Micro-Partitioning環境で使用します。
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Document Information
Modified date:
27 December 2019
UID
ibm11164862