How To
Summary
Advanced System Management Interface(ASMI)は、サービス・プロセッサーとのインターフェースです。サービス・プロセッサー・エラー・ログの読み取り、VPD(重要プロダクト・データ)の読み取り、サービス・プロセッサーのセットアップ、およびシステム電源の制御などの、一般的レベルおよび管理者レベルの保守作業を実 行する際に使用します。ASMIは、サービス・プロセッサー・メニューと呼ばれることもあります。
Steps
ASMIの使用によるサーバーの管理
管理対象システムを管理するための多くのタスクを、ASMIを使用して実行することが出来ます。
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システム情報の表示と変更
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パフォーマンス・オプションの設定
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ネットワーク・サービスの構成
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オンデマンド・ユーティリティーの使用 など
【ASMI 画面】
それぞれのタスクの詳細については、以下を参照して下さい。
ASMIへのアクセス方法
管理対象システムのHMCへの接続有無やシステムの状態に応じて 以下3通りの方法があります。※
1:HMCを使用するASMIへのアクセス
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システムがHMCで管理されている場合は、HMCを通してASMIにアクセスします。
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HMC画面左のナビゲーションエリア「システム管理」からASMIを起動するサーバーを選択します。タスクから「操作」、「拡張システム管理(ASM)の起動」を選択するとASMIが起動します。
2:PCまたはノートブックのWebブラウザーを使用するASMIへのアクセス
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管理対象システムがHMCに接続されていない時は、この方法を用います。
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初期構成の場合など、基本的には管理対象システムの背面にある HMC1またはHMC2のイーサネット・ポートと、PCまたはノートブックのイーサネット・ポートをイーサネット・ケーブルで接続し、HMCポートのIP アドレスに対して、PC上のブラウザーからhttpsプロトコルでアクセスします。
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初期構成の場合や、ASMI上でFSPを工場出荷時の状態に戻すFactory Configurationを実施後のHMCポートのIPアドレスは、下表を参照ください。
サービス・プロセッサー | サーバー・コネクター | サブネットマスク | IPアドレス |
サービス・プロセッサーA | HMC1 | 255.255.255.0 | 169.254.2.147 |
HMC2 | 255.255.255.0 | 169.254.3.147 | |
サービス・プロセッサーB (冗長化している場合) | HMC1 | 255.255.255.0 | 169.254.2.146 |
HMC2 | 255.255.255.0 | 169.254.3.146 |
例えば、HMCポートのIPアドレスが169.254.2.147の場合、PC上のブラウザーのアドレス欄(URL)に次のように入力します。
https://169.254.2.147
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ASMI上で、既にネットワーク構成などを変更している場合は、変更後のIPアドレスまたは、ホスト名、ドメイン名でのアクセスも可能です。
⇒ PCまたはノートブックのWebブラウザーを使用するASMIへのアクセス
3:ASCII端末を使用してのASMIへのアクセス
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管理対象システムのHMC接続有無に関わらず、システム筐体が通電され、Power Off状態にある時に利用可能です。
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システムのシステム・ポート(シリアル・ポート)にシリアルケーブルを接続し、以下属性でASCII端末を接続します。
属性 | 値 |
Line Speed | 19,200 |
Word length(bits) | 8 |
Parity | No |
Stop bit | 1 |
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「On Demand Utilities」などWebインタフェースの一部のASMIメニューは、ASCII端末では使用できません。
【ASCII端末 ASMI 画面】
※ グラフィックス端末を使用してASMIにアクセスすることは出来ません。
Document Location
Worldwide
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Document Information
Modified date:
27 December 2019
UID
ibm11164844