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[Db2] Db2 v11.5 Server エディションをインストールすると Developer-C/Communicty Edition がインストールされる

Question & Answer


Question

パスポート・アドバンテージ・オンラインから、Db2 Server v11.5 (CC1U4ML など) をダウンロードしてインストールすると、Db2 Developer-C (FP0)、Db2 Community Edition (m4fp0 以降) がインストールされます。
また、FixCentral から V11.5 Server フィックスパックをダウンロードしても同様です。
これはなぜですか、対処が必要な場合は教えてください。

Cause

Db2 v11.1 以前は、パスポート・アドバンテージからダウンロードした Db2 Server エディションをインストールすると、基本ライセンスまたは指定したエディションのライセンスが適用された状態になります。
Db2 v11.5 以降は、パスポート・アドバンテージからダウンロードした Db2 Server エディションをインストールすると、コミュニティ・エディションのライセンスが適用された状態になります。

Answer

Db2 v11.5 Server が Developer-C や Community Edition としてインストールされるのは期待される状態です。
Db2 Server 製品のインストール後、購入済のライセンス・ファイルをダウンロードして適用してください。
詳細は以下の Technote を参照してください。
[Db2] DB2 V9 以降のライセンス登録 (IM-10-00B)
注:ライセンス・ファイルのパーツ番号は V11.5.0、V11.5.4 以降、V11.5.6 以降、V11.5.8 以降で異なるため注意してください。なおフィックスパック適用に伴ってライセンスを更新する必要はありません。どのモディフィケーションパックのライセンス・パッケージに含まれる Db2 ライセンス・ファイルも同じものです。このため、たとえば 11.5.4 のパッケージに含まれるライセンス・ファイルを 11.5.8 に適用できます。
注:購入済みライセンス適用後もコミュニティ・エディションのライセンスが残る状態は期待されています。
運用上の考慮点
ライセンス・タイプがコミュニティのまま使用すると、以下のような制限が適用されるだけでなく、テクニカル・サポートも提供されません。このため、ご契約がある場合はインストール後すみやかにライセンスを適用してください。
  • Db2 データベース製品のエディションおよび Db2 オファリング
    > Db2 Developer-C Edition
    > 最大で 4 個のコアと 16 GB のメモリーまで使用できるように最適化されています。
    > REGULAR 表スペースまたは LARGE 表スペースは、MANAGED BY AUTOMATIC STORAGE タイプを使用する場合にのみサポートされます。

    > Db2 Community Edition
    最大でコア 4 個、メモリー 16 GB、ストレージ 100 GB を使用する物理システムまたは仮想システム用に最適化されています。
注:maxsize を指定しない表スペースの使用でライセンス・エラーが返る問題は m4fp0 で修正されています。
注:ライセンス登録前に表スペースを作成すると Community Edition の制限 (maxsize 100GB) が適用されることがあります。
お問合せ先
技術的な内容に関して、パスポート・アドバンテージの契約のもと Db2 テクニカル・サポートへお問い合わせください。
Db2 テクニカル・サポート

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Document Information

Modified date:
15 August 2023

UID

ibm11073020