IBM Support

ILMT7.5 の停止方法/アンインストール方法

Question & Answer


Question

1. ILMT7.5 サーバーと ILMT7.5 エージェントを完全に停止するにはどうすればよいですか。

2. ILMT7.5 サーバーと ILMT7.5 エージェントをアンインストールするにはどうすればよいですか。

Cause

ILMT9.x サーバーへ移行が完了し、ILMT7.5 サーバーがサポート終了になったため。

Answer

※本情報はご参考情報となります。ILMT7.5 は2017年4月30日を以ってサポート終了となりました。ILMT7.5についてお問い合わせを承ることができませんこと、何卒ご容赦下さい。


1. 停止方法 

【ILMT7.5 サーバーの停止】

1) ILMT7.5サーバーを次の方法で停止します。

  <WindowsOS>
  スタート > IBM > IBM License Metric Tool > サーバー停止

  <Unix/LinuxOS>
  /opt/IBM/LMT/cli/srvstop.sh -username tipadmin -password xxxxx(tipadminのパスワード)

2) DB2を停止します。

  <WindowsOS>
  スタート > IBM DB2 > DB2COPY1(デフォルト) > コマンド行ツール > コマンド・ウィンドウ-管理者 でコマンド画面を表示し、db2stop コマンドで停止します。

  <Unix/Linux>
  su - db2inst1
  db2stop

【ILMT7.5 エージェントの停止】

<AIX以外のOS>
  1) CLIから、エージェントインストールフォルダで次のコマンドを実行して停止します

    tlmagent -e

   ※デフォルトのエージェントインストールフォルダ
   <WindowsOS> C:\Windows\itlm
   <Linux/Unix> /var/itlm/

  2) 自動起動を停止します

   <WindowsOS>
   「管理ツール」-「サービス」より、下記サービスのスタートアップの種類を「手動」に切り替え、自動起動を停止します。
    『IBM License Metric Tool and Tivoli Asset Discovery for Distributed Agent』

   <Linux/Unix>
   自動起動および停止に関連するスクリプトを削除します。以下コマンドで検索し、"/etc/rc.d/init.d/tlm"、"S[正の整数]tlm"のファイルを削除ください。
    find /etc/rc.d -name "*tlm*"

<AIX>
  1) 次のコマンドを実行して停止します

  stopsrc -s tlmagent 

  2) 自動起動を停止するため、/etc/inittab に追加されていた以下のエントリを削除ください。

  tlmagent:2:once:/usr/bin/startsrc -s tlmagent


停止方法は以上です。


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2. アンインストール方法

【ILMT7.5 サーバーのアンインストール】

1) ILMT7.5 サーバー、DB2、ILMT7.5 エージェントを 1. の手順で停止します。

2) ILMT7.5 サーバーをアンインストールします。手順は下記のいずれかのマニュアルをご参照ください。
   組み込みの WebSphere Application Server、および Tivoli Integrated Portal は、以下の手順でILMT7.5サーバーと同時に削除されます。

a) 対話モードでのサーバーのアンインストール

   <WindowsOS>
   Windowsの「コントロールパネル」-「プログラムの追加と削除」/「プログラムと機能」より、『IBM License Metric Tool』を選択し、アンインストールします。
   アンインストール用ウィザードに従い、アンインストールを実行します。
   途中、TLMA データベース(ILMT で使用されるデータベース)をドロップするかどうかを選択するオプションが表示されるので、選択してドロップを行います。

  <Unix/LinuxOS>
  /opt/IBM/LMT/Uninstall/uninstall.sh を実行してアンインストール用ウィザードを起動し、アンインストールします。

b) サイレント・モードでのサーバーのアンインストール

   b-1) アンインストール用の応答ファイルを編集します。以下のエントリに true を指定することによって削除対象を指定します。

      応答ファイル:
      <WindowsOS>  C:\Program Files\IBM\LMT\Uninstall\uninstallresponse.txt
      <Unix/LinuxOS>  /opt/IBM/LMT/Uninstall/uninstallresponse.txt

      ILMT サーバーの削除:  RSP_UNINSTALL_ADMIN=true 
      ADMINDB データベースの削除:  RSP_UNINSTALL_ADMDB=ture 
      TLMA データベースの削除:  RSP_UNINSTALL_TLMA=ture

   b-2) 以下コマンドを実行します。
      <WindowsOS>
       "C:\Program Files\IBM\LMT\Uninstall\uninstall.bat" -f "C:\Program Files\IBM\LMT\Uninstall\uninstallresponse.txt" -i silent
      <Unix/LinuxOS>
       /opt/IBM/LMT/Uninstall/uninstall.sh -f /opt/IBM/LMT/Uninstall/uninstallresponse.txt -i silent


3) DB2をアンインストールします。手順は下記マニュアルをご参照ください。

<Windows OS>
DB2 製品のアンインストール (Windows)
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSEPGG_9.7.0/com.ibm.db2.luw.qb.server.doc/doc/t0007436.html

<Unix/Linux OS>
DB2 データベース製品のアンインストール (Linux および UNIX)
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSEPGG_9.7.0/com.ibm.db2.luw.qb.server.doc/doc/t0007439.html
db2_deinstall および doce_deinstall コマンドを使用した DB2 データベース製品の除去 (Linux および UNIX)
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSEPGG_9.7.0/com.ibm.db2.luw.qb.server.doc/doc/t0007435.html

4) ILMT7.5サーバー稼動サーバーに、次のフォルダが残存するため、削除ください。

<Windows OS>
  C:\Program Files\IBM\tivoli\common\COD

<Unix/Linux OS>
  /var/ibm/tivoli/common/COD
※ AIX の場合次のいずれかです。 
   - /var/ibm/tivoli/common/COD
   - /usr/ibm/tivoli/common/COD
   - /opt/ibm/tivoli/common/COD

【ILMT7.5 エージェントのアンインストール】

以下のスクリプト・コマンドを実行します。ILMT7.5エージェントのアンインストール時に、OS再起動は不要です。

<Windows OS>
C:\Windows\itlm\tlmunins.bat

<Unix/Linux OS>
/var/itlm/tlmunins.sh

<IBMi>
1) 次のコマンドを実行します
    DLTLICPGM LICPGM(1IBMTLM)
2) 次のディレクトリを削除します
    /QIBM/UserData/QITLM

アンインストール方法は以上です。

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Document Information

Modified date:
17 May 2023

UID

swg22007850