Question & Answer
Question
ILMT9.2サーバーを移設するため、ILMT9.2サーバーとBigFixサーバーが稼動するコンピューターのIPアドレスを変更する予定です。どのような影響がありますか。
Answer
ILMT/BigFixのライセンスファイル作成時に、ILMT/BigFixサーバーが稼動するコンピューターの DNS(ホスト名) もしくは IPアドレスを指定しますが、
このとき、DNS名 (ホスト名) を登録した場合には、構築後に IPアドレスを変更することが可能です。
以下の留意点に問題なければ、 IPアドレスをご変更いただいたのち、ILMT/BigFixに対して必要となる作業はございません。
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1. ILMT/BigFixサーバの新規構築のライセンスファイル作成時に、DNS (ホスト名) を登録すること
2. ILMT/BigFixサーバのIPアドレス変更時は、ILMT/BigFixサーバのホスト名が変わらず、BigFixクライアント側からホスト名による名前解決が可能となる状態を維持すること
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<理由>
ILMT/BigFixのライセンス登録時に、BigFixサーバとBigFixクライアント間の通信定義がなされ、「マストヘッドファイル」というファイルに定義されます。
指定した DNS(ホスト名) もしくは IPアドレスが登録された「マストヘッドファイル」を利用して、BigFixクライアントはBigFixサーバを特定することができ、BigFixクライアント・サーバ間の通信が開始されます。
What is a BigFix masthead file?
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21505775
抜粋-----
Acts as a configuration file with parameters such as BigFix Server IP Address or Server Name, port number, locking behavior, etc.
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このようなBigFixの通信仕様から、構築前のライセンスファイル登録時に、IPアドレスではなくDNS(ホスト名)を登録することによって、BigFixサーバ・クライアント間の名前解決と通信を担保することで IPアドレスは変更可能となります。
なお、ライセンス登録時にマストヘッドファイルに設定した DNS(ホスト名) もしくは IPアドレスは、以後、変更することができません。
そのため、マニュアル上は、安全を期して、BigFixサーバ稼動マシンのホスト名とIPアドレスを、いずれも変更不可としております。
IBM BigFix Platform 9.5 Knowledge Center > サイト認証情報の再作成
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSQL82_9.5.0/com.ibm.bigfix.doc/Platform/Config/c_re_creating_site_credentials.html
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サーバーの IP アドレスおよびホスト名やポート番号は変更しないでください。これらがサイト証明書の第一の識別子であるためです。
ライセンス要求時に指定した IP アドレスやポート番号を変更すると、そのライセンスは無効になり、IBM BigFix システムをフレッシュ・インストールしなければならなくなります。
サーバーを閉鎖する場合、必ず、同じ IP アドレスと同じポート番号を交換サーバーに適用してください。
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Document Information
Modified date:
26 April 2021
UID
swg22016807