IBM Support

IBM Content Collector 問題発生時の取得資料

Question & Answer


Question

IBM Content Collector 製品で問題が発生した場合、調査に必要な情報と取得資料を教えてください。

Answer

お送りいただく下記の情報は、IBM ソフトウェア・サポートがご使用の環境や問題を理解するのに役立ちます。
サポート・チームは通常これらの情報を必要とし、送付いただくことで問題調査と解決を早めます。
既にサポートにご連絡いただいている場合でも、データの収集をお願いする場合がございます。
問題内容とシステム環境をお知らせいただき、問題に合致するデータを収集してください。


【問題の記述】

  • どのようなメッセージを確認されていますか。どのような状況で発生していますか。
  • 問題は再現可能ですか。 再現可能な場合、詳細な問題再現手順をお知らせください。
  • 問題はいつから発生していますか。
  • 問題はどのくらいの頻度で発生しますか。
  • どのようなシステムで発生していますか。 (本番環境、開発環境、テスト環境、品質保証 (QA)、ステージング環境 等)
  • 最近システムの変更を行いましたか。
  • IBM Content Collector と前提条件のソフトウェア製品は、同じコンピュータ上で実行されていますか。
  • OS のシステム・イベント・ログにメッセージは記録されていますか。
  • この問題による業務への影響があれば具体的にお知らせください。


【環境】
システムの詳細をお知らせください。
  • パッチやサービスパック・レベルを含む、オペレーティング・システムの種類とバージョン
  • IBM Content Collector のバージョン、フィックスパック・レベル (個別フィックスを適用している場合はその情報)
  • ソース・システムのタイプ、バージョン、フィックスパック・レベル (例. Domino 8.0)
  • ターゲット・ リポジトリーのタイプ、プラットフォーム、バージョン、フィックスパック・レベル (例. AIX 上の IBM Content Manager の 8.4)
  • インストールしている IBM Content Collector は、単一ノードの環境でしょうか。または複数ノードの環境でしょうか。


【問題に固有の情報】
下記の問題に合致する項目に記載のファイル、データを収集してください。ログ設定を変更後、改めてデータ収集が必要になる場合があります。

IBMAFUROOT は、IBM Content Collector をインストールしたディレクトリーを表します。
例) C:\IBM\ContentCollector


インストール、アップグレード
  • 以下のログ・ファイルを収集してください。

    IBMAFUROOT\IBM_Content_Collector_InstallLog*.log
    IBMAFUROOT\msi\*.log


構成マネージャー
  • 環境変数 AFU_ADVANCEDEMAILCONFIG=1 を設定し、構成マネージャーを再起動して以下のファイルを収集してください。

    %TEMP%\AdvancedEmailConfig.component_name.log
    %TEMP%\AdvancedEmailConfig.component_name.xml
    例) AdvancedEmailConfig.connector.xml

    %TEMP% は TEMP 環境変数のディレクトリーを表します。


検索アプリケーション、リトリーブ
  • 構成マネージャーで 一般設定 > Webアプリケーションを開き、ログ設定タブを選択し、ログ・レベルを「トレース」に設定します。
    以下はログ・ファイルが生成されるデフォルトのディレクトリーです。

    IBMAFUROOT\AFUWeb\afu\logs
  • クライアントの Web ブラウザーで以下の URL を入力します。

    https://<your_AFUWebApp_Server>:11443/AFUConfig/Configuration?type=ibm.ctms.configWebService&unique=default

    <your_AFUWebApp_Server> はICC Webアプリケーションをインストールしたマシンのホスト名を指定します。
    Web アプリケーション・サーバーが構成データベースにアクセスできれば、構成 Web サービスの設定を含む XML ドキュメントが返されます。
    ご使用の Web ブラウザーによっては、XML ドキュメントを開くか保存するか求められる場合があります。ファイルを保存してご提供ください。
  • エクスポートした search_config.xml ファイルと search_mapping.xml ファイルをご提供ください。

    構成マネージャー > 一般設定 > アーカイブ・データ・アクセス を開き、中央のペインに表示されている「Eメールのアーカイブ・データ・アクセス」を選択します。
    右側のペインの拡張タブで「構成」について、エクスポートボタンをクリックしてsearch_config.xml という名前のファイルをデスクトップに保存します。
    右側のペインの拡張タブで「アーカイブ・マッピング」について、エクスポートボタンをクリックして search_mapping.xml という名前のファイルをデスクトップに保存します。


アーカイブ
  • プライマリー・ノードの IBM Content Collector サーバーで構成マネージャーを開き、上部メニューから ツール > タスク経路サービス構成 > タスク経路タブ > ログ設定で、ログ・レベルを「トレース2 (詳細ロギング)」 に設定し、変更を保存します。
  • 構成マネージャー > コネクターで、使用しているソース・コネクターを選択し、ログ・レベルを「トレース」または「トレース2 (詳細ロギング)」に設定します。
  • 同様の手順で、ターゲット・リポジトリーのコネクターについても、ログ・レベルを「トレース2 (詳細ロギング)」に設定します。
  • 問題を再現し、以下ディレクトリー内のログ・ファイルを収集します。

    IBMAFUROOT\ctms\log\*
    IBMAFUROOT\ctms\log\SUPPORT\* (存在する場合)
    IBMAFUROOT\ctms\audit\*
    IBMAFUROOT\notesdata\IBM_TECHNICAL_SUPPORT\* (存在する場合)
  • 構成マネージャーのタスク経路構成の画面ショットを取得します。
  • タスク経路をエクスポートしたファイルをご提供ください。
    (タスク経路名を選択し、右クリックでエクスポートを選択)


リストア
  • プライマリー・ノードの IBM Content Collector サーバーで構成マネージャーを開き、上部メニューから ツール > タスク経路サービス構成 > タスク経路タブ > ログ設定で、ログ・レベルを「トレース2 (詳細ロギング)」 に設定し、変更を保存します。
  • 構成マネージャー > コネクターで、使用しているソース・コネクターを選択し、ログ・レベルを「トレース」または「トレース2 (詳細ロギング)」 に設定します。
  • 同様の手順で、ターゲット・リポジトリーのコネクターについても、ログ・レベルを「トレース2 (詳細ロギング)」に設定します。
  • 構成マネージャー > 一般設定 > Web アプリケーション でログ設定タブを開き、ログ・レベルを「トレース」に設定します。
  • 問題を再現し、以下ディレクトリ内のログ・ファイルを収集します。

    IBMAFUROOT\AFUWeb\afu\logs
    IBMAFUROOT\ctms\log\*


Lotus Notes Client Extension
  • 環境変数 IBMAFU_NOTESDATABASE_HOOK_LOGLEVEL = 0 または 1 または 2 を設定します。 (0は簡略、2は最も詳細)
  • Lotus Notes クライアントのメニューから アクション > IBM Content Collector を開き、トレースを使用可能に設定します。
  • 以下のログ・ファイルを収集してください。

    %UserProfile%\IBM\ContentCollector\ICCNotesClientInfo.log
    %UserProfile%\IBM\ContentCollector\afu_notes_database_hook.log

    %UserProfile% は UserProfile 環境変数のディレクトリーを表します。


インデクサー
  • IBM Content Manager をご使用の場合、Content Manager ライブラリー・サーバー上の以下のファイルを収集してください。

    ICCINDEXER\IBM_InfoSphere_*.log
    ICCINDEXER\cfg\afuIndexerTrace.properties
    ICCINDEXER\GenDir\log\*

    ICCINDEXER は、IBM Content Manager ライブラリー・サーバー上に IBM Content Collector インデクサーをインストールしたディレクトリーを表します。

    例)
    C:\Program Files\IBM\ICCIndexer (Windows の場合)
    /opt/IBM/ICCIndexer (Linux/UNIX の場合)


関連情報
パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問
Collecting Data for IBM Content Collector product problems (原文)

お問合せ先
技術的な内容に関して、サービス契約のもと IBM サービス・ラインにお問い合わせください。
IBM サービス・ライン

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Document Information

Modified date:
17 June 2018

UID

swg21991306