IBM Support

[Db2] pureScale 環境でのアクティブ・ログ・パス内のログ・ファイルの個数

Question & Answer


Question

pureScale 環境で、LOGORIMARY+LOGSECOND で指定した数より多い数のログ・ファイルがアクティブ・ログ・パス上に残存することがあります。 原因を教えてください。

Cause

pureScale 環境とそれ以外では、ログ・ファイルの操作方法が異なります。

Answer

pureScale 環境では、GROUP BUFFER POOL (GBP) 内のダーティ・ページに関連したログ・ファイルがアクティブ・ログ・パスに残ります。
GBP 内のダーティ・ページは、page_age_trgt_gcr 構成パラメーターにより制御されます。
この動作によりアクティブ・ログ・パスに残存するログ・ファイルの個数は、LOGPRIMARY+LOGSECOND による制限を受けません。したがって、pureScale 環境ではアクティブ・ログ・パス内のログ・ファイルの数は、LOGPRIMARY+LOGSECOND による指定の数を越える可能性があります。
pureScale 環境におけるアクティブ・ログ・パス内のログ・ファイルの数を制御したい場合には、LOGPRIMARY+LOGSECOND に加えて page_age_trgt_gcr の値もチューニングする必要があります。

また、以下のことにも留意してください。
pureScale 環境以外ではクラッシュ・リカバリーに、FIRST ACTIVE LOG 以降のログ・ファイルを必要としますが、pureScale 環境では GBP のダーティ・ページに関連するログ・ファイルが必要です。
これらのログ・ファイルは、FIRST ACTIVE LOG より古い可能性があります。

関連情報

page_age_trgt_gcr - ページ存続期間のターゲット・グループ・クラッシュ・リカバリー構成パラメーター
PURESCALE ONLY: NUMBER OF LOG FILES IN ACTIVE LOG PATH MIGHT GROW EXCEEDING LOGPRIMARY+LOGSECOND.
[DB2 LUW] アクティブ・ログ・パスのログ・ファイル数

お問い合わせ先
技術的な内容に関して、パスポート・アドバンテージの契約のもと Db2 テクニカル・サポートへお問い合わせください。
Db2 テクニカル・サポート

[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB10","label":"Data and AI"},"Business Unit":{"code":"BU058","label":"IBM Infrastructure w\/TPS"},"Product":{"code":"SSEPGG","label":"Db2 for Linux, UNIX and Windows"},"ARM Category":[{"code":"a8m500000008Pm3AAE","label":"PureScale"},{"code":"a8m500000008PmcAAE","label":"Recovery-\u003ELogging"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF002","label":"AIX"},{"code":"PF016","label":"Linux"}],"Version":"10.5.0;11.1.0;11.5.0"}]

Document Information

Modified date:
15 August 2023

UID

swg21965489