Question & Answer
Question
db2sysc の core ファイルを取得しました。core ファイルと合わせてテクニカル・サポートへ送付する必要のある情報を教えてください。
Answer
[AIX]
snapcore コマンドは、プログラムによって使用される core ファイル、プログラム、およびライブラリーを収集し、その情報を pax ファイルに圧縮します。
snapcore コマンドは、core を生成したホストに root ユーザーでログインして実行してください。
※ <CORE_FILE> には、core ファイルのフルパスを指定します。
※ <db2sysc のフルパス> には、core ファイルを生成した db2sysc のフルパスを指定します。 which コマンドで確認します。
コマンドの例:
[Linux]
Linux 環境で core ファイルを出力したプログラムの関連ライブラリーを収集するには、gdb を attach して情報を収集し、libsgrabber.sh を実行してください。
※ <db2sysc のフルパス> には、core ファイルを生成した db2sysc のフルパスを指定します。 which コマンドで確認します。
※ gdb_commands.txt および libsgrabber.sh は IBM - MustGather: Crash on Linux から入手してください。
コマンドの例:
運用上の考慮点
関連情報
パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問
Collecting data for DB2 Abend (crash)
FAQ - Enabling coredumps for DB2 diagnostics for DB2 support
[DB2 LUW] ulimit(core) が unlimited にもかかわらず、DB2 の生成する core が切り捨てられる
[DB2 LUW] Linux で DB2FODC を設定しているにも関わらず core ファイルが生成されない
お問合せ先
技術的な内容に関して、サービス契約のもと IBM サービス・ラインにお問い合わせください。
IBM サービス・ライン
snapcore コマンドは、プログラムによって使用される core ファイル、プログラム、およびライブラリーを収集し、その情報を pax ファイルに圧縮します。
snapcore コマンドは、core を生成したホストに root ユーザーでログインして実行してください。
snapcore -d <作業ディレクトリー> <CORE_FILE> <db2sysc のフルパス>
※ <作業ディレクトリー> には、出力ファイル (snapcore*.pax) が生成される任意のディレクトリーを指定します。※ <CORE_FILE> には、core ファイルのフルパスを指定します。
※ <db2sysc のフルパス> には、core ファイルを生成した db2sysc のフルパスを指定します。 which コマンドで確認します。
コマンドの例:
$ which db2sysc
db2sysc is /home/db2inst1/sqllib/adm/db2sysc
$ exit
# snapcore -d /tmp /home/db2inst1/sqllib/db2dump/50855994.000.core/core /home/db2inst1/sqllib/adm/db2sysc
IBM Knowledge Center for AIX V7.1 - snapcore Command[Linux]
Linux 環境で core ファイルを出力したプログラムの関連ライブラリーを収集するには、gdb を attach して情報を収集し、libsgrabber.sh を実行してください。
$ ls -al <CORE_FILE> > timestamp.out
$ gdb -x gdb_commands.txt <db2sysc のフルパス> <CORE_FILE> > gdb_out.txt
$ ./libsgrabber.sh <db2sysc のフルパス> <CORE_FILE>
※ <CORE_FILE> には、core ファイルのフルパスを指定します。※ <db2sysc のフルパス> には、core ファイルを生成した db2sysc のフルパスを指定します。 which コマンドで確認します。
※ gdb_commands.txt および libsgrabber.sh は IBM - MustGather: Crash on Linux から入手してください。
コマンドの例:
$ which db2sysc
db2sysc is /home/db2inst1/sqllib/adm/db2sysc
$ gdb -x gdb_commands.txt /home/db2inst1/sqllib/adm/db2sysc /home/db2inst1/sqllib/db2dump/50855994.000.core/core > gdb_out.txt
$ libsgrabber.sh /home/db2inst1/sqllib/adm/db2sysc /home/db2inst1/sqllib/db2dump/50855994.000.core/core
運用上の考慮点
- db2snapcore は V11.1 以前のバージョンではすべてのライブラリーを収集できない可能性があるため、AIX 環境では snapcore コマンド、Linux 環境では libsgrabber.sh を使用することを検討ください。
db2snapcore - Unix および Linux 用 DB2 snapcore コマンド(V11.1)
db2snapcore- Linux および Solaris 用 DB2 snapcore コマンド(V10.5)
関連情報
パスポート・アドバンテージによく寄せられる質問
Collecting data for DB2 Abend (crash)
FAQ - Enabling coredumps for DB2 diagnostics for DB2 support
[DB2 LUW] ulimit(core) が unlimited にもかかわらず、DB2 の生成する core が切り捨てられる
[DB2 LUW] Linux で DB2FODC を設定しているにも関わらず core ファイルが生成されない
お問合せ先
技術的な内容に関して、サービス契約のもと IBM サービス・ラインにお問い合わせください。
IBM サービス・ライン
[{"Type":"MASTER","Line of Business":{"code":"LOB10","label":"Data and AI"},"Business Unit":{"code":"BU058","label":"IBM Infrastructure w\/TPS"},"Product":{"code":"SSEPGG","label":"Db2 for Linux, UNIX and Windows"},"ARM Category":[{"code":"a8m500000008PkpAAE","label":"OTHER - Uncategorized"}],"ARM Case Number":"","Platform":[{"code":"PF002","label":"AIX"},{"code":"PF016","label":"Linux"}],"Version":"All Versions"}]
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Document Information
Modified date:
19 October 2022
UID
swg22013133