Content Manager Enterprise Edition 問題発生時の取得資料

Content Manager Enterprise Edition は問題のトラブル・シューティングに使用できるログ・ファイルを生成します。
現在のログ・ファイル・パスやログ・レベルの確認方法、および変更方法は以下の通りです。

1. システム管理クライアントを起動し、[ツール] → [ログ構成] を選択すると、ログ構成ユーティリティーが起動します。
2. ログ構成ユーティリティーでは、以下のコンポーネントのログ・ファイルのパス、ログ・レベルを確認できます。
   - システム管理クライアント
   - ライブラリー・サーバー
   - リソース・マネージャー
   - Java API
   - C++ API
   - JavaBeans
3. 問題の再現性がある場合、ログ・レベルを「トレース (完全)」に変更して、問題発生時のトレースを収集してください。

デフォルトのログ・ファイル名とファイル・パスは以下の通りです。

【ライブラリー・サーバー・ログ・ファイル】

Windows 環境
IBMCMROOT¥log¥ls¥LSDBName¥ICMSERVER.log

Linux/UNIX 環境
IBMWorkingDirectory/log/ls/LSDBName/ICMSERVER.log

IBMCMROOT : Content Manager インストール・ディレクトリー (例: C:¥Program Files¥IBM¥db2cmv8)
IBMWorkingDirectory : インストール時に定義されるシステム管理ユーザーのホーム・ディレクトリー (例: /home/ibmcmadm)
LSDBName : ライブラリー・サーバー・データベース名 (例: icmnlsdb)


【リソース・マネージャー・ログ・ファイルと Java 仮想マシン (JVM) の ログ・ファイル】

Windows 環境
WAS_HOME¥profiles¥profileName¥logs¥serverName¥rm¥rm_appname¥icmrm.logfile
WAS_HOME¥profiles¥profileName¥logs¥serverName¥SystemOut.log
WAS_HOME¥profiles¥profileName¥logs¥serverName¥SystemErr.log

Linux/UNIX 環境
WAS_HOME/profiles/profileName/logs/serverName/rm/rm_appname/icmrm.logfile
WAS_HOME/profiles/profileName/logs/serverName/SystemOut.log
WAS_HOME/profiles/profileName/logs/serverName/SystemErr.log

WAS_HOME : WebSphere Application Server インストール・ディレクトリー (例: Windows 環境の場合 C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer。 Linux/UNIX 環境の場合 /opt/IBM/WebSphere/AppServer)
profileName : リソース・マネージャーのプロファイル名 (例: AppSrv01)
serverName : アプリケーションがデプロイされているアプリケーション・サーバー名 (例: server1)
rm_appname : WebSphere Application Server でのリソース・マネージャー・アプリケーション名 (例: icmrm)


【Java API のログ・ファイル】

Windows 環境
IBMCMROOT¥log¥connectors¥username.dklog.log

Linux/UNIX 環境
IBMWorkingDirectory/log/connectors/username.dklog.log

username : システム・ログオン・ユーザー ID


※ IBM ソフトウェア・サポートにお問い合わせの際は、以下の情報もご提供ください。

• CM の製品バージョン、フィックスパック情報
  Windows 環境
  IBMCMROOT¥bin¥cmlevel -l
  
  Linux/UNIX 環境
  /opt/IBM/db2cmv8/bin/cmlevel -l

• 問題発生時のアプリケーション・ログ・ファイル
• エラー・コードやエラー・メッセージを確認できる画面ショット

関連情報
CM のトラブルシューティング - ログ・ファイルの場所
IBM Content Manager コンポーネントのログ設定の指定

お問合せ先
技術的な内容に関して、サービス契約のもと IBM サービス・ラインにお問い合わせください。
IBM サービス・ライン