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Cognos Analytics で、ガーベッジコレクション (GC) のログ出力を有効にする方法について

How To


Summary

Cognos Analytics の特定の問題を診断するために、ガーベッジコレクションのログ出力が必要な場合があります。本技術資料では、デフォルトの IBM Java を使用するバンドルの WebSphere Liberty アプリケーションサーバーでのガベージコレクションのログ出力を有効にするために必要な手順を案内いたします。

本技術資料は、英文の資料#6445711 の日本語翻訳版となります。

Steps

  1. Cognos Analytics サーバー上、<CA インストール>\bin64\ 下に移動します。 
  2. bootstrap_wlp_<os>.xml をバックアップします。
  3. テキストエディターで、bootstrap_wlp_<os>.xml を開きます。
  4. 以下の行を探します。
    • <param>"-verbose:gc"</param>
  5. 上記の行の下に新しい行を挿入して、以下の別のパラメーターを既存のパラメーターリストに追加して保存します。
    • <param condName="${java_vendor}" condValue="IBM">"-Xverbosegclog:${install_path}/logs/verbosegc_%Y%m%d.%H%M%S.%pid.log,10,5000"</param>
    • image-20230131101732-1
  6. ログ出力を有効にするために、Cognos Analytics サービスを再起動します。
ガーベッジコレクションのログファイルは、<CA インストール>\logs 下に verbosegc_TIMESTAMP_PID.log として書き込まれます。この設定では、5000 のガベージコレクションエントリーを含む 10 個のログファイルを出力し、プロセスの再起動時に各プロセスに固有のログを生成することになります。

Document Location

Worldwide

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Document Information

Modified date:
30 January 2023

UID

ibm16890871