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2値変数×3値変数のクロス集計での多重比較の方法

How To


Summary

SPSS Statisticsの2値変数×3値変数のクロス集計で多重比較をする方法をご教示ください。

Objective

2値変数×3値変数のクロス集計表で多重比較をする方法としては[z検定]が考えられます。クロス集計表にアルファベット小文字（サブスクリプト文字）を追加して、行ごとに各列を有意水準0.050による差の検定でグループ分けをしております。

Steps

1.SPSS Statistics付属データの「survey_sample.sav」を開きます。Windowsは「C:\Program Files\IBM\SPSS\Statistics\27\Samples\Japanese\survey_sample.sav」、Macは「/Applications/IBM SPSS Statistics 27/Samples/Japanese/survey_sample.sav」にインストールされています。

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2. SPSS Statisticsメニューの[分析]→[記述統計]→[クロス集計表]をクリックし、[クロス集計表]ダイアログにて行変数に「就業状況」、列変数「婚姻状況」を指定します。

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3. [クロス集計表]ダイアログの[セル] ボタンをクリックし、[セル表示の設定]ダイアログにございます[z検定]枠の[列の割合を比較]をチェックします。必要に応じて[p値の調整（Bonferroni法）]もチェックしてください。[続行]ボタンで戻ります。

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4. 他の[クロス集計表]ダイアログの設定後、[OK]ボタンをクリックしてください。[クロス集計表]テーブルに「各サブスクリプト文字は、列の比率が .05 レベルでお互いに有意差がない 婚姻状況（列変数に指定した変数名）のカテゴリのサブセットを示します。」などの結果を返します。

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クロス集計表の集計度数に加えてa、b、cといった小文字（サブスクリプト文字）が入ります。就業状況ごとに婚姻状況を比較して同じ小文字の婚姻状況間は有意な差がないことを表しますので、正社員には「既婚、別離、未婚の度数の間に有意な差がない」「離婚、別離、未婚の度数の間に有意な差がない」となりますので、「既婚は死別、離婚の度数との間に有意な差がある」「死別は既婚、離婚、別離、未婚の度数との間に有意な差がある」「離婚は既婚、死別の度数との間に有意な差がある」「別離は死別の度数との間に有意な差がある」「未婚は死別の度数との間に有意な差がある」ということが出来ます。

Document Location

Worldwide

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Document Information

Modified date:
20 April 2021

UID

ibm16445347

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