IBM Support

トレースを設定する手順

Question & Answer


Question

トレース設定

Answer

WebSphereアプリケーション・サーバー(以下、WAS)のトレースを設定して、問題の判別と分析を行います。この文書では、トレースを設定する手順を説明します。

この文書の例では、トレースの1ファイルのサイズを100MBとし、20ファイルでファイルが循環するように設定します。
全部で2Gとサイズが大きくなるため、ディスクの空き容量にあわせて、1ファイルのサイズとファイル数を調整します。

 

 
目次
■ WAS V9/V8.5/V8.0/V7.0 アプリケーション・サーバー(始動時)
■ WAS V9/V8.5/V8.0/V7.0 アプリケーション・サーバー(ランタイム時)
当文書は、下記technoteを参考に作成しています。

Setting up a trace
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21254706

 

■ WAS V9/V8.5/V8.0/V7.0 アプリケーション・サーバー(始動時)  
  1. 管理コンソールで 「トラブルシューティング」 > 「ログおよびトレース」 を選択します。
  2. 一覧から該当のアプリケーションサーバー名を選択し、「診断トレース」を選択します。
    ※デプロイメント・マネージャー/ノード・エージェントにトレースを設定する場合は、該当のDmgr/NodeAgentを選択します。
  3. 構成タブで、一般プロパティーの下に表示されている「トレース出力」に以下を設定します。
    • "トレース出力"で「ファイル」を選択
    • "最大ファイル・サイズ"に100MBを指定
    • "ヒストリー・ファイルの最大数"に20を指定
    • "ファイル名"の確認 (デフォルトは${SERVER_LOG_ROOT}/trace.log)
  4. 適用を選択します。
  5. 構成タブで、追加プロパティーの下の「ログ詳細レベルの変更」を選択します。
  6. 構成タブで、一般プロパティーの下の「ログ詳細レベルの変更」でトレース仕様を設定します。

    トレース仕様:*=info:XXXXX
    XXXXX部分はSTSCよりガイドされた文字を指定します。
  7. 適用を選択します。
  8. 構成を保管し、アプリケーション・サーバーを再起動するとトレースが有効になります。
    ※デプロイメント・マネージャー/ノード・エージェントにトレースを設定した場合は、デプロイメント・マネージャー/ノード・エージェントを再起動します。
  9. トレース取得後は、*=infoに戻して下さい。
 

■ WAS V9/V8.5/V8.0/V7.0 アプリケーション・サーバー(ランタイム時).  
  1. 管理コンソールで 「トラブルシューティング」 > 「ログおよびトレース」 を選択します。
  2. 一覧から該当のアプリケーションサーバー名を選択し、「診断トレース」を選択します。
    ※デプロイメント・マネージャー/ノード・エージェントにトレースを設定する場合は、該当のDmgr/NodeAgentを選択します。
  3. ランタイムタブで、一般プロパティーの下に表示されている「トレース出力」に以下を設定します。
    • "トレース出力"で「ファイル」を選択
    • "最大ファイル・サイズ"に100MBを指定
    • "ヒストリー・ファイルの最大数"に20を指定
    • "ファイル名"の確認 (デフォルトは${SERVER_LOG_ROOT}/trace.log)
  4. 適用を選択します。
  5. ランタイムタブで、追加プロパティーの下の「ログ詳細レベルの変更」を選択します。
  6. ランタイムタブで、一般プロパティーの下の「ログ詳細レベルの変更」でトレース仕様を設定します。

    トレース仕様:*=info:XXXXX
    XXXXX部分はSTSCよりガイドされた文字を指定します。
  7. 適用を選択すると、トレースが有効になります。
  8. トレース取得後は、*=infoに戻して下さい。

[{"Product":{"code":"SSEQTP","label":"WebSphere Application Server"},"Business Unit":{"code":"BU053","label":"Cloud & Data Platform"},"Component":"Not Applicable","Platform":[{"code":"PF002","label":"AIX"},{"code":"PF010","label":"HP-UX"},{"code":"PF012","label":"IBM i"},{"code":"PF016","label":"Linux"},{"code":"PF027","label":"Solaris"},{"code":"PF033","label":"Windows"}],"Version":"8.5;8.0;7.0;6.1","Edition":"","Line of Business":{"code":"LOB45","label":"Automation"}}]

Document Information

Modified date:
06 January 2021

UID

swg21621135