ユーザー・プロファイルのパラメーター・フィールド

このトピックには、 ユーザー・プロファイル作成コマンド・プロンプトに表示されるユーザー・プロファイルのパラメーター・フィールドについての詳細が記載されています。

ユーザー・プロファイルの作成時、システムはプロファイルに *OBJMGT 権限および *CHANGE 権限を付与します。 これらの権限はシステム機能を行うために必要ですので、除去しないでください。

多くのシステム画面には、さまざまなユーザーの必要を満たすため、 操作援助レベルと呼ばれる、異なるバージョンが用意されています。
  • 初級操作援助レベル。情報量が少なく、技術用語は使用されていません。
  • 中級操作援助レベル。情報量が初級より多くなり、 技術用語が使用されています。
  • 上級操作援助レベル。技術用語が使用され、機能キーおよびオプションに 関する情報は必ずしも表示せず、データを最大限表示します。
続く項では、初級操作援助レベルおよび中級操作援助レベルの画面での ユーザー・プロファイル・フィールドの名称を示します。
フィールド・タイトル
この項目のタイトルは、ユーザー・プロファイル作成コマンド・プロンプトで 表示されるフィールド名を示します。 中間操作援助レベルまたはユーザー・プロファイル作成 (CRTUSRPRF) コマンドでユーザー・プロファイルを作成する際に、このタイトルが表示されます。
「ユーザーの追加」プロンプト:
これは、「ユーザーの追加」画面、 および初級操作援助レベルを使用する他のユーザー・プロファイル画面に、フィールド名がどのように表示されるかを示します。 初級操作援助レベルの画面は、ユーザー・プロファイル内のフィールドのサブセットを表示します。 「表示されない」は、そのフィールドが、 初級操作援助レベルの画面には表示されないことを意味します。 「ユーザーの追加」画面を使用してユーザー・プロファイルを作成する場合には、 表示されていないすべてのフィールドには、デフォルト値が使用されます。
CL パラメーター:
CL パラメーター名は、CL プログラムのフィールドに対して、 またはプロンプトを表示せずに ユーザー・プロファイル・コマンドを入力する場合に使用します。
長さ:
CL プログラムでユーザー・プロファイル検索 (RTVUSRPRF) コマンドを使用する場合は、パラメーターと関連するフィールドを定義するのにこの長さを使用します。
権限:
フィールドがライブラリーやプログラムなど、別個のオブジェクトを参照している 場合は、オブジェクトに対する権限要件が要求されています。ユーザー・プロファイルの作成/変更時に オブジェクトを指定するには、リストされている対応の権限が必要です。プロファイルを使用してサインオンする場合、 ユーザーはリストされている権限が必要になります。 例えば、ジョブ記述 JOBD1 でユーザー・プロファイル USERA を作成するには、 JOBD1 に対する *USE 権限がなければなりません。プロファイルでのサインオンを正常実行するには、 USERA は JOBD1 に対する *USE 権限を有していなければなりません。

さらに、各項では、フィールドの有効値と推奨事項を説明します。