DUMMY パラメーターの例

例 1
//OUTDD1  DD  DUMMY,DSNAME=X.X.Z,UNIT=3390,
//            SPACE=(TRK,(10,2)),DISP=(,CATLG)

DD ステートメント OUTDD1 で、ダミー・データ・セットを 定義します。ステートメント上に指定した他のパラメーターは、構文 チェックされますが、使用されません。

例 2
//IN1  DD  DUMMY,DCB=(BLKSIZE=800,LRECL=400,RECFM=FB)

DD ステートメント IN1 で、ダミー・データ・セットを定義します。DCB パラメーターにより、プログラムに提供されていないデータ制御ブロッ ク情報を提供します。これがなければ、ステップは異常終了する可能性があります。

例 3
//IN2 DD  DUMMY,DSNAME=ELLN,DISP=OLD,VOLUME=SER=11257,UNIT=3390
プロシージャー・ステップ STEP4 内に DD ステートメント IN2 が 入っているカタログ式プロシージャーを呼び出すとき、次のように コーディングすれば、DUMMY パラメーターを無効にすることができます。
//STEP4.IN2  DD  DSNAME=ELLN
例 4
//TAB  DD  DSNAME=APP.LEV12,DISP=OLD
プロシージャー・ステップ STEP1 内に DD ステートメント TAB が入っているカタ ログ式プロシージャーを呼び出す場合、次のようにコーディングすれば、この DD ステートメントでダミー・データ・セットを定義できます。
//STEP1.TAB  DD  DUMMY
例 5
//MSGS  DD  SYSOUT=A
プロシージャー・ステップ LOCK 内に DD ステートメント MSGS がある カタログ式プロシージャーを呼び出す場合、次のようにコーディングすることに より、この DD ステートメントでダミー・データ・セットを定義できます。
//LOCK.MSGS  DD  DUMMY