FIG (図)

FIG タグは、テキストがパネル上の他のテキストから区別されて、内側に 置かれたテキストの形式を失うことがないようにテキストの形式を定義します。

構文

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>>-<FIG--+-----------------+--+-----------------+--+--------+--->
         |        .-RULE-. |  |        .-PAGE-. |  '-NOSKIP-'   
         '-FRAME=-+-NONE-+-'  '-WIDTH=-+-COL--+-'               

>-->--+----------------+--</FIG>-------------------------------><
      '-figure-content-'           

パラメーター

FRAME=RULE | NONE
この属性は、図の周囲に置かれるフレームの種類を指定します。
RULE
破線が図の上と下に現れるように指定します。
NONE
フレームがないことを指定します。ブランク行が図の上と下に残されます。
WIDTH=PAGE | COL
この属性は、図をどこに位置合わせするかを指定します。 値 PAGE (デフォルト値) は、図を元の左マージンにフォーマット設定します。 値 COL は、図を現行の左マージンにフォーマット設定します。 FIG タグが、字下げをもたらす別のタグ (例えば UL タグ) の中に ネストされている場合、現行左マージンは、パネルの元の左マージンとは 異なる場合があります。
NOSKIP
この属性を指定すると、通常は図の前に入るブランク行をスキップします。
figure-content
これは、図定義のテキストです。

コメント

FIG タグは、テキストがパネル上の他のテキストから区別されて、内側に 置かれたテキストの形式を失うことがないようにテキストの形式を定義します。 情報領域内でワードの折り返しを行うのが通常であるタグ (P、NOTE、PARML など) であっても、それが FIG 定義の内側にネストされるときは、ワード・ラップは 行われません。さらに、ソース内のブランク・スペースとブランク行は、 図の中に維持されます。

いずれかの DTL ソース・テキスト行が、残りの利用可能なフォーマット設定用の幅 に合わせるには長すぎる場合、データは切り捨てられます。 図の中の最初の行が切り捨てられた時に警告メッセージが出されます。

図には、図の表題も含めることができ、これは FIGCAP タグで定義します (FIGCAP (図の表題)を参照)。

制限

処理

表 1. FIG 定義内にコーディングできるタグ
タグ 参照 使用法 必須
DL DL (定義リスト) 複数 任意
FIGCAP FIGCAP (図の表題) 単一 任意
HP HP (強調表示句) 複数 任意
NOTE NOTE (注) 複数 任意
NOTEL NOTEL (注リスト) 複数 任意
NT NT (注) 複数 任意
OL OL (番号付きリスト) 複数 任意
P P (パラグラフ) 複数 任意
PARML PARML (パラメーター・リスト) 複数 任意
PS PS (ポイント・アンド・シュート) 複数 任意
RP RP (参照句) 複数 任意
SL SL (単純リスト) 複数 任意
UL UL (番号なしリスト) 複数 任意
XMP XMP (例) 複数 任意

次のヘルプ・パネルのマークアップには、罫線フレームを持つ図の定義が含まれています。 図定義内のテキストの出力は、figure-content と同一です。 図 1 は、フォーマット設定された結果を示しています。
<!DOCTYPE DM SYSTEM>

<HELP NAME=fig DEPTH=20>ShelfBrowse Help
<AREA>
<INFO>
  <FIG>

    We're your local library...

           CHECK US OUT!


  </FIG>
</INFO>
</AREA>
</HELP>
図 1. 図
                 ShelfBrowse Help

 ------------------------------------------------

     We're your local library...

            CHECK US OUT!


 ------------------------------------------------







  F1=Help         F3=Exit         F5=Exhelp
  F6=Keyshelp     F7=PrvTopic     F8=NxtTopic
 F10=PrvPage     F11=NxtPage     F12=Cancel