MQCONN 呼び出しの例

MQCONN を使用して、特定のキュー・マネージャー、または複数のキュー・マネージャーのうちの 1 つに接続する例です。

次のそれぞれの例では、ネットワークは同じであり、同じ WebSphere® MQ MQI クライアントから 2 つのサーバーに定義された接続があります。(以下の例では、MQCONN 呼び出しの代わりに MQCONNX 呼び出しを使用できます。)

サーバー・マシン上で 2 つのキュー・マネージャーが稼働中であり、一方は SALE、他方は SALE_BACKUP という名前です。
図 1. MQCONN の例
2 つの MQI チャネルにより、2 つのキュー・マネージャーに接続しているクライアント: ALPHA から SALE、BETA から SALE_BACKUP。

これらの例のチャネルについての定義は、次のとおりです。

SALE の定義:
DEFINE CHANNEL(ALPHA) CHLTYPE(SVRCONN) TRPTYPE(TCP) +
DESCR('Server connection to WebSphere MQ MQI client')
 
DEFINE CHANNEL(ALPHA) CHLTYPE(CLNTCONN) TRPTYPE(TCP) +
CONNAME(9.20.4.26) DESCR('WebSphere MQ MQI client connection to server 1') +
QMNAME(SALE)
 
DEFINE CHANNEL(BETA) CHLTYPE(CLNTCONN) TRPTYPE(TCP) +
CONNAME(9.20.5.26) DESCR('WebSphere MQ MQI client connection to server 2') +
QMNAME(SALE)
SALE_BACKUP の定義:
DEFINE CHANNEL(BETA) CHLTYPE(SVRCONN) TRPTYPE(TCP) +
DESCR('Server connection to WebSphere MQ MQI client')

クライアント・チャネル定義は次のように要約できます。

名前 CHLTYPE TRPTYPE CONNAME QMNAME
ALPHA CLNTCONN TCP 9.20.4.26 SALE
BETA CLNTCONN TCP 9.20.5.26 SALE

資料 資料

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タイム・スタンプ・アイコン 最終更新: 2018 年 10 月 2 日 (火)
http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.5.0/com.ibm.mq.dev.doc/com.ibm.mq.dev.doc/q027540_.htm cs12720_