DATE スカラー関数

DATE 関数は、値から日付を戻します。

スキーマは SYSIBM です。

Oracle アプリケーションの Db2® 互換フィーチャーを使用する DATE の特殊な動作については、 TIMESTAMP (0) に基づく DATE データ・タイプで説明されています。

expression

組み込みデータ・タイプである DATE、TIMESTAMP、数値、または CLOB ではない文字ストリングのいずれかの値を戻す式です。

数値データ・タイプの値の場合、3 652 059 以下の整数値を持つ正の数でなければなりません。

文字ストリングの場合、日付かタイム・スタンプを表す有効なストリング表現、または長さ 7 のストリングでなければなりません。値が長さ 7 のストリングの場合、yyyynnn という形式の有効な日付を表していなければなりません。ここで、yyyy は年を示す数字、nnn は年間通算日を示す 001 から 366 までの数字です。

Unicode データベースでは、式によってグラフィック・ストリング・データ・タイプの値が戻る場合、値はまず文字ストリングに変換されてから、関数が実行されます。

関数の結果は DATE です。引数が NULL になる可能性がある場合、結果も NULL になる可能性があります。引数が NULL であれば、結果は NULL 値です。

その他の規則は、引数のデータ・タイプに応じて以下のように異なります。

引数が DATE、TIMESTAMP、あるいは日付またはタイム・スタンプの有効なストリング表記の場合
- 結果はその値の日付部分です。
引数が数値の場合
- 結果は、0001 (1 月 1 日) から数えて n -1 日後の日付です (n は数字の整数部分)。
引数が長さ 7 のストリングの場合
- 結果は、そのストリングで表された日付になります。

例

列 RECEIVED (データ・タイプは TIMESTAMP) には、「1988-12-25-17.12.30.000000」に相当する内部値が入っているものとします。

例 1: 以下の例の結果は、「1988-12-25」の内部表記になります。
```
   DATE(RECEIVED)
```
例 2: 以下の例の結果は、「1988-12-25」の内部表記になります。
```
   DATE('1988-12-25')
```
例 3: 以下の例の結果は、「1988-12-25」の内部表記になります。
```
   DATE('25.12.1988')
```
例 4: 以下の例の結果は、「0001-02-04」の内部表記になります。
```
   DATE(35)
```