SQL1250N インスタンスで XML フィーチャーが使用されているため、データベース・パーティションは追加されません。

説明

データベース・マネージャーのインスタンスには、XML オブジェクト (データ・タイプ XML の列を持つ表、XML スキーマ・リポジトリー・オブジェクトなど) が作成されたデータベースが少なくとも 1 つ作成されています。 XML オブジェクトがもう存在していない場合であっても、データベース・マネージャー・インスタンスは XML を使用したと見なされます。 このようにしてデータベース・マネージャー・インスタンスが XML を使用したとしていったん認識されると、そのインスタンスは複数のデータベース・パーティションを持つことが許可されなくなります。 データベース・パーティションを追加しようとすると、このエラーが戻されます。

ユーザー応答

インスタンスの一部であるデータベースのいずれかがデータ・タイプ XML の列または XML スキーマ・リポジトリー・オブジェクトを使用している場合には、複数のデータベース・パーティションを持つインスタンスを設定するには別のインスタンスが必要になります。

インスタンスにあるデータベースに XML データの保管を実際にしない場合には、インスタンスをクレンジングして XML データへのすべての参照を除去する必要があります。 データ・タイプ XML の列および XML スキーマ・リポジトリー・オブジェクトがもうない場合でも、インスタンスおよびデータベースに標識がまだ存在しています。 インスタンスの XML 標識およびデータベース・レベルの XML 標識を消去するための 2 つの方法があります。

  1. XML 以外のデータをインスタンスにある既存のデータベースからエクスポートします。 新しいデータベースを持つ新しいインスタンスを作成します。 新しいインスタンスにあるデータベースにデータをインポートします。
  2. パスワードで保護されている db2pdcfg オプションを使用して、インスタンス内の各データベースのデータベース構成内の XML 標識、およびインスタンスのデータベース・マネージャー構成用の XML 標識を変更します。 これを行う前に、インスタンス内のデータベースにタイプ XML の列が含まれないこと、および各データベースの XML スキーマ・リポジトリーが空であることはきわめて重要です。 このオプションを使用する際は、IBM サービスにお問い合わせください。

SQL1251W ヒューリスティック照会でデータが返されませんでした。

説明

データベースには、未確定トランザクションも、終了して同期点処理に入るのを待っているトランザクションもありません。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1252N CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントで指定されたソース・プロシージャー source-procedure-name のデータ・ソースで、複数のプロシージャーが識別されました。 理由コード = reason-code

説明

CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントで指定されたソース・プロシージャー procedure-name のデータ・ソースに、複数のプロシージャーが発見されました。 可能性のある理由コードは、以下のとおりです。
1
同一のソース・プロシージャー名およびソース・スキーマ名を持つ複数のソース・プロシージャーがデータ・ソースにあります。
2
同一のソース・プロシージャー名、ソース・スキーマ名、および NUMBER OF PARAMETERS を持つ複数のソース・プロシージャーがデータ・ソースにあります。
3
同一のソース・プロシージャー名を持つ複数のソース・プロシージャーがデータ・ソースにあります。

ユーザー応答

理由コードに基づいたアクションは、以下のとおりです。
1
CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントに NUMBER OF PARAMETERS を指定し、データ・ソースでプロシージャーをユニークに識別できるようにします。
2
CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントに UNIQUE ID を指定し、データ・ソースでプロシージャーをユニークに識別できるようにします。
3
CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントに source-schema-name を指定し、データ・ソースでプロシージャーをユニークに識別できるようにします。

sqlcode: -1252

sqlstate: 42725

SQL1253N source-procedure-name という名前のソース・プロシージャーがデータ・ソースで見つかりませんでした。 理由コード = reason-code

説明

CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントで指定されたソース・プロシージャーは、データ・ソースで見つかりませんでした。 可能性のある理由コードは、以下のとおりです。
1
ソース・オブジェクト名に加えて NUMBER OF PARAMETERS を指定しても、データ・ソースのプロシージャーを識別しません。
2
ソース・オブジェクト名に加えて NUMBER OF PARAMETERS および UNIQUE ID を指定しても、データ・ソースのプロシージャーを識別しません。
3
CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントで指定されたソース・パッケージ名は、データ・ソースで見つかりません。
4
CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントで指定されたソース・パッケージ名は、データ・ソースで無効としてマークされています。
5
ソース・オブジェクト名ではデータ・ソースのプロシージャーを識別しません。
6
ソース・オブジェクト名は UNIQUE ID を指定しますが、UNIQUE ID はデータ・ソースでサポートされていません。

ユーザー応答

理由コードに基づいたアクションは、以下のとおりです。
1
指定された NUMBER OF PARAMETERS が正しいことを確認してください。
2
指定された UNIQUE ID がデータ・ソースで有効であり、データ・ソースでプロシージャーを識別することを確認してください。
3
指定されたソース・パッケージ名が正しいことを確認してください。
4
データ・ソースでパッケージ定義を訂正してください。
5
指定されたソース・オブジェクト名が正しいことを確認してください。
6
UNIQUE ID 節を除去してください。

sqlcode: -1253

sqlstate: 42883

SQL1254N データ・タイプ data-type は、フェデレーテッド・サーバーまたはデータ・ソース server-nameではサポートされていません。 これは、プロシージャー procedure-nameのパラメーター parameter-name に使用されました。

説明

プロシージャーのために指定されたパラメーターのデータ・タイプは、フェデレーテッド・サーバーまたはアクセスされたデータ・ソースのいずれかでサポートされていません。

ユーザー応答

サポートされているデータ・タイプを指定してプログラムを再サブミットしてください。

sqlcode: -1254

sqlstate: 428C5

SQL1255N プロシージャー procedure-name に指定されたオプション値 value が、ソース・プロシージャーの対応するオプションと一致しません。

説明

CREATE PROCEDURE (ソース) ステートメントで指定された、SQL データ・アクセスの値 (NO SQL、CONTAINS SQL、 READS SQL DATA、または MODIFIES SQL DATA)、決定論 (DETERMINISTIC または NOT DETERMINISTIC)、または外部アクション (EXTERNAL ACTION または NO EXTERNAL ACTION) は、ソース・プロシージャーの対応するオプションと一致しません。

ユーザー応答

ソース・プロシージャーの対応するオプションと一致するようにオプション値を訂正してください。

sqlcode: -1255

sqlstate: 428GS

SQL1256W データ・ソースにあるソース・プロシージャー source-procedure-name のパッケージ本体が見つからなかったか、無効です。

説明

フェデレーテッド・プロシージャーは正常に作成されましたが、データ・ソースにあるソース・プロシージャー procedure-name のパッケージ本体が見つからなかったか、無効です。

ユーザー応答

フェデレーテッド・プロシージャーを呼び出す前に、ソース・プロシージャーのパッケージ本体が有効であることを確認してください。

sqlcode: +1256

sqlstate: 0168A

SQL1257N 照会には、ニックネーム nicknameの列 column-name を使用する述部が含まれている必要があります。

説明

データ・ソースには、示された列を使用する述部が必要です。 述部が照会にないか、述部が照会にあるものの、照会のコンパイル中にデータ・ソース・ラッパーが使用できないかのいずれかです。

ユーザー応答

必要な列が照会の述部で使用されない場合、列を適切に使用する述部を追加してください。 必要な列が照会の述部にある場合、述部が有効になるように照会を再構築してください。 有効な述部は、データ・ソースの資料にリストされています。

sqlcode: -1257

sqlstate: 429C0

SQL1258N SYSTOOLSPACE および SYSTOOLSTMPSPACE 表スペースは、IBMCATGROUP データベース・パーティション・グループに作成する必要があります。

説明

SYSTOOLSPACE および SYSTOOLSTMPSPACE 表スペースを作成するために、それら表スペースを IBMCATGROUP データベース・パーティション・グループで定義する必要があります。

ユーザー応答

CREATE TABLESPACE コマンドを再サブミットして IN IBMCATGROUP 節を指定してください。

sqlcode: -1258

sqlstate: 560CJ

SQL1259N データベース・パーティション partition-list 上のデータベース db-name に対する ARCHIVE LOG コマンドが、SQLCODE SQLCODEのために失敗しました。

説明

データベース・パーティション partition-list 上のデータ ベース db-name に対して ARCHIVE LOG コマンドを発行中に SQL エラーが発生しました。

ユーザー応答

「メッセージ解説書」の SQLCODE でユーザー応答を参照し、ARCHIVE LOG コマンドをもう一度実行してください。

SQL1260N Database name は、ノード node-listでのロールフォワード・リカバリー用に構成されていません。

説明

指定されたデータベースは指定されたノードで、ロールフォワード・リカバリー用に構成されません。 ",..." がノード・リストの終わりに表示されている場合、ノードの完全なリストを見るには管理通知ログを調べてください。

データベースは指定のノードでロールフォワードされません。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、 ノード番号は、エラーの発生しているノードを示しています。 そうでない場合、これは関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

指定ノードでリカバリーが必要か確認して、 次にこのノードでデータベースの最新のバックアップ・バージョンをリストアしてください。

SQL1261N Database name は、ノード node-listでロールフォワード・ペンディング状態にないため、これらのノードでロールフォワードする必要はありません。

説明

指定のデータベースは指定ノードでロールフォワード・ペンディング状態にありません。 この理由としては、データベースがリストアされていないか、 またはWITHOUT ROLLING FORWARD オプションを指定してリストアされたか、 またはロールフォワード・リカバリーがこのノードで完了している可能性があります。

",..." がノード・リストの終わりに表示されている場合、ノードの完全なリストを見るには管理通知ログを調べてください。

データベースはロールフォワードされません。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、 ノード番号は、エラーの発生しているノードを示しています。 そうでない場合、これは関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

以下のことを実行してください。
  1. 指定ノードでリカバリーが必要か確認してください。
  2. このノードのデータベースのバックアップ・バージョンをリストアしてください。
  3. ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行してください。

SQL1262N ロールフォワード・データベース name に指定されたポイント・イン・タイムが無効です。

説明

停止ポイント・イン・タイム値に指定された timestamp パラメーターが有効ではありません。 タイム・スタンプは ISO 形式で入力する必要があります (YYYY-MM-DD-hh.mm.ss.<ssssss>)。YYYY は年、MM は月、DD は日、hh は時、mm は分、ss は秒、ssssss はオプションのマイクロ秒です)。

データベースはロールフォワードされません。

ユーザー応答

timestamp が正しいフォーマットで入力されていることを確認してください。

ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行する場合は、2105 より大きい年を指定していないことを確認してください。

SQL1263N アーカイブ・ログ・ファイル logfile は、データベース・パーティション dbpartitionnum およびログ・ストリーム log-stream-ID上のデータベース database-name の有効なログ・ファイルではありません。

説明

指定のアーカイブ・ログ・ファイルが、指定されたデータベース・パーティションのデータベース・ログ・ディレクトリーまたはオーバーフロー・ログ・ディレクトリーで見つかりましたが、ファイルが無効でした。

ロールフォワード・リカバリー処理は停止します。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、データベース・パーティション番号はエラーの発生しているデータベース・パーティションを示します。 そうでない場合、この値は関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

正しいアーカイブ・ログ・ファイルを判別するには、 QUERY STATUS オプションを付けて、ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行してください。 正しいアーカイブ・ログ・ファイルをデータベース・ログ・ディレクトリーに移すか、 またはデータベースが整合性のある状態の場合は、 正しいアーカイブ・ファイルを指すようにログ・パスを変更して、 ROLLFORWARD DATABASE コマンドを再発行してください。 別の方法として、正しいアーカイブ・ファイルを指しているオーバーフロー・ログ・パスを使用して、コマンドを再発行してください。

SQL1264N アーカイブ・ログ・ファイル logfile は、データベース・パーティション dbpartitionnum およびログ・ストリーム log-stream-ID上のデータベース database-name に属していません。

説明

指定のアーカイブ・ログ・ファイルがログ・ディレクトリー、またはオーバーフロー・ログ・ディレクトリーで見つかりましたが、指定されたデータベースには属していません。

ロールフォワード・リカバリー処理は停止します。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、データベース・パーティション番号はエラーの発生しているデータベース・パーティションを示します。 そうでない場合、この値は関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

データベースに属していない最初のアーカイブ・ログ・ファイルを判別するには、ROLLFORWARD DATABASE コマンドに QUERY STATUS オプションを指定して発行してください。 ロールフォワード・リカバリーを続行するには、次のようにします。

  • オーバーフロー・ログ・パスを使用する場合、適切なデータベースに適用されており、適切なアーカイブ・ファイルが含まれていることを確認します。
  • オーバーフロー・ログ・パスを使用しない場合、適切なアーカイブ・ログ・ファイルを見つけて、それらをデータベース・ログ・ディレクトリーにコピーします。

ロールフォワード・リカバリーを停止する場合は、以下のいずれかの手順を完了してから、ROLLFORWARD DATABASE...STOP コマンドを実行してください。

  • 無効なログ・ファイルをアクティブ・ログ・パスとアーカイブ・パス (オーバーフロー・パスを含む) から削除します。
  • アクティブ・ログ・パスとアーカイブ・パス (オーバーフロー・パスを含む) の無効なログ・ファイルを適正なログ・ファイルに置き換えます。

SQL1265N アーカイブ・ログ・ファイル logfile は、データベース・パーティション dbpartitionnum およびログ・ストリーム log-stream-ID上のデータベース database-name の現行ログ・シーケンスに関連付けられていません。

説明

ロールフォワード・リカバリーの場合は、ログ・ファイルは正しい順序で処理される必要があります。 ログ・ファイルの順序は、リストアされたデータベース、または処理されたログ・ファイルによって決定されます。 さらに、表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーの場合は、ログ・ファイルが、データベースの現在の状態に達した順序で処理される必要があります。 指定されたアーカイブ・ログ・ファイルは、指定データベース・パーティションのデータベースのログ・ディレクトリーまたはオーバーフロー・ログ・パスで見つかりましたが、ログ・ファイルのログ・シーケンスが正しくありませんでした。

ロールフォワード・リカバリー処理は停止します。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、データベース・パーティション番号はエラーの発生しているデータベース・パーティションを示します。 そうでない場合、この値は関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

正しいアーカイブ・ログ・ファイルを判別するには、 QUERY STATUS オプションを付けて、ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行してください。 正しいアーカイブ・ログ・ファイルをデータベース・ログ・ディレクトリーに移すか、 またはデータベースが整合性のある状態の場合は、 正しいアーカイブ・ファイルを指すようにログ・パスを変更して、 ROLLFORWARD DATABASE コマンドを再発行してください。 別の方法として、 正しいアーカイブ・ファイルを指しているオーバーフロー・ログ・パスを使用して、 コマンドを再サブミットしてください。

SQL1266N 指定されたポイント・イン・タイム値が無効であるため、ロールフォワード操作が失敗しました。 このロールフォワード操作は、直前のロールフォワード操作の続きでした。 このロールフォワード操作に指定されたポイント・イン・タイム値が、直前のロールフォワード操作に指定されたポイント・イン・タイム値よりも前でした。 データベースまたは表スペース名: database-or-table-space-name。 直前のロールフォワード操作に指定されたポイント・イン・タイム値: timestamp

説明

ロールフォワード操作が失敗するか、中断されるか、STOP または COMPLETE オプションを指定していないのに終了する場合、ROLLFORWARD コマンドまたは db2Rollforward API を呼び出して再度ロールフォワード操作を続行する必要があります。 しかし、ロールフォワードは、直前のロールフォワード操作に指定されたポイント・イン・タイム値よりも前の時点には継続できません。

このメッセージは、ロールフォワード操作が完了していない直前のロールフォワード操作の続きであり、直前のロールフォーワード操作が、このロールフォワード操作に指定されたポイント・イン・タイムよりも後の時点までのであった場合に返されます。 あるポイント・イン・タイムまでのロールフォワード操作を継続する場合、新しいロールフォワードは以下のいずれかでなければなりません。

  • 同じポイント・イン・タイムへのロールフォワード
  • それより後のポイント・イン・タイムへのロールフォワード
  • ログの終わりへのロールフォワード

このエラーは、データベースおよび表スペースの両方のロールフォワード操作で発生する場合があります。

このエラーが発生すると、ロールフォワード処理は停止します。

ユーザー応答

以下のいずれかの方法で、このエラーに対処してください。

  • 有効なポイント・イン・タイム値を指定して、ROLLFORWARD コマンドまたは db2Rollforward API を再サブミットします。
  • ログの終わりまでのロールフォワードを指定して、ROLLFORWARD コマンドまたは db2Rollforward API を再サブミットします。
  • 以下のステップを実行して、バックアップ・イメージからリカバリーします。
    1. バックアップ・イメージからデータベースまたは表スペースのサブセットをリストアします。
    2. ROLLFORWARD コマンドまたは db2Rollforward API を再サブミットします。

SQL1267W アーカイブされたデータベース・パーティション dbpartitionnum およびログ・ストリーム log-stream-ID 上のデータベース database-name のログ・ファイル logfile で整合性検査障害が発生しました。 このログ・ファイルは使用できなくなります。

説明

データベースにログ・アーカイブが構成されているため、整合性検査のエラーに伴い、ログ・ファイルはアーカイブされました。 このログ・ファイルは、データベース・リカバリー操作 (リストアやロールフォワードなど、アーカイブされたログ・ファイルのデータを必要とする操作) で必要になっても使用できません。 また、ログ・ファイル・データを読み取る db2ReadLog API などのツールでこのログ・ファイルを処理することもできません。

整合性検査エラーは、データベース・エンジンの検証チェック時に、アーカイブ前のログに問題が見つかった場合に発生します。 検証チェックのエラーに関する詳しい情報は、db2 診断ログ・ファイル (db2diag.log) に書き込まれます。

ユーザー応答

新しいリカバリー開始点を確立するために、今すぐデータベースのフルバックアップ操作を実行することをお勧めします。 それにより、データベースのリストアまたはロールフォワードによるリカバリー操作が必要になっても、このログ・ファイルが不要になります。 同様に、db2ReadLog API (またはアーカイブされたログ・ファイルのデータを読み取るその他のツール) がこのログ・ファイルを処理できない場合も、ログ・ファイルのデータに依存するそのアプリケーションに、これより後のログ・ファイルで新たに開始点を確立させる必要があります。

SQL1268N データベース・パーティション dbpartitionnum およびログ・ストリーム log-stream-ID上のデータベース database-name のログ・ファイル logfile の取得中にエラー error が発生したため、ロールフォワード・リカバリー処理が停止しました。

説明

ロールフォワード処理が必須のログ・ファイルを検索できません。 このエラーは、バックアップ・イメージのリストア先となるターゲット・システムが、ソース・システムがトランザクション・ログをアーカイブするために使用する機能へのアクセス権がないときに返される場合があります。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、データベース・パーティション番号はエラーの発生しているデータベース・パーティションを示します。 そうでない場合、この値は関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

  • 管理通知ログを調べることにより、ログのアーカイブが正しく実行されていることを確認します。 エラーがあれば訂正して、ロールフォワード・リカバリーを再開します。
  • データベースがユーザー出口プログラムへのログ・アーカイブを使用するよう構成されている場合は、ユーザー出口診断ログを確認して、ユーザー出口プログラムを実行中にエラーが発生したかどうかを判別します。 エラーを訂正して、ロールフォワード・リカバリーを再開します。
  • バックアップ・イメージのリストア先となるターゲット・システムが、トランザクション・ログのアーカイブ用にソース・システムで使用される機能へのアクセス権限を持っていることを確認します。 適切な変更を行ってから、ロールフォワード・リカバリーを再開します。

SQL1269N 表スペース・レベルのロールフォワード・リカバリーは既に実行中です。

説明

表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーの使用が試みられましたが、 すでに実行されています。 一時点では、1 つのエージェントのみが、ロールフォワード・リカバリーを実行することができます。

ユーザー応答

表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーが完了するまで待ってください。 リカバリーが必要な表スペースがまだある場合は、 もう一度表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーを開始してください。

SQL1270C LANG 環境変数は stringに設定されます。 この言語はサポートされていません。

説明

LANG 環境変数が、データベース・マネージャーがサポートしていない言語に設定されています。 処理を継続できません。

ユーザー応答

LANG 環境変数を、サポートされている言語に設定してください。 詳細については、「管理ガイド」の「各国語サポート」付録を参照してください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: NLS 情報については、 「フェデレーテッド・システム・ガイド」を参照してください。

SQL1271W 「データベース 名」 はリカバリーされますが、1 つ以上の表スペースがメンバーまたはノード node-listでオフラインです。

説明

このメッセージは、クラッシュ・リカバリー、 データベース・レベル・ロールフォワード・リカバリー、 または表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーの後に出力される場合があります。 データベース・レベル・ロールフォワード・リカバリーについて、 データベースは STOP オプションが指定されている場合使用できます。 指定されたメンバーまたはノードにある 1 つ以上の表スペースは使用できません。 これは以下の場合に発生します。

  • 1 つ以上の表スペースがリカバリー中に入出力エラーを受け取った。
  • 1 つ以上の表スペースでリカバリーの後、ストレージ定義が必要になる場合がある。
  • 1 つ以上の表スペースが使用できず、ドロップしなければならない。
  • 1 つ以上の表スペースがオフラインにされた。
  • 表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーがすでに進行中である間に、追加の表スペースがリストアされた。
  • データベースが以前に表スペースがロールフォワードされたポイント・イン・タイムを過ぎてロールフォワードされると、関連するすべての表スペースがリストア・ペンディング状態になる。

オフライン状態の表スペースは、MON_GET_TABLESPACE 表関数によって指定されたメンバーまたはノード上で特定できます。 DB2 pureScale 環境以外の環境では、db2dart ユーティリティーも使用できます。 特定された表スペースについての詳細な情報は管理通知ログに出力されます。

",..." がメンバーまたはノード・リストの終わりに表示されている場合、メンバーまたはノードの完全なリストを見るには管理通知ログを調べてください。

注: メンバーまたはノード番号は、DB2 pureScale 環境およびパーティション・データベース環境でのみ役立つ情報を提供します。 それ以外の場合は、この情報は無視してください。

ユーザー応答

必要に応じて表スペースの修復あるいはリストアを行いロールフォワード・リカバリーを実行します。 同じメッセージが発生する場合、 表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーをオフラインで実行してみてください。

SQL1272N メンバーまたはノード node-listでの完了前に、データベース name の表スペース・レベルのロールフォワード・リカバリーが停止しました。

説明

すべての修飾表スペースがロールフォワードされる前に、表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーが指定メンバーまたはノードで停止しました。

このメッセージは、以下のような理由で返されることがあります。

  • トランザクション表がフルである。
  • ロールフォワードされた表スペースのすべてが入出力エラーを受け取った。
  • ポイント・イン・タイム表スペース・レベルのロールフォワードでロールフォワードされた表スペースのいずれかに入出力エラーが発生した。
  • ポイント・イン・タイム表スペース・レベルのロールフォワードでロールフォワードされた表スペースのいずれかに対して、 変更を行ったアクティブなトランザクションを検出した。 このトランザクションは未確定トランザクションである場合があります。
  • 表スペース・レベル・ロールフォワードが中断し、 再開する前にロールフォワードしていたすべての表スペースが再度リストアされた場合にも発生する可能性があります。
  • 表スペース・ロールフォワード状態情報が壊れているか、または失われている。
  • ロック・タイムアウトまたはデッドロックが発生した。

",..." がメンバーまたはノード・リストの終わりに表示されている場合、メンバーまたはノードの完全なリストを見るには管理通知ログを調べてください。

注: メンバーまたはノード番号は、DB2 pureScale 環境およびパーティション・データベース環境でのみ役立つ情報を提供します。 それ以外の場合は、この情報は無視してください。

ユーザー応答

原因については、管理通知ログをチェックしてください。 原因にしたがって以下のいずれかを行ってください。

  • MON_GET_TABLESPACE 表関数を使用して、表スペースが入出力エラーを受け取ったかを判別してください。 表スペースが入出力エラーを受け取った場合、修復します。
  • トランザクション表がフルの場合、MAXAPPLS データベース構成パラメーターを増やすか、 あるいは表スペース・レベル・ロールフォワードをオフラインで実行してみてください。
  • 原因がアクティブあるいは未確定のトランザクションにある場合、トランザクションを完了してください。
  • 前の表スペース・レベル・ロールフォワードを中断した後で、表スペースがリストアされた場合、 前の表スペース・レベル・ロールフォワードはこの時点で取り消されます。 次の表スペース・レベル・ロールフォワード・コマンドが、 ロールフォワード・ペンディング状態の表スペースを調べます。
  • ロールフォワード操作をキャンセルします。これで、表スペースはリストア・ペンディング状態になります。 ROLLFORWARD コマンドを再発行する前に、表スペース・レベルのバックアップ・イメージをリストアします。

表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーを再度実行してください。

SQL1273N データベース・パーティション dbpartitionnum およびログ・ストリーム log-stream-IDにログ・ファイル log-file-name が欠落しているため、データベース database-name 上のログの読み取り操作を続行できません。

説明

操作は、指定されたログ・ストリームのアーカイブ、データベース・ログ・ディレクトリー、およびオーバーフロー・ログ・ディレクトリーで、指定されたログ・ファイルを検出できませんでした。 ログを読み取る操作は停止しました。 この操作は、リカバリー操作、ロールフォワード操作、db2ReadLog API の呼び出し、またはトランザクション・ログへのアクセスを必要とする他の操作でした。

操作がクラッシュ・リカバリーだった場合、データベースは不整合状態のままです。 操作がロールフォワード操作だった場合、この操作は停止し、データベースはロールフォワード・ペンディング状態のままになっています。

ユーザー応答

以下のアクションのいずれかを実行して、欠落しているログ・ファイルをリカバリーします。

  • 指定されたログ・ファイルをデータベース・ログ・ディレクトリーに移動し、操作を再開します。
  • オーバーフロー・ログ・パスを指定できる場合は、オーバーフロー・ログ・パスにログ・ファイルを含むパスを指定して、操作を再開します。

欠落したログ・ファイルを見つけることができない場合、以下の特殊なケースのいずれかが適用されるかどうか判別します。

  • 操作がログ・シッピングによるスタンバイ・システムの保守のための ROLLFORWARD DATABASE コマンドである場合、このエラーが生じても正常である可能性があります。これは、1 次サイトで使用可能なファイルの一部がスタンバイ・システムではまだ使用可能になっていないことが原因です。 スタンバイ・システムを確実に最新の状態にしておくには、各ロールフォワード操作後に QUERY STATUS オプションを指定して ROLLFORWARD DATABASE コマンドを発行することにより、ログの適用が適切に進行しているかを検査します。 スタンバイ・システム上のロールフォワード操作が長時間にわたって進行しない場合、欠落が報告されたログ・ファイルがスタンバイ・システム上で使用不可である理由を判別し、問題を修正します。 ARCHIVE LOG コマンドを使用して、現在 1 次システム上でアクティブなログ・ファイルを切り捨て、これがアーカイブおよびスタンバイ・システム上で後に行うログの適用に適格になるようにすることができます。
  • オンライン・バックアップ・イメージからのリストア操作に続けて ROLLFORWARD DATABASE コマンドに TO END OF LOGS オプションを指定して発行し、使用可能なログがこのバックアップ・イメージ内に含まれているものしかない場合は、以下の 2 つのシナリオが考えられます。
    • シナリオ 1: バックアップ・イメージ内に含まれるすべてのログ・ファイルがロールフォワード操作で検出されている。 それにもかかわらず、ロールフォワード操作ではオリジナルのバックアップ操作の後に更新されたログ・ファイルをさらに検索している。 この場合は、データベースを一貫性のある状態にするため、ROLLFORWARD DATABASE コマンドに STOP オプションを指定して (TO END OF LOGS オプションは指定せずに) 発行してください。 将来このようなシナリオにならないようにするには、END OF LOGS オプションではなく END OF BACKUP オプションを使用します。これにより、ロールフォワード操作ではバックアップを取った後に更新されたログ・ファイルを検索しないようになります。
    • シナリオ 2: バックアップ・イメージに含まれている 1 つ以上のログ・ファイルがロールフォワード操作で検出されない。 データベースを一貫性のある状態にするにはこれらのログ・ファイルが必要です。 ROLLFORWARD DATABASE コマンドに STOP オプションを指定して (TO END OF LOGS オプションは指定せずに) 発行することにより、データベースを一貫性のある状態にしようとしても、SQL1273N で失敗してしまいます。この場合は、このセクションで前述した方法で、欠落したログ・ファイルをリカバリーしてください。

欠落したログ・ファイルをリカバリーできない場合は次のようにします。

  • このときの操作が ROLLFORWARD DATABASE コマンドの場合、ROLLFORWARD DATABASE コマンドに STOP オプションを指定して (END OF LOGS オプションおよび END OF BACKUP オプションはどちらも指定せずに) 再発行することにより、データベースを一貫性のある状態にします。 この一貫性ポイント (欠落したログ・ファイルの直前) が適切でない場合は、データベースをリストアして欠落したログ・ファイル以前の任意の時点にロールフォワードすることができます。これを行うには、ROLLFORWARD DATABASE コマンドに、より早期のタイム・スタンプを指定します。
  • 操作が ROLLFORWARD DATABASE コマンドで、STOP または COMPLETE オプションを指定して (END OF LOGS オプションおよび END OF BACKUP オプションは指定しない) 実行した場合、データベースを一貫性のある状態にするには欠落しているログ・ファイルが必要です。 欠落したログ・ファイルがリカバリーできないので、リストアしてより早期の (最小リカバリー時間より前でない) 特定の時点にロールフォワードしなければなりません。
  • 操作が、データ複製のための db2ReadLog または db2ReadLogNoConn API の呼び出しである場合、複製された表を再同期して、API が使用する現在の接続を終了します。 API が災害復旧サイトを保守するために使用される場合、欠落しているログ・ファイルの最後のタイム・スタンプより後に作成されたバックアップ・イメージを、災害復旧サイトにリストアする必要があります。このようにしないと、後続の API 呼び出しは正常に完了できません。 API が他の目的のために使用される場合、API が使用している接続を終了して、データベースを非アクティブにします。 いずれの場合でも、データベースへの新規接続を作成し、照会アクションを指定して API を呼び出すことによってスキャンを再実行します。 API への次の呼び出しで nextStartLRI を piStartLRI として使用します。

SQL1274N データベース にはロールフォワード・リカバリーが必要であり、ポイント・イン・タイムはログの終わりまででなければなりません。

説明

データベースがロールフォワードされる必要があります。 データベース・レベル・ロールフォワード・リカバリーでは、 ログの最後までのデータベース・レベル・ロールフォワードがすでに進行中であるため、 ポイント・イン・タイムをログの最後に設定する必要があります。 ロールフォワードを継続するには、同じ停止時間を指定しなければなりません。

以下の理由で、表スペース・レベル・ロールフォワード・リカバリーの場合は、 ポイント・イン・タイムをログの最後に設定する必要があります。
  • システム・カタログにはロールフォワード・リカバリーが必要です。 システム・カタログはいつも、他のすべての表スペースと整合性を保つために、 ログの最後にロールフォワードする必要があります。
  • ログの最後に、表スペース・レベル・ロールフォワードがすでに進行中です。 ロールフォワードを継続するには、同じ停止時間を指定しなければなりません。
  • 表スペース・レベルのロールフォワードに指定されたポイント・イン・タイムは、 データベースのログの終了をすぎています。 この時刻は誤っている可能性が非常に高いです。 これが、リカバリー停止時刻を意味する場合、 END OF LOGS オプションを指定して、コマンドを再サブミットしてください。

データベースはロールフォワードされません。

ユーザー応答

ROLLFORWARD TO END OF LOGS を指定して、ROLLFORWARD コマンドを再サブミットしてください。

SQL1275N ロールフォワード・ユーティリティーに渡される停止時刻は、タイム・スタンプ timestamp以上でなければなりません。これは、ノード node-list 上のデータベース name には、指定された時刻より後の情報が含まれているためです。

説明

ロールフォワード・ユーティリティーに渡される停止時刻は、指定ノードでバックアップが終了した時刻以降でなければなりません。

",..." がノード・リストの終わりに表示されている場合、ノードの完全なリストを見るには管理通知ログを調べてください。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、ノード番号は、エラーが発生したノードを示しています。 そうでない場合、これは関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

以下のいずれかを実行します。

  • 停止時刻を timestamp 以降にして、コマンドを再サブミットしてください。
  • ノードに前のバックアップをリストアして、ROLLFORWARD DATABASE コマンドを再発行します。

SQL1276N ノード node-number には指定された時刻より後の情報が含まれているため、ロールフォワードが timestamp以上のポイント・イン・タイムを経過するまで、データベース name をロールフォワード・ペンディング状態から解除することはできません。

説明

呼び出し元のアクション SQLUM_ROLLFWD_STOP、SQLUM_STOP、SQLUM_ROLLFWD_COMPLETE、 SQLUM_COMPLETE を指定して、データベースあるいは表スペースのサブセットについて、 ロールフォワード・ペンディング状態を解除させる要求が行なわれました。 ただし、ロールフォワードされたデータベースあるいは少なくとも表スペースのいずれか 1 つがオンラインでバックアップされました。 指定されたノードのオンライン・バックアップ・タイム・スタンプの終わりにデータベースまたはすべての表スペースがロールフォワードされるまで、 この要求は実行できません。

このエラーは、要求されたリカバリーを実行するために、 すべてのログ・ファイルが提供されているわけではない場合にも発生します。

(注: パーティション・データベース・サーバーを使用している場合、 ノード番号は、エラーの発生しているノードを示しています。 そうでない場合、これは関係のないものなので無視してください。)

ユーザー応答

ROLLFORWARD コマンドに指定された停止時刻が timestamp より小さい場合は、 timestamp 以降の停止時間で、コマンドを再サブミットしてください。

ログ・ファイルがすべて提供されていることを確認してください。 ROLLFORWARD QUERY STATUS コマンドは、どのログ・ファイルが次に処理されるかを示します。 ログ・ファイルの欠落に対する理由には、次のものがあります。

  • ログ・パスが変更となった。 ファイルは、前のログ・パスにあります。
  • データベース・マネージャーは、現在の LOGARCHMETH1 または LOGARCHMETH2 データベース構成パラメーターによって反映されるアーカイブ・ロケーションからログ・ファイルを検索しましたが、見つかりませんでした。

欠落ログ・ファイルが見つかった場合、これをログ・パスにコピーし、コマンドを再実行します。

SQL1277W リダイレクト・リストア操作が実行されています。 表スペースのリストアの際には、リストアされる表スペースのパスのみ再構成できます。 データベースのリストアの際には、ストレージ・グループのストレージ・パスと DMS 表スペースのコンテナーを再構成できます。

説明

リストア・ユーティリティーは、リストア中の各表スペースが必要とするコンテナーが、現在システムでアクセス可能であるかどうかをチェックします。 アクセス可能な場合は、コンテナーが存在しないと、リストア・ユーティリティーがコンテナーを作成します。 コンテナーが作成できない場合、現在別の表スペースが使用中の場合、 または他の理由でアクセスできない場合は、リストア操作を続ける前に、 必要なコンテナーのリストを訂正する必要があります。

リダイレクトされたリストアにおいて、リストアされている非自動ストレージ表スペースの各コンテナーの状態は、「ストレージを定義してください」に設定されます。 それによって、ストレージを再定義するのに、 コンテナーに対して SET TABLESPACE CONTAINERS コマンドまたは API を使用することができます。

自動ストレージを使用する表スペースの場合、コンテナー・パスを再定義する唯一の方法は、特定のストレージ・グループに対して SET STOGROUP PATHS コマンドを使用するか、RESTORE DATABASE コマンド発行時に ON キーワードを使用して、すべてのストレージ・グループ・パスを再定義することです。 自動ストレージ表スペースに対して、SET TABLESPACE CONTAINERS コマンドまたは API を使用することはできません。

ユーザー応答

リストア中の各表スペースのコンテナーのリストを判別するには、MON_GET_CONTAINER 表関数を使用してください。 各表スペースの更新したリストを指定するには、SET TABLESPACE CONTAINERS コマンドまたは API を使用してください。 この API により、このリストがコンテナーの初期リスト (すなわち、後続のロールフォワードが、データベース・ログに記録されている "コンテナーの追加" 処理を再実行します) か、または最終リスト (ロールフォワード操作で "コンテナーの追加" 処理が再実行されません) かを指定することができます。

コンテナーまたはストレージ・パスが読み取り専用の可能性もあります。この場合、リストアを続行するために必要なアクションは、コンテナーまたはストレージ・パスへの読み取り/書き込みアクセスの付与だけです。

データベース・リストアの際に特定のストレージ・グループのパスを再構成するには、SET STOGROUP PATHS コマンドを使用します。

リストア実行の準備ができたなら、CONTINUE キーワードを指定した RESTORE DATABASE コマンドを発行することにより、実際にリストアを実行してください。

この警告が、RESTORE DATABASE コマンドを CONTINUE キーワードを指定して発行した後に返される場合、表スペース・コンテナーまたはストレージ・グループのストレージ・パスの中に定義が必要なものがあることを示します。 詳細については、db2diag ログ・ファイルを調べてください。

SQL1279W 一部の索引が再作成されていない可能性があります。

説明

データベースの再始動中、または表再編成の後、索引再作成中にエラーが発生しました。 そのため、いくつかの索引の再作成が正常に実行されなかった可能性があります。 管理通知ログで詳細を参照できます。

データベースの再始動または Reorg 表は成功しました。

ユーザー応答

管理通知ログを調べて索引が再作成できなかった理由を判別し、問題を訂正してください。 表が最初にアクセスされたときに、表の無効な索引が再作成されます。

SQL1280N ロールフォワードに渡されるストップタイムは、データベース nametimestamp 以下でなければなりません。これは、少なくとも 1 つの表スペースが既にこの時点までロールフォワードされているためです。

説明

ポイント・イン・タイムに対するロールフォワードで指定された表スペースの少なくとも 1 つが、 以前にすでにロールフォワードされています。 これ以上ロールフォワードを行うことはできません。

ユーザー応答

以下のいずれかを実行します。
  • 停止時刻 timestamp を指定してコマンドを再実行してください。
  • すべての表スペースを再度リストアし、 timestamp より前の停止時刻を指定してコマンドを再実行してください。
  • 表スペースの、前のポイント・イン・タイムの表スペース・ロールフォワードで行ったバックアップをリストアし、このポイント・イン・タイムと同一の停止ポイント・イン・タイムでコマンドを再実行してください。

時刻は CUT (Coordinated Universal Time) で指定する必要があります。

SQL1281N パイプ pipe-name が切断されたため、データベース database-alias への接続が切断されました。

説明

データベース・サーバーがパイプを壊したために、接続が失われました。 現在のトランザクションはロールフォワードされました。

ユーザー応答

現在のコマンドを再サブミットしてください。 エラーが続く場合は、技術サービス担当者に連絡してください。

トレースがアクティブな場合は、オペレーティング・システムのコマンド・プロンプトから、 独立トレース機能を呼び出してください。 技術サービス担当者に以下の情報を報告してください。

必要な情報は以下のとおりです。
  • 問題の説明
  • SQLCODE またはメッセージ番号
  • SQLCA の内容 (可能な場合)
  • トレース・ファイル (可能な場合)

sqlcode: -1281

sqlstate: 40504

SQL1282N データベース database-alias に接続しようとしましたが、 pipe-name 上のすべてのパイプ・インスタンスが使用中であるため、失敗しました。

説明

接続が DB2 によって拒否されたので、Named PIPE への 接続が失敗しました。 Named PIPE で許される接続の数には制限があります。

ユーザー応答

データベース・サーバーの接続制限を増やすか、または Named PIPE を使用しているいくつかのアプリケーションを終了させて、接続リソースを解放してください。

sqlcode: -1282

sqlstate: 08001

SQL1283N データベース database-alias に接続しようとしましたが、パイプ pipe-name が別のプロセスによって使用されているため、失敗しました。

説明

Named PIPE の名前が、すでに別の処理によって使用されています。 Named PIPE サポートは開始しませんでした。

ユーザー応答

環境変数 DB2PIPENAME を設定して違う名前を選択するか、または Named PIPE を使用する別のプログラムに異なるパイプ名を使用させます。

SQL1284N データベース database-alias に接続しようとしましたが、パイプ pipe-name が見つからないために失敗しました。

説明

サーバーが Named PIPE サポートを開始していなかったか、またはサーバーが Named PIPE に対して別の名前を使用しています。

ユーザー応答

データベース・マネージャーを始動して、Named PIPE サポートを開始してください。 Named PIPE サポートが開始されている場合は、環境変数 DB2PIPENAME を 同じ値に設定して、Named PIPE の名前をクライアントとサーバーの間で 同じにしてください。

sqlcode: -1284

sqlstate: 08001

SQL1285N データベース database-alias に接続しようとしましたが、パイプ pipe-name が無効なために失敗しました。

説明

環境変数 DB2PIPENAME によって設定された代替パイプ名が無効です。

ユーザー応答

環境変数 DB2PIPENAME の値は、有効なパイプ名でなければなりません。 パイプ名は 8 文字を超えてはならず、通常のファイル名と同じ構文制約に したがう必要があります。

sqlcode: -1285

sqlstate: 08001

SQL1286N オペレーティング・システムがパイプ pipe-nameのリソースを使い果たしたため、データベース database-alias への接続が切断されました。

説明

オペレーティング・システムがリソース (スワッピング・スペース、ディスク・スペース、ファイル・ハンドル) を使い果たしたために、Named PIPE が失敗しました。 現在のトランザクションはロールフォワードされました。

ユーザー応答

システム・リソースを解放して、もう一度やり直してください。

sqlcode: -1286

sqlstate: 40504

SQL1287N 名前付きパイプ pipe が見つからないため、インスタンス instance への ATTACH が失敗しました。

説明

サーバーがその Named PIPE のサポートを開始していないか、 あるいはインスタンス名が正しくありません。

ユーザー応答

データベース・マネージャーがそのサーバーで始動していて、Named PIPE のサポートが開始されていることを確認してください。 インスタンス名が正しいことを確認してください。

SQL1288N リモート・サーバーはこの操作をサポートしていません。

説明

リモート・サーバーは 64 ビットのプラットフォームで実行されており、 バージョン 7 (またはそれ以前) の 32 ビットのクライアントからの非 SQL 要求をサポートしていません。

ユーザー応答

サポートされているクライアントからこの操作を実行してください。

SQL1289W コード・ページ from-code-page からコード・ページ to-code-pageへの function-name への引数の変換中に、1 つ以上の無効文字が置換文字で置き換えられたか、または結果から末尾の部分マルチバイト文字が省略されました。

説明

コード・ページ変換関数に渡された function-name への入力に、入力コード・ページ from-code-page では無効な文字であるバイト・シーケンスが含まれています。 無効なバイト・シーケンスはそれぞれ、to-code-page への変換時に、置換文字に置き換えられました。 挿入された置換文字は、最終結果に含まれる場合もありますし、含まれない場合もあります。 入力の終わりに現れる無効なバイト・シーケンスは、置換文字に置き換えられるのではなく、結果から除去されます。

function-name が *N の場合、内部処理のために入力値をコード・ページ 1232 に変換中に、無効なバイト・シーケンスが検出されました。

ユーザー応答

変換されるデータに無効なバイト・シーケンスが含まれていないか確認してください。

sqlcode: +1289

sqlstate: 01517

SQL1290N DFT_CLIENT_COMM データベース・マネージャー構成パラメーターまたは DB2CLIENTCOMM 環境変数のいずれかの値が無効です。

説明

正しくない値が指定されたか、または指定されたプロトコルが、ターゲット・データベースによってサポートされていません。 許容される値は:

  • UNIX プラットフォーム: TCPIP および APPC
  • Windows: TCPIP、APPC (Windows 32 ビット専用)、および NPIPE

複数の値を指定する場合は、それらをコンマで 区切る必要があります。

このメッセージは、接続で呼び出された中間ノードから返される 場合があることに注意してください。 たとえば、DB2 Connect ゲートウェイ経由で DRDA サーバーに接続しようと しており、クライアント・ワークステーションがグローバル・ ディレクトリー・サービスを使用していない場合は、この メッセージが DB2 Connect ゲートウェイから返される可能性があります。

ユーザー応答

値を訂正して、もう一度やり直してください。

sqlcode: -1290

sqlstate: 08001

SQL1291N ディレクトリー・サービス・エラーが検出されました。 サービス: directory-services-type、API: API、関数: function、エラー・コード: rc

説明

ディレクトリー・サービス・サブシステムによって、エラーが検出されました。 詳細については、トークンの値を参照してください。 以下は、トークン値の説明です。

directory-services-type

使用されたディレクトリー・サービスのタイプ。 有効なトークンは、以下のとおりです。

  • DCE
API

リストされたディレクトリー・サービスへのアクセスに使用された、アプリケーション・プログラミング・インターフェース。 有効なトークンは、以下のとおりです。

  • XDS/XOM
関数

エラー・コードを返したディレクトリー・サービス・ サブシステム関数の名前。

rc

示された関数から返されたエラー・コード。 値の意味は、使用している API によって異なります。

ds_read などの XDS 関数の場合、戻りコードの値は、DCE インクルード・ファイル xds.h で見つかります。

om_get などの XOM 関数の場合、戻りコードの値は、DCE 組み込みファイル xom.h で見つかります。

このメッセージは、接続で呼び出された中間ノードから返される 場合があることに注意してください。 たとえば、DB2 Connect ゲートウェイ経由で DRDA サーバーに接続しようと しており、クライアント・ワークステーションがグローバル・ ディレクトリー・サービスを使用していない場合は、この メッセージが DB2 Connect ゲートウェイから返される可能性があります。

ユーザー応答

以下を確認してください。

  • ディレクトリー・サービスを提供する製品が、正しくインストールされ、作動可能になっていること。
  • ディレクトリー・サービス提供者 (たとえば、DCE) が ログインを要求している場合は、ディレクトリー項目にアクセスするための適切な許可を持って、ディレクトリー・ サービスにログインしていること。

問題が続く場合は、システム管理者またはデータベース管理者、もしくは両者に連絡し、提供されたトークンのセットを使用して、問題の原因を判別してください。

sqlcode: -1291

sqlstate: 08001

SQL1292N データベースまたはデータベース・マネージャー・インスタンスのグローバル名が無効です。

説明

データベースまたはデータベース・マネージャー・インスタンスの グローバル名には、NULL を使用することはできず、255 文字を超えることもできません。 次のいずれかで開始する必要があります、「/.../」 または 「/.:/」。

このメッセージは、接続で呼び出された中間ノードから返される 場合があることに注意してください。 たとえば、DB2 Connect ゲートウェイ経由で DRDA サーバーに接続しようと しており、クライアント・ワークステーションがグローバル・ ディレクトリー・サービスを使用していない場合は、この メッセージが DB2 Connect ゲートウェイから返される可能性があります。

ユーザー応答

グローバル名を訂正して、もう一度やり直してください。

SQL1293N グローバル・ディレクトリー項目でエラーが検出されました。 エラー・コード: error-code

説明

使用しているグローバル・データベース・ディレクトリー項目のいずれかで、エラーが検出されました。 詳細は、以下のエラー・コードを参照してください。

1

データベース・オブジェクトに、認証情報が入っていません。

2

データベース・オブジェクトとデータベース・ロケーター・オブジェクトの両方に、通信プロトコル情報が入っていません。

10

項目がデータベース・オブジェクトではありません。

11

データベース・オブジェクトの固有データベース名が見つからないか、または長すぎるかのどちらかです。

12

データベース・オブジェクトのデータベース・プロトコルが、見つからないか、または長すぎるかのどちらかです。

13

データベース・オブジェクトで、無効な認証情報が見つかりました。

14

データベース・オブジェクトで、十分でないか、または無効な通信プロトコル情報が見つかりました。

15

データベース・ロケーター・オブジェクト名が、データベース・オブジェクトにありません。

16

データベース・オブジェクトのデータベース・ロケーター・オブジェクト名が無効です。

20

項目がデータベース・ロケーター・オブジェクトではありません。

22

データベース・ロケーター・オブジェクトで、十分でないか、または無効な通信プロトコル情報が見つかりました。

30時間まで

項目がルーティング情報オブジェクトではありません。

31

ターゲット・データベース情報が、ルーティング情報オブジェクトで見つかりませんでした。

32

ルーティング情報オブジェクトのターゲット・データベースの情報が不十分です。

33

適切なゲートウェイが、ルーティング情報オブジェクトで見つかりませんでした。

34

ゲートウェイでの認証のためのフラグが無効です。

35

ゲートウェイのデータベース・ロケーター・オブジェクト名が無効です。

36

ルーティング情報オブジェクトのターゲット・データベース情報属性の データベース名が、見つからないか、または長すぎるかのどちらかです。

37

ルーティング情報オブジェクトのターゲット・データベース情報属性の データベース・プロトコルが、見つからないか、または長すぎるかのどちらかです。

DCE サブシステムが操作不能の場合、または DCE ディレクトリー項目を 読むための十分な特権を持っていない場合も、このメッセージが 表示される場合があることに注意してください。

このメッセージは、接続で呼び出された中間ノードから返される 場合があることに注意してください。 たとえば、DB2 Connect ゲートウェイ経由で DRDA サーバーに接続しようと しており、クライアント・ワークステーションがグローバル・ ディレクトリー・サービスを使用していない場合は、この メッセージが DB2 Connect ゲートウェイから返される可能性があります。

ユーザー応答

DCE サブシステムが操作可能で、ディレクトリー項目を読むための 適切な特権を持っていることを確認してください。 問題が続く場合は、データベース管理者に連絡して、ディレクトリー項目のエラーを訂正してください。

sqlcode: -1293

sqlstate: 08001

SQL1294N グローバル・ディレクトリー・アクセスに使用されているディレクトリー・パス名が指定されていないか、または無効です。

説明

グローバル・ディレクトリー・サービスを使用するには、ディレクトリー・パス名を、 dir_path_name データベース・マネージャー構成パラメーター、または DB2DIRPATHNAME 環境変数の どちらかに指定する必要があります。 名前が指定されていないか、または指定した名前が有効ではありません。

このメッセージは、接続で呼び出された中間ノードから返される 場合があることに注意してください。 たとえば、DB2 Connect ゲートウェイ経由で DRDA サーバーに接続しようと しており、クライアント・ワークステーションがグローバル・ ディレクトリー・サービスを使用していない場合は、この メッセージが DB2 Connect ゲートウェイから返される可能性があります。

ユーザー応答

正しい名前をデータベース管理者に尋ね、正しい名前を 指定して、もう一度やり直してください。

sqlcode: -1294

sqlstate: 08001

SQL1295N グローバル・ディレクトリー・アクセスに使用されているルーティング情報オブジェクト名が指定されていないか、無効です。

説明

このクライアントに対してネイティブではないデータベース・ プロトコルを使用して、リモート・データベースにアクセスする グローバル・ディレクトリー・サービスを使用するには、ルーティング情報 オブジェクトの名前を、 route_obj_name データベース・マネージャー構成パラメーター、または DB2ROUTE 環境変数に 指定する必要があります。 名前が指定されていないか、または指定した名前が有効ではありません。

このメッセージは、接続で呼び出された中間ノードから返される 場合があることに注意してください。 たとえば、DB2 Connect ゲートウェイ経由で DRDA サーバーに接続しようと しており、クライアント・ワークステーションがグローバル・ ディレクトリー・サービスを使用していない場合は、この メッセージが DB2 Connect ゲートウェイから返される可能性があります。

ユーザー応答

正しいオブジェクト名をデータベース管理者に尋ね、正しい名前を 指定して、もう一度やり直してください。

sqlcode: -1295

sqlstate: 08001

SQL1296N DIR_TYPE パラメーターの値が NONE 以外の場合は、DIR_PATH_NAME および DIR_OBJ_NAME データベース・マネージャー構成パラメーターに有効な値を指定する必要があります。

説明

これらのパラメーターには相互関係があります。 DIR_TYPE の値が NONE の場合は、他の 2 つの値は無視されます。 DIR_TYPE の値が NONE でない場合は、他の 2 つとも、有効な 値を持っている必要があります。 DIR_TYPE が NONE でない場合は、以下の規則が適用されます。
  1. DIR_PATH_NAME と DIR_OBJ_NAME の値は、NULL (またはブランク) にすることはできません。
  2. DIR_TYPE の値が DCE の場合は、DIR_PATH_NAME の値を、引用符で囲まれた特殊な DCE ストリングである "/.../" または "/.:/" で始める必要があります。

ユーザー応答

DIR_TYPE の値を変更する場合は、最初に、DIR_PATH_NAME と DIR_OBJ_NAME パラメーターに 有効な値が指定されていることを確認してください。 DIR_PATH_NAME または DIR_OBJ_NAME パラメーターを ブランクにする場合は、最初に、DIR_TYPE を NONE に設定してください。

SQL1297N このコマンドは、現在このプラットフォームではサポートされていません。

説明

このコマンドで要求された関数は、このプラットフォームではサポートされていません。

ユーザー応答

このコマンドを使用しないでください。

SQL1300N カタログ・ステートメントの DCE プリンシパル名が無効です。

説明

カタログ・データベース操作中の DCE プリンシパル名が無効です。 DCE プリンシパル名には次の条件があります。

  • AUTHENTICATION が DCE として指定されている場合、プリンシパル名はカタログ・ステートメントに含まれる必要があります。
  • AUTHENTICATION が DCE として指定されていない場合、プリンシパル名はカタログ・ステートメントに含みません。
  • プリンシパル名の最大長は 1024 バイトです。

ユーザー応答

リストされた条件をプリンシパル名が満たしていることを確認し、カタログ・コマンドを再実行してください。

SQL1301N サーバーの DCE キータブ・ファイルへのアクセス中にエラーが発生しました。

説明

サーバーの DCE キータブ・ファイルにアクセス中にエラーが発生しました。 キータブ・ファイルを有効にするには、次の条件が満たされている必要があります。
  • 存在するサーバーのキータブ・ファイルの名前が keytab.db2 であり、 sqllib/security ディレクトリーにあること。
  • キータブ・ファイルには単一項目しかないこと。

ユーザー応答

DCE が開始済みであることを確認してください。 次に、キータブ・ファイルが存在すること、単一項目を含んでいること (rgy_edit で) をチェックしてください。 操作を再試行してください。

SQL1302N DCE プリンシパルから DB2 許可 ID へのマッピング・エラー。 理由コード: reason-code

説明

DB2 許可 ID に DCE プリンシパル・エレメントをマッピングする時にエラーが発生しました。 以下の理由コードを参照してください。

1

DB2 許可 ID のマッピングに対して DCE ユーザーが欠落しているか無効である。

2

2. DB2 許可 ID のマッピングに対して DCE グループが欠落しているか無効である。

ユーザー応答

DCE プリンシパル・エレメントには、DB2 許可 ID に対する ERA マッピングが必要です。 欠落している項目を DCE レジストリーに追加し、操作を再試行します。

sqlcode: -1302

sqlstate: 08001

SQL1303N セキュリティー・デーモンを再始動できませんでした。

説明

エージェントとセキュリティー・デーモンとの間の通信が切断されたか、 あるいはセキュリティー・デーモンが異常終了した後に、セキュリティー・デーモンを再始動できません。 データベース・マネージャーとのすべての新しい接続は拒否され、認証は不可能です。

ユーザー応答

データベース・マネージャーを停止して再始動します。 db2start コマンドが失敗した場合、その SQLCODE のユーザー応答にしたがってください。

sqlcode: -1303

sqlstate: 58004

SQL1304N TCP/IP セキュリティー・タイプ SOCKS が無効です。

説明

Catalog Node コマンドの TCP/IP プロトコル構造中の TCP/IP セキュリティー・タイプ SOCKS が、 認証タイプ DCE で無効です。

ユーザー応答

セキュリティー・タイプ SOCKS を指定した TCP/IP プロトコルと、 認証タイプ DCE の組み合わせを使用していないことを確認してください。

sqlcode: -1304

sqlstate: 08001

SQL1305N 内部 DCE エラーが発生しました。

説明

内部 DCE エラーでデータベース・マネージャー・プロセスが失敗しました。

ユーザー応答

DCE が開始済みであることを確認してください。 問題が続く場合、サービス担当者に連絡してください。

sqlcode: -1305

sqlstate: 58004

SQL1306N セキュリティー監査機能の呼び出し中に、無効なパラメーターが指定されました。 理由コード: reason-code

説明

セキュリティー監査 API のパラメーターの 1 つが正しくありません。 理由:
1
無効な監査オプションの指定。
2
構成/記述 sqleaucfg 構造に無効なポインター。
3
無効な構成/記述パラメーター・トークン。
4
無効な構成/記述パラメーター値。 値は正しくないか、またはパラメーターの有効範囲外です。
5
構成/記述パラメーターに無効なカウント指定。
6
構成/記述パラメーターに割り振られた長さが不十分。
7
sqleauextract 構造の抽出に無効なポインター。
8
抽出パラメーター・トークンが無効。
9
抽出パラメーター値が無効。 値は正しくないか、または有効範囲外です。
10
抽出パラメーターに無効なカウント指定。
11
抽出パラメーターに無効な長さ。
12
アーカイブ・パラメーター値が無効です。 値は正しくないか、または有効範囲外です。
13
パスが無効です。 パスの長さが有効な範囲外です。
14
相対パスの使用はサポートされていません。

ユーザー応答

システム管理者は、それぞれの理由に応じて特定の処理を取ってください。
1
sqlutil.h 組み込みファイルを参照して、監査 API 呼び出しに正しいオプション値を与えてください。
2
構成/記述構造に有効なポインターが与えられているかチェックしてください。
3
sqleaucfg パラメーター・トークンの監査機能参照セクションを調べることによって、 正しいパラメーターが指定されます。
4
監査機能参照で有効な値を調べて、パラメーター値を訂正してください。
5
可変長パラメーターに正しいカウントを指定し、該当する長さを割り振り/初期化してください。
6
SQLCA で返されたエラー・トークンに基づいて、 構成/記述パラメーターに割り振られた長さを訂正してください。
7
抽出構造に有効なポインターが与えられているかチェックしてください。
8
sqleauextract パラメーター・トークンの監査機能参照セクションを調べることによって、 正しいパラメーターが指定されます。
9
監査機能参照で有効な値を調べて、パラメーター値を訂正してください。
10
可変長パラメーターに正しいカウントを指定し、該当する長さを割り振り/初期化してください。
11
SQLCA で返されたエラー・トークンに基づいて、 抽出パラメーターに割り振られた長さを訂正してください。
12
監査機能参照で有効な値を調べて、パラメーター値またはパラメーター長を訂正してください。
13
サポートされる範囲内の長さを持つパスを指定してください。
14
絶対パスを指定してください。

SQL1307N セキュリティー監査機能の呼び出し中にエラーが発生しました。 理由コード: reason-code

説明

セキュリティー監査 API の呼び出しによってエラーが発生しました。 理由:

  1. 監査が開始済み。
  2. 監査がすでに停止している。
  3. 監査構成ファイルに無効なチェックサム。
  4. デフォルトまたはユーザーが提供する監査パス名が長すぎる。
  5. 監査構成ファイルを更新できない。 ファイル・システムがいっぱいであるか、許可によって書き込みが許可されていません。
  6. 構成ファイルが検出できない。 ファイルまたはそのファイルを含むディレクトリーが存在しません。
  7. 抽出ファイルが検出できない。
  8. 抽出中の監査レコードの形式が無効。 ファイルが破損しています。
  9. ファイルが存在しません。
  10. ファイル許可が原因でファイルへのアクセスが拒否されました。
  11. アクティブな監査ログがすでにアーカイブされているため、新規のイベントをそのログに記録することができません。
  12. ディスク・スペースがありません (ディスクが満杯です)。
  13. 抽出またはアーカイブ中にファイル入出力エラーが発生しました。
  14. アクティブな監査ログ・ファイルで抽出を実行できません。

ユーザー応答

システム管理者は、それぞれの理由に応じて特定の処理を取ってください。

  1. アクションは不要です。
  2. アクションは不要です。
  3. バックアップから構成ファイルをリストアするか、または'audit reset' コマンドを発行してください。
  4. ファイル名の長さが限度内の、異なる監査パス名を選択してください。
  5. ファイル許可が正しくない場合、所有者によって書き込みが許されるように設定してください。 ファイル・システムがいっぱいの時は、続行する前にフリー・スペースを作成してください。
  6. 監査構成ファイルが欠落している場合、バックアップからリストアするか、 またはファイルをデフォルトに初期化するために 'reset' コマンドを発行してください。 ディレクトリーが欠落している場合、バックアップからリストアするか、 またはデータベース・マネージャーのインスタンスを再作成してください。
  7. 指定されたパスにファイルが存在するかどうか検証してください。 ファイルが欠落している場合、使用できるならバックアップからリストアしてください。
  8. 監査ログ・ファイルが破損した可能性が最も高いです。 他の監査ログ・ファイルで問題が持続する場合は、DB2 サービスに通知してください。
  9. アーカイブするアクティブ・ログ・ファイルまたは抽出するアーカイブ・ログ・ファイルが、指定されたパスに存在するかどうか確認してください。
  10. ファイル・システム内のファイル許可を訂正してください。
  11. アーカイブされた監査ログ・ファイルが、アクティブな監査ログ・ファイルに名前変更されました。 アクティブな監査ログ・ファイルを、アーカイブされた監査ログ・ファイルに名前変更しなおす必要があります。
  12. 使用できる十分なディスク・スペースがあることを確認してください。
  13. 詳細については db2diag ログ・ファイルを調べてください。
  14. アーカイブされた監査ログ・ファイルで抽出を実行する必要があります。 アクティブな監査ログ・ファイルを抽出する前にアーカイブしてください。

SQL1308W 監査抽出機能が処理を完了しました。 num-records レコードが抽出されました。

説明

セキュリティー監査抽出機能は処理を正常に完了し、指定された数のレコードを抽出しました。

ユーザー応答

ゼロのレコードが抽出された場合、ユーザーは抽出ファイルに抽出パス名が含まれているか、 そして抽出パラメーターが正確であるか検証してください。

SQL1309N サーバー・プリンシパル名が無効です。

説明

データベース・カタログのステートメントで指定されたサーバー・プリンシパル名は、DCE 登録に存在しません。 このため、DCE チケットはデータベース・サーバーで取得できません。

ユーザー応答

データベース・カタログ項目のプリンシパル名がデータベース・サーバーで使用されている DCE プリンシパルに対応していることを確認してください。 プリンシパル名を完全に修飾することが必要である可能性があります。

sqlcode: -1309

sqlstate: 08001

SQL1310N データベース接続サービス・ディレクトリーにアクセスしようとしたときに、データベース接続サービス・ディレクトリー・サービスが失敗しました。

説明

データベース接続サービス・ディレクトリー・ファイルのアクセス中にファイル・エラーが発生したために、 データベース接続サービス・ディレクトリー・サービスが失敗しました。

関数は処理されません。

ユーザー応答

以下のいずれかを実行した後で、関数を再実行してください。
  • データベース接続サービス・ディレクトリーに項目を追加する場合は、 ディレクトリー・ファイルが大きくなっても十分なスペースがあることを確認してください。
  • 他の並行して実行されているプログラムが、ファイルにアクセスしていないことを確認してください。
  • ディレクトリー・ファイルが壊れていないことを確認してください。 リカバリー不能の場合は、消去してから再作成するか、 またはバックアップ・バージョンからリストアする必要があります。

SQL1311N データベース接続サービス・ディレクトリーが見つかりません。

説明

ディレクトリーが見つかりません。 ディレクトリーが削除された可能性があります。

関数は処理されません。

ユーザー応答

CATALOG DCS DATABASE コマンドを使用して、 データベース接続サービス・ディレクトリーに項目を追加するか、 またはディレクトリーをバックアップ・バージョンからリストアしてください。

SQL1312W データベース接続サービス・ディレクトリーが空です。

説明

データベース接続サービス・ディレクトリーの内容の読み取りが試みられましたが、 項目が存在しません。

処理を続行しますが、項目を使用する後続のコマンドは処理されません。

ユーザー応答

Catalog DCS Database コマンドを使用して、 ディレクトリーに項目を追加するか、 または項目を含むバックアップ・バージョンからリストアしてください。

SQL1313N データベース接続サービス・ディレクトリーがいっぱいです。

説明

ディレクトリーがすでに最大サイズに達しているので、 項目をデータベース接続サービス・ディレクトリーに追加できません。

関数は処理されません。

ユーザー応答

項目を追加する前に、ディレクトリーから項目を 1 つ以上削除してください。

SQL1314N データベース接続サービスのディレクトリー・エントリー・パラメーターのアドレスが無効です。

説明

アプリケーション・プログラムが、このパラメーターに無効なアドレスを使用しました。 そのアドレスが割り振られていないバッファーを指しているか、または 必須入力を含むための十分なバッファーがありません。

関数は処理されません。

ユーザー応答

アプリケーション・プログラムが必要なバッファー域を割り振っていることを確認して、 コマンドを再サブミットしてください。

SQL1315N ローカル・データベース名が無効です。

説明

ローカル・データベース名に無効な文字が指定されました。 すべての文字は、 データベース・マネージャーの基本文字セットの文字でなければなりません。

関数は処理されません。

ユーザー応答

ローカル・データベース名に使用されている文字が、 データベース・マネージャー基本文字セットの文字であることを確認して、 コマンドを再サブミットしてください。

SQL1316N 指定されたローカル・データベース名の項目がデータベース接続サービス・ディレクトリーに見つかりませんでした。

説明

データベース接続サービス・ディレクトリーに、 入力されたローカル・データベース名に対応する項目が見つからないために、 データベース接続サービス・ディレクトリー・サービスが失敗しました。

関数は処理されません。

ユーザー応答

ローカル・データベース名が正しいことを確認して、 コマンドを再サブミットしてください。

SQL1317N ローカル・データベース名は、既にデータベース接続サービス・ディレクトリーに存在しています。

説明

ローカル・データベース名の項目がすでにディレクトリーに存在するために、 項目がディレクトリー追加できませんでした。

関数は処理されません。

ユーザー応答

ユニークなローカル・データベース名を指定するか、 または既存の項目を削除して新しい項目を追加してください。

SQL1318N パラメーター 1 の入力構造内のエレメント name の長さが無効です。

説明

データベース接続サービス・ディレクトリー項目構造の長さの値はゼロ以上か、 またはエレメントが持つ最大長以下でなければなりません。

関数は処理されません。

ユーザー応答

ディレクトリー項目構造のエレメントを指定する場合は、 関連した長さがエレメントのバイト数を表している必要があります。 そうでない場合は、長さの値はゼロでなければなりません。 すべてのディレクトリー項目構造エレメントが、 コマンドに必要な指定と長さを持っていることを確認して、コマンドを再サブミットしてください。

SQL1319N データベース接続サービスのディレクトリー項目が収集されていません。

説明

ディレクトリーの全項目をコピーする要求を受信しましたが、 事前に項目を集める要求を受信しなかったか、または事前に項目を集める要求が失敗しました。

関数は処理されません。

ユーザー応答

ディレクトリーをオープンする要求を出して、項目を集めてください。 次に、このコマンドを再サブミットしてください。

SQL1320N 現時点では、データベース接続サービス・ディレクトリーにアクセスできません。

説明

データベース接続サービス・ディレクトリーにアクセスする要求が失敗しました。 データベース接続サービス・ディレクトリーへの接続は、 要求したアクセスのタイプとディレクトリーの現在のアクティビティーによって異なります。 ディレクトリーを更新する要求の場合は、ディレクトリーがアクティブであってはなりません。 要求がディレクトリーの読み取りの場合は、ディレクトリーが更新されていなければ、 アクセスが許可されます。

関数は処理されません。

ユーザー応答

現在のアクティビティーが完了するのを待って、コマンドを再サブミットしてください。

SQL1321N ディレクトリー項目構造で指定された構造 ID が無効です。

説明

ディレクトリー項目構造が受け取った構造 ID が、認識できる値を持っていません。

関数は処理されません。

ユーザー応答

ディレクトリー項目構造に渡した構造 ID の値が有効であることを確認して、 コマンドを再サブミットしてください。

SQL1322N 監査ログ・ファイルへの書き込み中にエラーが発生しました。

説明

データベース監査機能は、監査記録に監査イベントを記録するために呼び出されたときに、エラーが発生しました。 監査ログが含まれているファイル・システムにはスペースがありません。 このファイル・システムでスペースを空けるか、または監査ログを整理してサイズを縮小してください。

ユーザー応答

  • スペースをさらに使用できるときは、監査機能を実行してメモリー内のデータを消去し、監査を作動可能状態にリセットしてください。
  • ログの整理を実行する前に、適切な抽出が実行されたこと、およびログのコピーが作成されていることを確認してください。削除された記録はリカバリーできません。

sqlcode: -1322

sqlstate: 58030

SQL1323N 監査構成ファイルへのアクセス中にエラーが発生しました。

説明

db2audit.cfg を開けなかったのか、または無効でした。 以下の理由が考えられます。
  • db2audit.cfg ファイルが存在していないか、または損傷を受けています。 以下のいずれかのアクションを行ってください。
    • ファイルの保管されたバージョンからリストアしてください。
    • db2audit 実行可能プログラムからリセット・コマンドを実行して、 監査機能構成ファイルをリセットしてください。

ユーザー応答

この問題を解決するには、システム管理者が適切なアクションを行わなければなりません。

sqlcode: -1323

sqlstate: 57019

SQL1324N ニックネーム列 schema.name.columnからのデータの変換中にエラーが発生しました。 理由コード: reason-code。 値: value

説明

データをリモート・ソースとの間で転送している間に、データ変換問題が発生しました。 以下の理由が考えられます。
1
数値が範囲外です。
2
数値構文エラーです。
3
Base 64 デコード・エラーです。
4
Hexbin デコード・エラーです。

ユーザー応答

リモート・タイプとローカル・タイプの間のデータ・タイプ・マッピングを調べてください。 さらに、リモート・システムが有効なデータを戻すことを確認してください。

SQL1325N リモート・データベース環境は、コマンドまたはいずれかのコマンド・オプションをサポートしていません。

説明

DB2 ワークステーション・データベース固有のコマンドまたはコマンド・オプションを、DB2 Connect またはフェデレーテッド・サーバーを通してホスト・データベースに対して発行しようとしました。 以下のコマンドが DB2 (MVS* 版)、DB2 (OS/400* 版)、 または SQL/DS* データベースに対して発行されると、このエラーが発生します。

  • OPSTAT(操作状況の把握)
  • GETAA(管理者許可の入手)
  • GETTA(表許可の入手)
  • PREREORG(表再編成の準備)
  • REORG(再編成関数の呼び出し)
  • RQSVPT/ENSVPT/RLBSVPT(サブトランザクション要求)
  • RUNSTATS(統計の実行)
  • COMPOUND SQL ATOMIC STATIC (ATOMIC コンパウンド SQL)
  • ACTIVATE DATABASE
  • DEACTIVATE DATABASE

同様に、以下のコマンドでも、間違ったオプションによりこのエラーが発生します。

  • IMPORT (表のインポート) ファイル・タイプは IXF、 コミット・カウントは 0 (オフライン・インポートの場合) または automatic 以外 (オンライン・インポートの場合)、 Action String (たとえば "REPLACE into ...") の最初の語は INSERT でなければなりません。
  • EXPORT (表のエクスポート) ファイル・タイプは IXF でなければなりません。

コマンドは処理されません。

ユーザー応答

ホスト・データベースに対して DB2 Connect またはフェデレーテッド・サーバーを通してこのコマンドを発行しないでください。

SQL1326N ファイルまたはディレクトリー name にアクセスできません。

説明

ファイルまたはディレクトリー name が、 ファイル許可が間違っているか、またはファイル・パスが違っている、 あるいはディレクトリーまたはパスに十分なスペースがないためアクセスできません。

クラスター・マネージャーを使用している場合、データベース・マネージャーが指定のパスをクラスター・マネージャー構成に追加する操作に失敗したときに、このエラーが戻されることがあります。 クラスター・マネージャーからのエラー・メッセージは、db2diag ログ・ファイルに記録されます。

ユーザー応答

コマンドに指定されたパスまたはファイル名が有効なこと、 およびそのパスまたはファイル名にアクセスする適切な許可を持っていてそのファイルが含まれるだけの十分なスペースがあることを確認してください。 問題を訂正して、コマンドを再サブミットしてください。 問題が解決しない場合は、システム管理者に問い合わせてください。

クラスター・マネージャーを使用している場合、問題を訂正してコマンドを再サブミットしてください。

  • db2diag ログ・ファイルを確認して、クラスター・マネージャーからのエラー・メッセージがあるかどうかを調べます。
  • db2diag ログ・ファイル内のクラスター・マネージャー・エラー・メッセージに応答することにより、データベース・マネージャーがパスをクラスター・マネージャー構成に追加することを妨げていた基本的な問題を訂正します。
  • コマンドを再サブミットしてください。

SQL1327N 暗黙の接続試行が失敗しました。 database-name は、 有効なデータベース名ではありません。

説明

暗黙接続の実行に失敗しました。 DB2DBDFT 環境変数により指定されたデータベース別名の構文が、有効ではありません。 データベース名は 1 から 8 バイトで、すべての文字はデータベース・マネージャー基本文字セットから使用する必要があります。

コマンドは処理されません。

ユーザー応答

DB2DBDFT 環境変数で指定したデータベース別名を修正して、コマンドをサブミットしてください。 コマンド行プロセッサーを使用している場合は、コマンドを再発行する前に、"db2 terminate" を発行する必要があります。 暗黙接続を実行したくない場合は、DB2DBDFT 環境変数を取り除いてください。

sqlcode: -1327

sqlstate: 2E000

SQL1328N 暗黙の接続試行が失敗しました。 データベース別名またはデータベース名 name が、ローカル・データベース・ディレクトリーに見つかりませんでした。

説明

暗黙接続の実行に失敗しました。 DB2DBDFT 環境変数によって指定されたデータベース名が、既存のデータベースではありません。 データベースが、データベース・ディレクトリーの中に見つかりませんでした。

コマンドは処理されません。

分散作業単位内で発行された CONNECT RESET 要求は、 デフォルト・データベースに対する暗黙接続を試みます。 これが、このエラーの理由になる場合があります。

ユーザー応答

  • DB2DBDFT 環境変数で指定したデータベース別名を修正して、コマンドをサブミットしてください。
  • 意図したアクションが、分散作業単位環境での処理中に接続を除去することである場合は、 CONNECT RESET ステートメントを、DISCONNECT または RELEASE ステートメントで置き換えることを考慮してください。
  • コマンド行プロセッサーを使用している場合は、コマンドを再発行する前に、"db2 terminate" を発行する必要があります。
  • 暗黙接続を実行したくない場合は、DB2DBDFT 環境変数を取り除いてください。

sqlcode: -1328

sqlstate: 42705

SQL1329N コマンドで指定された解決済みパスが長すぎます。

説明

コマンドに指定された解決パスが、データベース・マネージャーがサポートする最大長を超えています。 解決後のパスの長さが 215 文字を超えてはなりません。 Create Database、Catalog Database、 スキャンのための Open Database Directory、change database comment コマンドの実行中は、 データベース・マネージャー・インスタンス名が指定されたパスの最後に追加されます。

ユーザー応答

完全に解決された絶対または相対パス名が、データベース・マネージャー・インスタンス名を含めて、 215 文字を超えていないことを確認してください。 パスを訂正して、コマンドを再実行してください。

SQL1330N 記号宛先名 name が有効ではありません。

説明

Catalog Node コマンドの CPIC プロトコル構造の記号宛先名が、指定されていないか、または許された長さを超えています。 名前は、1 から 8 バイトの長さでなければなりません。

ユーザー応答

記号宛先名が指定されており、その長さが 8 バイトを超えていないことを確認してください。 有効な記号宛先名を使用して、コマンドを再サブミットしてください。

SQL1331N CPIC セキュリティー・タイプ type が無効です。

説明

Catalog Node コマンドの CPIC プロトコル構造に指定された CPIC セキュリティー・タイプが無効です。 セキュリティー・タイプは、LU 6.2 アーキテクチャーの指定にしたがって、 データベース・クライアントがパートナー LU との対話を割り振るときに含まれるセキュリティー情報を指定します。 セキュリティー・タイプの正しい値は、以下のとおりです。

SQL_CPIC_SECURITY_NONE

アクセス・セキュリティー情報は含まれません。

注: これは、フェデレーテッド・サーバーを使用している場合はサポートされません。 DB2 Connect が使用されていれば、認証タイプが DCE、KERBEROS、または SERVER_ENCRYPT の場合のみサポートされます。

SQL_CPIC_SECURITY_SAME

ユーザー ID が、それがすでにチェック済みであることを示す標識とともに含まれます。 認証タイプ SERVER が DB2 Connect またはフェデレーテッド・サーバーで使用されている場合、あるいは認証タイプが DCE、KERBEROS、または SERVER_ENCRYPT である場合、これはサポートされません。

SQL_CPIC_SECURITY_PROGRAM

ユーザー ID とパスワードの両方が含まれます。 認証タイプ CLIENT が DB2 Connect で使用されている場合、あるいは認証タイプが DCE、KERBEROS、または SERVER_ENCRYPT である場合、これはサポートされません。

ユーザー応答

セキュリティー・タイプを、このメッセージにリストされたタイプのいずれかに設定し、コマンドを再実行してください。

sqlcode: -1331

sqlstate: 08001

SQL1332N ホスト名 name が有効ではありません。

説明

Catalog Node コマンドの TCP/IP プロトコル構造のホスト名が、指定されていないか、または許された長さを超えています。 名前は 1 から 255 文字の長さでなければならず、すべてブランクは使用できません。

ユーザー応答

ホスト名が指定されており、それが 255 文字より長くないことを確認してください。 有効なホスト名を使用して、コマンドを再サブミットしてください。

SQL1333N サービス名 name が有効ではありません。

説明

Catalog Node コマンドの TCP/IP プロトコル構造のサービス名が、指定されていないか、または許された長さを超えています。 名前は 1 から 14 文字の長さでなければならず、すべてブランクは使用できません。

ユーザー応答

サービス名が指定されており、それが 14 文字より長くないことを確認してください。 有効なサービス名を使用して、コマンドを再サブミットしてください。

SQL1334N データベース・サーバーまたは DB2 Connect サーバーを使用して、この構成内の 2 番目のデータベース・サーバーにリモート要求を経路指定することはできません。

説明

サポートされていない組み合わせのクライアントとターゲット・データベース・サーバーを使用するデータベース・サーバー・ノードまたは DB2 Connect サーバー・ノードを経由して要求をルーティングしようとしたか、LUW データベース・サーバーまたは DB2 Connect サーバーを経由して非 LUW DRDA クライアントから DRDA ターゲット・データベースに要求をルーティングしようとしました。 要求は、クライアントから、ターゲット・データベースが実行されているノードに対して直接ルーティングする必要があります。

ユーザー応答

クライアント・マシンでデータベースをアンカタログした後で、 データベースが実際に常駐するノードを指定して、データベースをカタログしてください。 ノードもカタログされていることを確認してください。

SQL1335N アプリケーション要求側の名前が無効です。

説明

アプリケーション・リクエスター名が指定されましたが、その中に無効な文字が含まれています。 すべての文字は、 データベース・マネージャーの基本文字セットの文字でなければなりません。

ユーザー応答

アプリケーション・リクエスター名に使用されている文字が、 データベース・マネージャー基本文字セットから使用されていることを確認して、 コマンドを再実行してください。

SQL1336N リモート・ホスト hostname が見つかりませんでした。

説明

システムが、リモート・ホストのアドレスを解決できません。 可能性のある理由は、以下のとおりです。

  • TCP/IP ノードのカタログ時に、間違った hostname の値が指定されました。
  • 正しい hostname が指定されましたが、 このクライアント・ノードにアクセス可能な TCP/IP ネーム・サーバーのどれにも、 あるいはクライアントのホスト・ファイルにも、定義されていません。
  • 接続しようとしたときに、hostname が定義されている TCP/IP ネーム・サーバーが使用できませんでした。
  • TCP/IP が実行されていません。
  • リモート・ホストが CATALOG TCPIP6 NODE コマンドを使用してこのクライアントにカタログされました。 ただし、リモート・ホストは IPv6 をサポートしません。

ユーザー応答

TCP/IP が実行されており、TCP/IP ノードをカタログするときに指定した hostname が正しく、 アクセス可能なネーム・サーバーまたはローカル・ホスト・ファイルに定義されていることを確認してください。

リモート・ホストが CATALOG TCPIP6 NODE コマンドを使用してこのクライアントにカタログされたものの、リモート・ホストが IPv6 をサポートしない場合には、(1) まず UNCATALOG コマンドを使用し、(2) 次に CATALOG TCPIP NODE コマンドを使用して再カタログしてください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: リモート・ホストが SYSCAT.SERVERS ビューに正しくカタログされていることを確認してください。

sqlcode: -1336

sqlstate: 08001、08508

SQL1337N サービス service-name が見つかりませんでした。

説明

システムが、service-name に関連するポート番号を解決できませんでした。 可能性のある理由は、以下のとおりです。
  • TCP/IP ノードがカタログされたときに、正しくない service-name の値が指定されました。
  • 正しい service-name が指定されましたが、クライアントのサービス・ファイルに定義されていませんでした。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: この状態はデータ・ソースによっても検出できます。

ユーザー応答

TCP/IP ノードのカタログにおいて指定されたサービス名が正しい名前で、ローカル・サービス・ファイルに定義されていることを確認してください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーは、名前がデータ・ソースのサービス・ファイルに定義されていることも確認する必要があります。

SQL1338N シンボリック宛先名 symbolic-destination-name が見つかりませんでした。

説明

システムが、指定された symbolic-destination-name に関連するサイド情報を見つけることができません。 可能性のある理由は、以下のとおりです。
  • CPIC NODE がカタログされたときに、正しくない symbolic-destination-name が指定されました。
  • 記号宛先名とその関連するサイド情報が、SNA 通信サブシステムに定義されていません。
  • SNA 通信サブシステムは開始されていません。

ユーザー応答

CPIC ノードをカタログするときに指定した symbolic-destination-name が正しい名前であり、 それがローカル SNA 通信サブシステムに定義されていることを確認してください。

SNA 通信サブシステムが開始されていない場合は、開始してください。

SQL1339N N 非アトミック複合 SQL ステートメントの実行中に SQL エラーが検出され、次の ID を持っています: error1 error2 error3 error4 error5 error6 error7

説明

コンパウンド SQL ステートメントの 1 つ以上の SQL サブステートメントが、SQL エラー (負の戻りコード) になりました。

エラー・トークンは CLI/ODBC アプリケーションには返されません。 CLI/ODBC アプリケーションは、SQLGetDiagRec、SQLGetDiagField、または SQLError APIs を使用してそれぞれのエラーについての詳細を取得できます。

ユーザー応答

提供されるエラー識別情報を調べてください。 <n> <errorX> トークンが最大で 7 個まで書き込まれます。 それぞれの <errorX> は SQL ステートメント・エラーです。 これらのエラーは、見つかった順序でリストされます。 メッセージ・テキストが形式化されていない場合、 この情報は「SQLERRMC」フィールドの 2 番目で後続するトークンで見つけることができます (トークンは 1 バイトの 16 進数値 0xFF で区切られています)。

それぞれの <errorX> は PPPSSSSS という形式です。
PPP
PPP は、コンパウンド SQL ブロック内のエラーの原因となったステートメントの位置を表し、 左寄せされています。 たとえば、最初のステートメントが失敗した場合、このフィールドには番号 1 ("1 ") が含まれます。
SSSSS
失敗したステートメントの SQLSTATE です。

SQLCA 自体を調べることにより、詳細な情報を見つけることができます。 3 番目の「SQLERRD」フィールドにはコンパウンド SQL ステートメントにより影響を受けた行の番号が入り、 4 番目の「SQLERRD」フィールドには成功した最後のステートメントの位置が入り、 5 番目の「SQLERRD」フィールドには、IBM データ・サーバー・クライアント/DB2 サーバーおよび SQL/DS データベースがアクセスされた ときに、参照整合により影響を受けた行の番号が入り、 6 番目の「SQLERRD」フィールドには失敗した (負の SQLCODES が返された) ステートメントの番号が入ります。

sqlcode: -1339

sqlstate: 56091

SQL1340N ファイル・サーバー fileserver が見つかりませんでした。

説明

システムが、指定されたファイル・サーバーをネットワークで見つけることができませんでした。 可能性のある理由は、以下のとおりです。
  • IPX/SPX ノードがカタログされたときに、 正しくない fileserver 名が指定されていました。
  • 正しい fileserver 名が指定されていましたが、接続時に、ファイル・サーバーを使用できませんでした。

ユーザー応答

IPX/SPX ノードをカタログするときに指定した fileserver 名が正しく、 ファイル・サーバーがネットワーク上で使用できることを確認してください。

SQL1341N クライアント・データベース・マネージャー構成ファイルにワークステーション名を指定する必要があります。

説明

ワークステーション名が、 クライアント・データベース・マネージャー構成ファイルに指定されていません。

ユーザー応答

クライアント・データベース・マネージャー構成ファイルにワークステーション名を指定してください。

SQL1342N ファイル・サーバー名 name が欠落しているか無効です。

説明

コマンド/API に指定されたファイル・サーバー名がないか、または無効です。

ユーザー応答

ファイル・サーバー名が指定されており、名前に無効な文字が含まれておらず、 48 文字より長くないことを確認してください。 有効なファイル・サーバー名を使用して、コマンド/API を再サブミットしてください。

SQL1343N オブジェクト名 name が欠落しているか無効です。

説明

コマンド/API に指定されているオブジェクト名がないか、または無効です。

ユーザー応答

オブジェクト名が指定されており、名前に無効な文字が含まれておらず、 48 文字より長くないことを確認してください。 有効なオブジェクト名を使用して、コマンド/API を再サブミットしてください。

SQL1344N システム・カタログで検出された孤立行。 データベース・アップグレードを試みる前に、技術サービス担当者に連絡してください。

説明

1 つ以上のシステム・カタログの中に孤立行が含まれているため、データベース・アップグレードが失敗する可能性があります。

ユーザー応答

サービス担当者に連絡してください。 この問題が解決するまでは、データベース・アップグレードを試みないでください。

SQL1345N 後続の SQL ステートメントの正常な実行に影響を与えないクラスター・マネージャー・エラーが原因で、実行が失敗しました。

説明

現在の環境コマンドまたは SQL ステートメントの正常な処理を妨げるクラスター・マネージャー・エラーが発生しました。 実行時にエラーが発生しました。

コマンドまたはステートメントは処理できません。 現在のトランザクションはロールバックされず、アプリケーションはデータベースに接続されたままです。

ユーザー応答

メッセージ番号を記録してください。 可能であれば、SQLCA からすべてのエラー情報を記録してください。 db2diag ログ・ファイルにあるクラスター・マネージャーの戻りコードに基づいて必要な訂正アクションを試行し、コマンドまたは SQL ステートメントを再サブミットしてください。

必要な情報は以下のとおりです。

  • 問題の説明
  • SQLCODE と理由コード
  • SQLCA の内容 (可能な場合)
  • トレース・ファイル (可能な場合)

sqlcode: -1345

sqlstate: 58038

SQL1348W 表スペースのサイズを削減できませんでした。

説明

表スペースの高水準点を超えるフリー・スペースが存在しないため、表スペースのサイズを減らすことができませんでした。

ユーザー応答

REORG 表または索引の操作では、最高水準点より下のスペースを解放し、後続の ALTER TABLESPACE ... REDUCE ステートメントによって表スペースのサイズを削減できる可能性があります。

sqlcode: +1348

sqlstate: 0168J

SQL1350N アプリケーションが、この要求を処理するための正しい状態にありません。 理由コード = rc

説明

対応する rc:
01
アプリケーションは現在 SQL を処理しており、要求されたユーティリティー・コマンドを処理できません。
02
バックアップ要求が進行中です。 バックアップが完了する前に、さらに要求が必要であることを示す警告が、 初期ユーティリティー呼び出しから返されました。
03
リストア要求が進行中です。 リストアが完了する前に、さらに要求が必要であることを示す警告が、 初期ユーティリティー呼び出しから返されました。
04
ロールフォワード要求が進行中です。 ロールフォワードが完了する前に、さらに要求が必要であることを示す警告が、 初期ユーティリティー呼び出しから返されました。
05
ロード要求が進行中です。 ロードが完了する前に、さらに要求が必要であることを示す警告が、 初期ユーティリティー呼び出しから返されました。
07
フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: アプリケーションは、SQL ステートメントを実行した後でこのコマンドを処理することはできません。

ユーザー応答

対応する rc:
01
このコマンドを再発行する前に、作業単位を完了 (COMMIT または ROLLBACK を使用) してください。
02-05
進行中のユーティリティーの完了に必要な呼び出しを行なった後で、このコマンドを再発行してください。
07
フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: アプリケーションは、データベース・マネージャーとの接続を確立した後、他のどの SQL ステートメントよりも前に、このコマンドを発行する必要があります。

SQL1351C 使用可能な FCM チャネルがありません。

説明

FCM チャネルは使用できません。 最大値に達しているため、FCM は自動的にチャネルの数を増加できません。

ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

他の処理がこのリソースをいくらか解放した後に、この要求を再試行してください。

エラーが持続する場合、データベース・マネージャー構成ファイルで 指定された FCM チャネル (fcm_num_channels) 数を増やし、要求を再試行してください。

sqlcode: -1351

sqlstate: 57011

SQL1352N トランザクション中にトラステッド接続を再利用することはできません。

説明

接続がトランザクション中であるため、接続を再利用しようとしましたが失敗しました。 現在接続は未接続状態です。

ユーザー応答

接続の再利用を試行する前に、コミットまたはロールバックを必ず実行してください。

SQL1353N column-name の列オプションは、透過 DDL ステートメントでは無効です。 理由コード = reason-code

説明

透過 DDL ステートメントはデータ・ソースにオブジェクトを作成しました。 フェデレーテッド・サーバーで作成されたオブジェクト用に指定できる列オプションは、透過 DDL ステートメント経由ではサポートされていません。 列 column-name に指定した列オプションは、reason-code によって次のように表されます。

  1. lob-options
  2. unique-constraint、referential-constraint、または check-constraint
  3. default-clause
  4. generated-column-spec (default-clause は含まない)

ステートメントは処理できません。

ユーザー応答

無効なオプションを除去するか置き換えてください。

sqlcode: -1353

sqlstate: 428GO

SQL1354N 最近のコミットまたはロールバック操作が原因で、ルーチン routine-name 内の SQL 変数を参照に使用できません。

説明

ルーチン routine-name の実行中にデータ・タイプが XML の SQL 変数または SQL パラメーターの参照が試みられましたが、少し前のコミットまたはロールバック操作によってその値が使用できなくなったため、参照できません。

コミットまたはロールバック操作が行われた後で先に新しい値を割り当てずにデータ・タイプ XML の変数またはパラメーターを SQL プロシージャーで参照することはサポートされません。

ユーザー応答

エラーが発生しないようにするには、以下の 1 つ以上を行ってください。
  • コミットまたはロールバック操作を、データ・タイプ XML の SQL 変数または SQL パラメーターを参照する SQL ステートメントの後に移動する。
  • コミットまたはロールバック操作の後のデータ・タイプ XML の SQL 変数または SQL パラメーターの参照を除去する。
  • コミットまたはロールバック操作の後の SQL ステートメントで参照されるデータ・タイプ XML の SQL 変数または SQL パラメーターに値を割り当てる。
  • デッドロックやシステム障害のような状態の結果としてロールバックが暗黙的に行われた場合は、トランザクションを再試行する。

sqlcode: -1354

sqlstate: 560CE

SQL1355N アラート構成設定の取得時に指定された 1 つ以上の値が無効です。 理由コード: reason-code

説明

理由コード reason-code に示されている理由のため、 アラート構成設定値の検索時に指定した 1 つ以上の値が無効です。 可能性のある理由コードは、以下のとおりです。
1
指定したオブジェクト・タイプが無効です。
2
指定した構成レベルが無効です。
3
データベース名が指定されていないため、 特定のデータベースに対するアラート構成の検索要求が失敗しました。
4
データベース名またはオブジェクト名のいずれかが指定されていないため、 特定のオブジェクトに対するアラート構成の検索要求が失敗しました。
5
指定したオブジェクトのオブジェクト・タイプが一致しません。
6
オブジェクトは指定されましたが、オブジェクト・レベル設定が要求されませんでした。

ユーザー応答

理由コードに対応するアクションは、次のとおりです。
1
データベース・マネージャーのアラート構成設定値を検索するにはオブジェクト・タイプ DBM を、データベースについて検索する場合は DB を、表スペースについて検索する場合は TS を、表スペース・コンテナーについて検索する場合はTSC を指定します。
2
オブジェクト・タイプが DBM の場合、インストール・デフォルト設定値を検索するには構成レベル D を、インスタンス・レベル設定値を検索するには G または O を指定します。 オブジェクト・タイプが DBM ではない場合、インストール・デフォルト設定値を検索するには構成レベル D を、グローバル・レベル設定値を検索するには G を、オブジェクト・レベル設定値を検索するには O を指定します。
3
データベース名を指定します。
4
データベース名とオブジェクト名の両方が指定されていることを確認します。
5
指定したオブジェクトのオブジェクト・タイプが一致していることを確認してください。
6
オブジェクト名は、オブジェクト・レベル設定値を検索する場合にのみ指定します。

要求を再サブミットしてください。

sqlcode: -1355

sqlstate: 560CD

SQL1356N データ・パーティションを表 tablenameからデタッチできません。

説明

ALTER TABLE ... DETACH PARTITION ステートメントを処理できません。 データ・パーティションは同じ作業単位 (UOW) 内で接続されているため、表にはペンディング中の変更処理があります。

ユーザー応答

パーティションをデタッチする前に、ペンディング中の ATTACH トランザクションに対して COMMIT または ROLLBACK を実行してください。

SQL1357N 指定されたデータ・タイプは、データ・ソースからのデータ・タイプ・マッピングのローカル・データ・タイプとして無効です。 理由コード = reason-code。 ローカル・タイプを指定されたデータ・タイプに変更することはできません。

説明

指定されたデータ・タイプが無効なタイプ・マッピングであるか、サポートされないデータ・タイプです。

ユーザー応答

reason-code は、取るべきアクションを示します。
  1. 指定されたローカル・データ・タイプは、データ・ソースからマップされているデータ・タイプと互換性がありません。 データ・ソースのデータ・タイプと互換性のあるデータ・タイプを指定してください。
  2. 指定されたデータ・タイプは組み込みデータ・タイプではありません。 適切な組み込みデータ・タイプを指定してください。
  3. ラッパーがデータ・タイプ・マッピングをサポートしていません。 ラッパーによってサポートされるデータ・タイプを指定してください。

sqlcode: -1357

sqlstate: 42815

SQL1358N 重複カーソルをオープンできません。

説明

このネスト・レベルで最初のインスタンスがオープンされてから、このカーソルの 65533 を超えるインスタンスがオープンされました。

ユーザー応答

このネスト・レベルにあるこのカーソルのインスタンスをすべてクローズしてください。

sqlcode: -1358

sqlstate: 54064

SQL1359N トラステッド・コンテキストのユーザー切り替え要求の処理は、割り込みのために取り消されました。

説明

ユーザー切り替え処理中に割り込み要求を受け取りました。 ユーザー切り替え要求は完了しておらず、接続は未接続状態になっています。

ユーザー応答

アプリケーションを続行してください。 有効なユーザー切り替え要求を発行するか、またはこの接続を終了して新規接続を確立することで、接続をまず接続済み状態に戻す必要があります。

sqlcode: -1359

sqlstate: 51018

SQL1360N 現在の処理は中断できません。

説明

ユーザーが、割り込み可能でない処理の割り込みを試みました。

ユーザー応答

現在の処理の割り込みを行わないでください。

SQL1361W 実行時間がタイムアウト値を超えました。 割り込みを行いますか?

説明

コマンドが事前定義されたタイムアウト期間よりも長くかかる場合は、 (Windows クライアントの場合) このコマンドの割り込みを行うかどうかを確認するためのダイアログ・ボックスがポップアップされます。

このメッセージは Windows 環境にのみ適用され、ダイアログ・ポップアップ・ボックスにのみ表示されます。

ユーザー応答

YES - すぐに割り込みます; NO - 続行し、プロンプトを表示しません; CANCEL - 続行し、 タイムアウトになります、という 3 つの選択があります。

SQL1362W 即時変更のためにサブミットされた 1 つ以上のパラメーターが動的に変更されませんでした。 クライアントの変更は、次回のアプリケーション始動時、 または TERMINATE コマンドが発行されるまで有効になりません。 次の DB2START コマンドまで、サーバーの変更は有効になりません。

説明

データベース・マネージャーの構成変更のうちいくつかの変更を即時に適用することができませんでした。 これらのパラメーターについては、データベース・マネージャーの開始後に変更が適用されます。 通常これは、サーバーでの DB2START の後、 およびクライアントでのアプリケーションの再始動の後に発生します。

ユーザー応答

どのパラメーターの変更が動的に有効になったか、 あるいはどのパラメーターの変更が動的に有効にならなかったかを調べるには、 以下のコマンドを使用して、データベース・マネージャー構成パラメーターを検索し、 パラメーターの詳細を表示してください。
DB2 GET DBM CFG SHOW DETAIL

ユーザーがインスタンスにアタッチされている場合にのみ、 データベース・マネージャー構成パラメーターへの変更は動的に有効になります。 すべての構成パラメーターが動的更新をサポートしているわけではありません。 どのパラメーターを動的に変更できるのかを調べるには、 「管理ガイド」を参照してください。

グループ内で複数のパラメーターがサブミットされた場合は、 パラメーターを個々にサブミットしてください。 構成パラメーターを動的に変更できない場合には、以下の 1 つ以上を行ってください。
  • ユーザー・アプリケーション: アプリケーションの停止および開始
  • CLP: TERMINATE および再接続
  • サーバー: DB2STOP および DB2START の発行

SQL1363W 即時変更のためにサブミットされた 1 つ以上のパラメーターが動的に変更されませんでした。 これらの構成パラメーターの場合、構成パラメーターの変更が有効になる前に、データベースをシャットダウンして再アクティブ化する必要があります。

説明

データベース構成コマンドは正常に処理されました。 しかし、いくつかの変更は即座に処理されませんでした。

データベースに接続している場合にのみ、 データベース構成パラメーターへの変更は動的に有効になります。 すべての構成パラメーターが動的更新をサポートしているわけではありません。つまり、データベースが非アクティブ化されて再アクティブ化されるまで有効になりません。

ユーザー応答

どのパラメーターの変更が動的に有効になったか、 あるいはどのパラメーターの変更が動的に有効にならなかったかを調べるには、 以下のコマンドを使用して、データベース構成パラメーターを検索し、 パラメーターの詳細を表示してください。

DB2 GET DB CFG FOR  <database-alias> SHOW DETAIL

パラメーターがグループでサブミットされた場合は、個別にパラメーターの更新を再サブミットしてください。

動的更新をサポートしない構成パラメーターの場合は、以下の 1 つ以上を実行してください。

  • DEACTIVATE DATABASE コマンドを使用してデータベースを非アクティブ化し、次いで ACTIVATE DATABASE コマンドを使用して再びアクティブ化する。
  • バインド中に新規値が使用されるため、新規構成パラメーターが反映された後、 パッケージを再バインドする。
  • FLUSH PACKAGE CACHE コマンドを使用して、SQL キャッシュ内の動的ステートメントを無効にする。

SQL1364W パラメーターが AUTOMATIC をサポートしていない場合に、1 つ以上のパラメーターが AUTOMATIC に設定されました。

説明

1 つ以上の構成パラメーターが、AUTOMATIC をサポートしていないのに AUTOMATIC に設定されました。

ユーザー応答

パラメーターの変更がグループとしてサブミットされた場合は、 どのパラメーターの変更が成功したか調べるために、 変更を個々に再サブミットしてください。

1 つのパラメーターがサブミットされただけである場合は、 このメッセージは、値 AUTOMATIC がこのパラメーターでサポートされていないことを示します。

どの構成パラメーターが AUTOMATIC 値をサポートするかを調べるには、 「管理ガイド」を参照してください。

SQL1365N db2start または db2stop がプラグイン plugin-nameの処理に失敗しました。 理由コード = reason-code

説明

サーバー側のセキュリティー・プラグイン plugin-name の処理が失敗しました。 reason-code に対応する説明は、以下のとおりです。

1

セキュリティー・プラグインが見つからない。

2

セキュリティー・プラグインを利用できない。

3

複数の Kerberos セキュリティー・プラグインが SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターに指定されている。

4

Kerberos ベースのセキュリティー・プラグインが見つからないのに、 Kerberos が SRVCON_AUTH または AUTHENTICATION データベース・マネージャー構成パラメーターに指定されている。

5

必須の API がセキュリティー・プラグインに欠落している。

6

セキュリティー・プラグインのタイプが誤っている。

7

セキュリティー・プラグインのアンロードでエラーが生じた。

8

セキュリティー・プラグイン名が無効である。

9

セキュリティー・プラグインから報告された API のバージョンに、DB2 との互換性がない。

10

データベース・サーバー上で想定外のエラーがセキュリティー・プラグインによって検出された。

11

SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターが設定されていないのに、 GSSPLUGIN または GSS_SERVER_ENCRYPT が SRVCON_AUTH または AUTHENTICATION データベース・マネージャー構成パラメーターに指定されている。

12

データベース・マネージャー構成パラメーター COMM_EXIT_LIST の通信出口ライブラリー名が無効である。

13

通信出口ライブラリーが見つからない。

14

通信出口ライブラリーをロードできない。

15

通信出口ライブラリーに必須の API が欠落している。

16

ロードの際に通信出口ライブラリーでエラーが発生した。

17

通信出口ライブラリーから報告された API のバージョンに、DB2 との互換性がない。

ユーザー応答

reason-code に対応するユーザー応答は、以下のとおりです。

1

指摘されたセキュリティー・プラグインは、server-plug-in ディレクトリーに置かれていることを確認してください。

2

管理通知ログ・ファイルを調べて障害の原因を確かめて、 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。

3

SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターに指定した Kerberos セキュリティー・プラグインは 1 つだけであることを確認してください。

4

SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターに Kerberos セキュリティー・プラグインを 1 つ指定するか、 または SRVCON_AUTH または AUTHENTICATION データベース・マネージャー構成パラメーターには Kerberos を指定しないでください。

5

管理通知ログ・ファイルで、欠落している必須の API の名前を確かめて、 欠落している API をセキュリティー・プラグインに追加してください。

6

該当するデータベース・マネージャー構成パラメーター内に、 正しいタイプのセキュリティー・プラグインを指定してください。 たとえば、ユーザー ID/パスワード・ベースのセキュリティー・プラグインを SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターに指定しないでください。

7

管理通知ログ・ファイルを調べて障害の原因を確かめて、 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。

8

有効なセキュリティー・プラグイン名を指定してください。 その名前には、ディレクトリー・パス情報を記入してはなりません。

9

サポートされているバージョンの API がセキュリティー・プラグインで使用されていて、 正しいバージョン番号が報告されることを確認してください。

10

詳細は、クライアント上とサーバー上の管理通知ログ・ファイルで調べてください。 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。

11

SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターに GSS-API ベースのセキュリティー・プラグインを少なくとも 1 つ指定するか、 または SRVCON_AUTH または AUTHENTICATION データベース・マネージャー構成パラメーターに別のタイプの認証タイプを指定してください。

12

通信出口ライブラリーの命名規則と互換性があるライブラリー名を使用してください。

13

示されている通信出口ライブラリーが通信バッファー出口ライブラリーの標準的な場所にあることを確認してください。

14

通信出口ライブラリーをロードできない理由を示すメッセージがないか db2diag.log を調べてください。

15

欠落している API 名について db2diag.log を調べてください。 欠落している API を通信出口ライブラリーに追加してください。

16

通信出口ライブラリーから返されたメッセージがないか db2diag.log を調べてください。 メッセージには、DB2 ではなく通信バッファー出口ライブラリーでエラーが発生したことが示されています。

17

この DB2 のバージョンと互換性がある通信出口ライブラリーのバージョンを使用してください。

SQL1366N クライアントでセキュリティー・プラグイン plugin-name の処理エラーが発生しました。 理由コード = reason-code

説明

クライアント側のセキュリティー・プラグインがエラーを戻しました。 reason-code に対応する説明は、以下のとおりです。
  1. 必須の API がセキュリティー・プラグインに欠落している。
  2. セキュリティー・プラグインのタイプが誤っている。
  3. クライアントのセキュリティー・プラグインをロードできない。
  4. セキュリティー・プラグインをアンロードできない。
  5. プラグイン名が無効である。
  6. セキュリティー・プラグインから報告された API のバージョンに、DB2 との互換性がない。
  7. 想定外のエラーがセキュリティー・プラグインで検出された。
  8. クライアントの証明書が無効である。
  9. 期限切れの証明書がセキュリティー・プラグインで受信された。

ユーザー応答

reason-code に対応するユーザー応答は、以下のとおりです。
  1. 管理通知ログ・ファイルで、欠落している必須の API の名前を確かめてから、 欠落している API をセキュリティー・プラグインに追加してください。
  2. 該当するデータベース・マネージャー構成パラメーター内に、 正しいタイプのセキュリティー・プラグインを指定してください。 たとえば、ユーザー ID/パスワード・ベースのセキュリティー・プラグインを SRVCON_GSSPLUGIN_LIST データベース・マネージャー構成パラメーターに指定しないでください。
  3. 管理通知ログ・ファイルを調べて障害の原因を確かめて、 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。
  4. 管理通知ログ・ファイルを調べて障害の原因を確かめて、 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。
  5. 有効なセキュリティー・プラグイン名を指定してください。 その名前には、ディレクトリー・パス情報を記入してはなりません。
  6. サポートされているバージョンの API がセキュリティー・プラグインで使用されていて、 正しいバージョン番号が報告されることを確認してください。
  7. 詳細は、クライアント上とサーバー上の管理通知ログ・ファイルで調べてください。 管理通知ログのエラー・メッセージ・テキストに示された問題を解決してください。
  8. クライアント証明書 (db2secGenerateInitialCred で生成されたものか、 またはインバウンドの代行証明書として用意されたもの) が、 セキュリティー・プラグインで認識されるフォーマットになっていることを確認してください。 証明書は、コンテキストの開始に使用されるので、INITIATE または BOTH 証明書でなければなりません。
  9. ステートメントをサブミットするユーザーは、該当する認証を取得し (または最初の証明書を再取得し) てから、 そのステートメントを再サブミットする必要があります。

SQL1367N リソース・ポリシー・サポートのためのオペレーティング・システム構成が不十分です。

説明

リソース・ポリシーは、現在のオペレーティング・システム構成をサポートしていません。

ユーザー応答

適切なオペレーティング・システム・レベルをインストールするか、または DB2_RESOURCE_POLICY レジストリー変数を無効にしてください。

SQL1368N リソース・ポリシー構成が無効です。

説明

リソース・ポリシー・ファイルが無効です。

ユーザー応答

DB2_RESOURCE_POLICY レジストリー変数で定義されているファイルで指定されているポリシー定義を訂正してください。

DB2_RESOURCE_POLICY レジストリー変数をクリアすることによってリソース・ポリシー・サポートを無効にするか、または DB2_RESOURCE_POLICY を AUTOMATIC に設定して自動構成にしてください。

SQL1369N 無効な XML 文書です。

説明

現在の XML 文書は無効です。

ユーザー応答

先へ進む前に XML 文書を検証してください。

SQL1370N インスタンスまたはデータベース name1 を静止しようとしましたが、インスタンスまたはデータベース name2 は既にユーザー usernameによって静止されているため、失敗しました。 静止タイプ: type

説明

データベースが別のユーザーによって、すでに静止されているにもかかわらず、 インスタンスを静止するというような、 静止のオーバーラップになるインスタンスまたはデータベースの静止が試みられました。

静止タイプ type は、すでに静止されているインスタンスまたはデータベースを参照しています。 '1' がインスタンスで、'2' がデータベースです。

ユーザー応答

インスタンスまたはデータベースを現在静止しているユーザーに連絡して、 インスタンスまたはデータベースが静止から解放される時期を尋ね、解放されたときに要求を再試行してください。

SQL1371W name という名前の指定されたインスタンスまたはデータベースが既に静止しているため、静止操作は実行されませんでした。

説明

保守アクティビティーを実行する前に、インスタンスまたはデータベースを静止することにより、データベース・マネージャーのインスタンスまたはデータベースからユーザーを強制的に切断することができます。

既に静止しているインスタンスまたはデータベースを静止しようとすると、このメッセージが返されます。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1372N トランザクション中は静止を実行できません。

説明

静止を発行するユーザーが、未完の作業単位を持っているにもかかわらず、 データベースまたはインスタンスを静止しようとしました。 この状態の間は、静止を発行できません。

ユーザー応答

作業単位を完了 (COMMIT または ROLLBACK) させて、もう一度やり直してください。

SQL1373W インスタンスまたはデータベース nameは静止していないため、静止解除できません。

説明

インスタンスまたはデータベースが静止状態ではないため、静止解除が失敗しました。

ユーザー応答

静止解除が正しいインスタンスまたはデータベースに対して発行されていることを確認してください。

SQL1374N 別のユーザー usernameによって静止されているため、インスタンスまたはデータベース nameを QUIESCE RESET できません。

説明

インスタンスまたはデータベースが静止されましたが、それは他のユーザーによって行われました。

ユーザー応答

quiesce reset が正しいインスタンスまたはデータベースに対して発行されていることを確認してください。

SQL1375N 無効なパラメーターが API に渡されました。 パラメーター parm-code がエラーです。

説明

parm-code が、以下のエラーがあるパラメーターを示しています。
1
scope
2
options

値が範囲外または無効である可能性があります。

ユーザー応答

api の構文をチェックしてパラメーターを訂正し、もう一度やり直してください。

SQL1376N fenced として定義されたラッパーを使用したソース派生プロシージャーの作成または呼び出しはサポートされていません。

説明

fenced として定義されたラッパーを使用してソース化プロシージャーを作成または呼び出すことはできません。

ユーザー応答

unfenced として定義されたラッパーを使用してステートメントをサブミットしてください。

sqlcode: -1376

sqlstate: 55069

SQL1377N ソース派生プロシージャーの作成または変更は、このデータ・ソースではサポートされていません。

説明

ソース化プロシージャーをこのデータ・ソースで作成または変更できません。

ユーザー応答

サポートされるデータ・ソースでステートメントをサブミットしてください。

sqlcode: -1377

sqlstate: 560CL

SQL1379W データベース・パーティション・グループ partition_group が部分的に再配分されました。 再配分された表の数は number で、まだ再配分されていない表の数は number です。 理由コード = reason-code

説明

この再配分操作は正常に完了しましたが、データベース・パーティション・グループは部分的にのみ再配分されます。 その結果、データベース・パーティション・グループ内の再配分済みの表が、まだ再配分されていない表とは別のパーティション・マップを使用する可能性があります。 さらに、再配分操作の前に、再配分済みの表と再配分されていない表の間の連結が存在した場合、それらの表の間の連結プロパティーは一時的に無効にされます。 そのため、照会パフォーマンスが最適にならない可能性があります。

理由コード:

1

再配分要求で表リストが指定されましたが、その表リストには指定されたデータベース・パーティション・グループ内のすべての表が含まれていませんでした。 その結果、要求で指定されたリストにない、データベース・パーティション・グループ内のその他の表は再配分されません。

2

STOP AT パラメーターが再配分要求で指定され、その再配分操作が完了する前に値に達しました。

ユーザー応答

CONTINUEパラメーターを指定した別の再配分要求を発行することによって、指定された別の表集合またはデータベース・パーティション・グループの残りの部分のいずれかに新しい分散を適用してください。 あるいは、ABORT パラメーターを指定することによって、再配分操作を取り消して古い配布システムに戻ってください。

SQL1380N 予期しない Kerberos セキュリティー・エラーが発生しました。

説明

認証中に、予期しない Kerberos セキュリティー・エラーが発生しました。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1381N セキュリティー・サポート・プロバイダー・インターフェースが使用できません。

説明

Security Support Provider Interface (SSPI) が使用できなかったため、認証に失敗しました。

ユーザー応答

Windows オペレーティング・システムを稼働している場合、 ファイル security.dll がシステム・ディレクトリーに存在することを確認してください。 また、使用されているオペレーティング・システムで SSPI がサポートされていることを確認してください。

SQL1382N Kerberos サポートは使用できません。

説明

Kerberos サポートがインストールされていないため、認証に失敗しました。

ユーザー応答

Kerberos サポートがインストールされ、操作可能であることを確認してから、接続を再び試みてください。

SQL1383N ターゲット・プリンシパル名が無効です。

説明

CATALOG DATABASE コマンドに指定されたターゲット・プリンシパル名が無効です。

ユーザー応答

UNCATALOG DATABASE コマンドを使用して、 無効なターゲット・プリンシパル名を含んでいるデータベース項目を除去してください。 CATALOG DATABASE コマンドを使用して、 有効なターゲット・プリンシパル名でデータベース項目を再カタログしてから、接続を再び試みてください。

Windows オペレーティング・システム環境で実行している場合、ターゲット・プリンシパル名は、DB2 サービスのログオン・アカウント名 (<domain name>\<user ID> という形式) になります。

SQL1384N 相互認証を完了できません。

説明

クライアントまたはサーバーが相互認証を完了できなかったため、接続に失敗しました。

ユーザー応答

ターゲット・プリンシパル名が CATALOG DATABASE コマンドに指定された場合、 クライアントが接続を試みているサーバーに対し、 ターゲット・プリンシパル名が有効であることを確認してください。

Windows オペレーティング・システム環境で実行している場合、ターゲット・プリンシパル名は、DB2 サービスのログオン・アカウント名 (<domain name>\<user ID> という形式) になります。

ターゲット・プリンシパル名が無効と思われる場合は、IBM サービスまでご連絡ください。

SQL1385N パラメーター parameter が、再配分操作に対して正しく指定されていません。 理由コード = reason-code

説明

エラー・メッセージの中で示されているパラメーターは、無効か、誤って指定されているか、または指定されている他の再配分オプションの 1 つと互換性のないものです。

理由コード:

1

無効な再配分オプションが指定されました。 配分オプションは、U (均等)、T (ターゲット・マップ)、C (続行)、または A (アボート) のいずれかです。

2

パーティション・リストのパーティション数の最大数は、1 つのクラスターで許可される パーティションの最大数より小か等しくなければなりません。

3

STOP AT パラメーター値が無効です。 STOP AT 値は、長さが 26 の ISO 形式でなければなりません。 形式は "yyyy.mm.dd.hh-mm-ss-nnnnnn" でなければなりません。

7

STATISTICS パラメーター値が無効です。 値は DB2REDIST_STAT_USE_PROFILE ('P') か DB2REDIST_STAT_NONE ('N') のいずれかでなければなりません。

8

表名の長さが範囲外です。 各表の名前の最大長は (SQL_MAX_IDENT + SQL_MAX_IDENT +2) です。

9

表オプション・パラメーターが無効です。 表オプション値は DB2REDIST_TABLES_FIRST ('F') か DB2REDIST_TABLES_ONLY ('O') のいずれかでなければなりません。

10

入力パラメーター構造からの情報が欠落しています。 入力構造 db2RedistStruct は NULL にすることができません。 また、そのフィールド構造 db2RedistIn も NULL にすることができません。

11

データベース・パーティション・グループ名が未定義であるか、またはデータベース・パーティション・グループ名に対する構造体 (struct) db2Char が正しくありません。 データベース・パーティション・グループ名を指定する必要があります。 データベース・パーティション・グループ名を格納する構造体 db2Char には有効なデータが含まれていなければなりません。 データベース・パーティション・グループ名に対する構造体 db2Char を調べてください。 pioData が NULL である場合、iLength はゼロでなければならず、逆に後者がゼロなら前者が NULL でなければなりません。

12

データ配布ファイル名を保管している構造 db2Char が無効です。

13

ターゲット・パーティション・マップ・ファイル名を保管している構造 db2Char が無効です。

14

再配分オプション 'T' (ターゲット・マップ) が指定されましたが、ターゲット・マップ・ファイルが指定されていません。

15

再配分オプションが 'T'(ターゲット・マップ) または 'A' (アボート) である場合、データ配布ファイルを指定してはなりません。

16

再配分オプションが 'U' (均等)、'C' (継続)、または 'A' (アボート) である場合、ターゲット・マップ・ファイルを指定してはなりません。

17

再配分オプションが 'T'(ターゲット・マップ)、'C' (継続)、または 'A' (アボート) である場合、パーティション・リストの追加、パーティション・リストのドロップは空でなければならず、カウントの追加およびカウントのドロップはゼロでなければなりません。

18

再配分オプションを複数回指定することはできません。

19

正しくないバージョン番号が API に渡されました。

20

表リストで指定された型付き表は、階層全体のルート表ではありません。

21

DATA BUFFER パラメーター値が無効です。 値は 0 より大きく、util_heap_sz db cfg パラメーターのサイズより小さくなければなりません。

ユーザー応答

理由コードに基づいて、対応するパラメーターをチェックし、有効なパラメーターが指定されていることを確認してから、ユーティリティーを再度呼び出してください。

SQL1387W DB2 高可用性災害時リカバリー (HADR) のテークオーバーが正常に完了しました。 ただし、HADR リソース・グループはロックされたままで、クラスター・マネージャーはそのリソース・グループを制御していません。

説明

HADR のテークオーバーは正常に完了して、クラスター・マネージャーは影響を受けるクラスター・ノード上のリソース・グループを管理する役割を再び果たすことになります。

ただし、データベース・マネージャーはリソース・グループの制御をクラスター・マネージャーに戻すことに失敗しました。 その結果、クラスター・マネージャーは現在そのリソース・グループを制御していません。

クラスター・マネージャーがこのリソース・グループを制御していない場合、クラスター・マネージャーはそのリソース・グループに関連した障害に対して反応しません。

クラスター・マネージャーからのエラー・メッセージは、db2diag ログ・ファイルに記録されます。

ユーザー応答

リソース・グループのロックを手動で解除して、クラスター・マネージャーがリソース・グループを制御できるようにします。

  1. db2diag ログ・ファイルを検討して、データベース・マネージャーがリソース・グループのロックを解除してリソース・グループの制御をクラスター・マネージャーに戻すことに失敗した詳しい理由を示す診断情報を調べてください。
  2. クラスター・マネージャーのツールおよびユーティリティーを使用して、影響を受けたリソース・グループをロック解除、使用可能化、またはモニターします。

SQL1388W 要求されたリソースまたはリソースの一部にアクセスしようとしたときに、エラーが発生しました。 部分的な情報が戻されています。 詳細は、メッセージ message-number の管理通知ログで入手できます。

説明

要求された情報の 1 つ以上のソースにアクセスしようとして、エラーが発生しました。 収集できた情報は有効で、戻されましたが、一部のレコードが欠落している可能性があります。

ユーザー応答

照会結果は完全ではありません。 詳細については、管理通知ログの関連項目を参照し、訂正してから、コマンドを再サブミットしてください。 問題が解決しない場合は、IBM サポートに連絡してください。

SQL1389N 表指定子 table-designator が式に対して無効です。

説明

表指定子がこの SQL ステートメント内の表指定子になるように定義されていないか、表指定子が SQL ステートメント内で指定された場所をこの表指定子で参照できません。

ステートメントは実行できません。

ユーザー応答

構文を訂正して、ステートメントを再サブミットしてください。 ROW CHANGE TIMESTAMP 式および ROW CHANGE TOKEN 式の表指定子、または RID および RID_BIT 組み込み関数の規則については、「DB2 SQL リファレンス」を参照してください。

sqlcode: -1389

sqlstate: 42703

SQL1390C 環境変数 DB2INSTANCE が定義されていないか無効です。

説明

環境変数 DB2INSTANCE が定義されていないか、 または有効なインスタンス所有者に設定されていません。

ユーザー応答

DB2INSTANCE 環境変数を、使用するインスタンスの名前に設定してください。 使用するインスタンスの名前、 または DB2INSTANCE 環境変数のインスタンス名への設定方法が分からない場合は、 「管理ガイド」を参照してください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: DB2INSTANCE 情報については、「フェデレーテッド・システム・ガイド」を参照してください。

PATH 環境変数に、 使用するインスタンスのホーム・ディレクトリーの sqllib/adm パスが入っていることを確認してください (たとえば、 /u/instance/sqllib/adm で、/u/instance は、 UNIX システムのインスタンス所有者のホーム・ディレクトリーです)。

SQL1391N データベースは、データベース・マネージャーの別のインスタンスによって既に使用されています。

説明

データベースが、 データベース・マネージャーの他のインスタンスによって使用中 (データベースは、 1 つのインスタンスにしか使用できない可能性があります) のために、要求が失敗しました。 これは、他のマシンにある他のインスタンスにもアクセス可能な、 取り付け済みファイル・システム上のデータベースにアクセスしようとして発生する可能性があります。

また、データベースに対してオープン接続 (SNA を介して) をもっていて、 データベース・マネージャーが異常終了した場合にも、これが発生することがあります。

ユーザー応答

  • 正しいデータベースを使用しており、 このデータベースを他のインスタンスが使用していないことを確認してください。
  • データベース・マネージャーが異常終了して、 それに対してコマンド行プロセッサー接続がある場合には、「db2 の終了」を実行して、 問題となっているオープン接続をクローズしてから、もう一度接続をやり直してください。

sqlcode: -1391

sqlstate: 51023

SQL1392N prep,-bind,-import,-export を使用するアプリケーションの複数インスタンスはサポートされていません。

説明

WINDOWS 内では、一時点で実行できるインスタンスは prep、bind、import、 export のいずれか 1 つだけです。

ユーザー応答

WINDOWS 内では、 prep、 bind、 import、 export を使用するアプリケーションを複数始動しないでください。

SQL1393C 環境変数 DB2PATH が定義されていないか、無効です。

説明

環境変数 DB2PATH が定義されていないか、または有効なディレクトリー・パスに設定されていません。

ユーザー応答

DB2PATH 環境変数を、 データベース・マネージャーがインストールされているディレクトリーに設定してください。

SQL1394N インスタンスが定義されていません。

説明

インスタンスが未定義のため、新規インスタンスがアプリケーションに設定できません。

このメッセージは、現在のインスタンス環境で実行するための必要な権限を現在のユーザーが持っていない場合に戻される可能性があります。

ユーザー応答

指定されたインスタンスが存在すること、および現在のインスタンス環境でプログラムを実行するための十分な権限を現在のユーザーが持っていることを確認してください。 次のように db2ilist コマンドを使用して、インスタンスのリストを表示します。

   db2ilist

SQL1395N アプリケーションが複数のコンテキストを使用しているため、別のインスタンスに切り替えることができません。

説明

アプリケーションが複数のコンテキストを使用しているため、別のインスタンスに切り替える要求が失敗しました。

ユーザー応答

別のインスタンスに切り替える前に、アプリケーションが複数のコンテキストを使用していないか、 または確認してください。

SQL1396N アプリケーションがデータベースに接続されているか、インスタンスに接続されているため、別のインスタンスに切り替えることができません。

説明

アプリケーションがデータベースに接続あるいはインスタンスに接続しているため、 別のインスタンスに切り替える要求が失敗しました。

ユーザー応答

別のインスタンスに切り替える前に、 アプリケーションがデータベースあるいはインスタンスに接続されていないか、または確認してください。

SQL1397N DB2 サービスがログオンに失敗しました。

説明

DB2 サービスがログオンの失敗のため、開始できません。

ユーザー応答

DB2 Administration Server を開始している場合、 DB2ADMIN SETID コマンドで新規のログオン・アカウントを設定します。 Windows でデータベース・サーバーを開始している場合、「コントロール パネル」の「サービス」ダイアログ・ボックスを使用して、DB2 サービスに対するログオン・アカウントを設定することができます。

SQL1398N ルーチン routine-name は、パーティション・データベース環境ではサポートされません。

説明

ルーチン routine-name はパーティション・データベース環境でサポートされていません。 RID 関数の戻りデータ・タイプはデータベース・パーティション間で行を一意的に識別しません。 RID 関数は、DB2 for z/OS の互換性のために、非パーティション・データベース環境でサポートされます。

ユーザー応答

非パーティション・データベース環境でのみルーチンを使用してください。 RID 関数を使用する代わりに、RID_BIT 関数を使用してください。

sqlcode: -1398

sqlstate: 56038

SQL1399N 操作 operation-name は、オブジェクト object-nameのオプション option-name2 のため、オプション option-name1 には無効です。 理由コード = reason-code

説明

2 つのラッパー・オプションまたはサーバー・オプションには相互に従属関係があります。 オプションをドロップできるかまたは追加できるかは、別のオプションが存在するかどうかによって異なります。 :NONE.

理由コードには、以下のものがあります。
01
オブジェクト object-name のオプション option-name2 が存在しないため、オプション option-name1 を追加できません。
02
オブジェクト object-name のオプション option-name2 が存在するため、オプション option-name1 をドロップできません。

ユーザー応答

2 つのラッパー・オプションまたはサーバー・オプションには相互に従属関係があります。 オプションをドロップできるかまたは追加できるかは、別のオプションが存在するかどうかによって異なります。

理由コードには、以下のものがあります。
01
オブジェクト object-name のオプションoption-name2 を追加します。 次に、オプション option-name1 を追加します。
02
オブジェクト object-name のオプションoption-name2 をドロップします。 次に、オプション option-name1 をドロップします。

SQL1400N 認証はサポートされていません。

説明

指定された認証タイプはサポートされていません。

コマンドは処理されません。

ユーザー応答

有効なパラメーターの値を使用して、コマンドを再発行してください。

SQL1401N 認証タイプが一致しません。

説明

リモート・ノードの認証タイプとは異なる認証タイプで、ローカル・ノードにカタログされているリモート・データベースに 接続しようとしました。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: このメッセージは以下の場合にも表示されます。
  • データ・ソースが SYSCAT.SERVEROPTIONS に OPTION ='PASSWORD' の SETTING='N' を指定して識別され、データ・ソースが承認クライアント・モードで実行されていない (つまり、データ・ソースにパスワードが必要である)。
  • データ・ソースが SYSCAT.SERVEROPTIONS で OPTION ='PASSWORD' に SETTING='Y' を 指定して識別されており、データ・ソースがトラステッド・クライアント・モード (データ・ソースがパスワードを 予期しないモード) で実行されている。
  • SYSCAT.SERVEROPTIONS の OPTION='PASSWORD' にサーバー・オプションが指定されておらず、PASSWORD に対するシステム・デフォルト値が、データ・ソース・パスワード要件に違反している。

ユーザー応答

コマンドは処理されません。

リモート・データベースと同じ認証タイプで、クライアント・ノード にデータベース別名を再カタログしてください。 コマンドを再サブミットしてください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合:
  • データ・ソースがパスワードを必要としているが、そのサーバーについて SYSCAT.SERVEROPTIONS に OPTION='PASSWORD'の SETTING='N' が含まれているという問題がある場合は、ALTER SERVER SQL ステートメントを使用して SYSCAT.SERVEROPTIONS を変更し、正しいデータ・ソース・パスワード要件を反映させてください。
  • データ・ソースがパスワードを必要としていないが、SYSCAT.SERVEROPTIONS には OPTION='PASSWORD' の SETTING='Y' が含まれているという問題がある場合は、ALTER SERVER SQL ステートメントを使用して SYSCAT.SERVEROPTIONS を変更し、正しいデータ・ソース・パスワード要件を反映させてください。
  • OPTION='PASSWORD' のサーバー・オプションが SYSCAT.SERVEROPTIONS に設定されていない場合は、CREATE SERVER SQL ステートメントを使用して項目を作成し、正しいデータ・ソース・パスワード要件を反映させてください。

sqlcode: -1401

sqlstate: 08001

SQL1402N 予期しないシステム・エラーのため、ユーザーを認証できません。

説明

システム管理者に連絡してください。 UNIX ベース・システムでは、ファイル db2ckpw に正しい許可ビッ ト・セットがないか あるいはシステムがスワップ / ページング・スペース を使いきっている可能性があります。 Windows で DB2 セキュリティー・サービスがまだ開始されていないか、アカウントがロックされている可能性があります。

コマンドは処理されません。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: この状態はデータ・ソースによっても検出できます。

ユーザー応答

UNIX ベースのシステムでは、システム管理者に依頼して、db2ckpw に対する正しいアクセス許可が設定されていること、および十分なスワップ/ページング・スペースが割り振られていることを確認してください。 Windows では、アカウントがロックされていないことを確認してください。

SQL1403N 指定されたユーザー名またはパスワード (あるいはその両方) が正しくありません。

説明

指定された無効なユーザー名とパスワードのいずれか、または その両方が正しくないか、ユーザー名/パスワードの組み合わせが無効か、または 接続しようとしているデータベースの認証タイプが SERVER で、CONNECT TO ステートメントにユーザー名とパスワードが指定されて いません。

DB2 Connect を使用している場合には、ホスト接続用の DCS ディレクトリー項目が見つからなかったことが問題である可能性があります。

コマンドは処理されません。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: この状態はデータ・ソースによっても検出できます。

ユーザー応答

正しいユーザー名とパスワードの組み合わせを提供してください。

フェデレーテッド・システム・ユーザーの場合: SYSCAT.USEROPTIONS の項目が、アクセスされるデータ・ソースの正しいユーザー名とパスワードを含むことを確認してください。

sqlcode: -1403

sqlstate: 08004

SQL1404N パスワードの有効期限が切れています。

説明

パスワードの期限が切れています。

ユーザー応答

パスワードを変更した後で、新しいパスワードを使用して 要求を再試行してください。 コマンド行プロセッサーを使用して、CONNECT ステートメントまたは ATTACH コマンドを発行し、パスワードを変更することができます。

sqlcode: -1404

sqlstate: 08004

SQL1405N ローカル DB2 認証サーバーと通信できません。

説明

ローカル DB2 認証サーバーとの通信中のエラーのために、アプリケーションが認証に失敗しました。

ユーザー応答

DB2 認証サーバーが開始していることを確認してください。

SQL1406N 共有ソート・メモリーをこのユーティリティーに割り振ることができません。

説明

共有ソート・メモリーは使用できない状態になっていますが、この操作には必要です。

ユーザー応答

以下のいずれかを実行します。
  • SHEAPTHRES_SHR 構成パラメーターの値を、共有メモリーでソートを行えるように構成します。
  • INTRA_PARALLEL 構成パラメーターを YES に設定して、パーティション内並列処理を有効にします。
  • 接続コンセントレーターをアクティブ化します。

SQL1407N option-name オプションは、 フィーチャーと互換性がありません。

説明

このユーティリティーでは、feature の指定された option_name オプションはサポートされていません。

ユーザー応答

互換性のあるオプションを使用して、コマンドを再サブミットしてください。

SQL1408N 監査ポリシー audit-policy は、タイプ object-typeのオブジェクト object-name に対して既に使用されています。

説明

タイプ object-type のオブジェクト object-name の AUDIT USING ステートメントは指定されたオブジェクトの監査ポリシーと関連付けようとしましたが、監査ポリシー audit-policy がすでに使用中です。 特定のオブジェクトに関連付けることができるのは 1 つの監査ポリシーのみです。 ステートメントを処理できませんでした。

ユーザー応答

AUDIT ステートメントの REPLACE オプションを使用して、既存の監査ポリシーを希望する監査ポリシーに置き換えます。

sqlcode: -1408

sqlstate: 5U041

SQL1409N 監査ポリシーが、タイプ object-typeのオブジェクト object-name に関連付けられていません。

説明

REMOVE オプションを指定した AUDIT ステートメントが、タイプ object-typeのオブジェクト object-name との関連付けを除去しようとしましたが、関連付けが存在しません。ステートメントを処理できませんでした。

ユーザー応答

正しいオブジェクトおよびタイプが使用されたかどうか確認してください。 正しい場合、関連が存在しないため、何も行う必要はありません。

sqlcode: -1409

sqlstate: 5U042

SQL1410N SQL ステートメントは XA トランザクション内では発行できません。

説明

以下のステートメントのいずれかが発行されましたが、XA トランザクション内でそれを発行することができません。
  • CREATE、ALTER、または DROP WORKLOAD
  • GRANT または REVOKE USAGE ON WORKLOAD
  • CREATE、ALTER、または DROP SERVICE CLASS
  • CREATE、ALTER、または DROP WORK CLASS SET
  • CREATE、ALTER、または DROP WORK ACTION SET
  • CREATE、ALTER、または DROP THRESHOLD
  • CREATE、ALTER、または DROP TRUSTED CONTEXT
  • CREATE、ALTER、または DROP AUDIT POLICY

ユーザー応答

XA 以外の接続からステートメントを再発行するか、あるいは現在の XA トランザクションが完了するまで待機してから、ステートメントを再発行してください。

sqlcode: -1410

sqlstate: 51041

SQL1411N 指定された節 clauseは、サービス・スーパークラスではサポートされません。

説明

指定された節、clause はサービス・サブクラスには有効ですが、サービス・スーパークラスには無効です。 サービス・サブクラスを作成または変更する場合は、UNDER 節を使用してください。

ユーザー応答

サポートされない節を除去するか、または UNDER 節を指定してサービス・サブクラスを作成または変更してください。

sqlcode: -1411

sqlstate: 5U043

SQL1412N table-name という名前の表を処理できませんでした。 理由: reason-code

説明

可能性のある理由コードは、以下のとおりです。

31

バージョン 9.5 以前のデータベース・サーバーで作成された XML データ・タイプが表に含まれています。 再配分ユーティリティーでは、バージョン 9.7 より前のデータベース・サーバーで作成された XML タイプのデータが入っている XML 列を含む表は処理できません。

ユーザー応答

reason-code に対応するアクションを取ってください。

31

プロシージャー SYSPROC.ADMIN_MOVE_TABLE を使って表を再作成してください。 新しいバージョンの表を分散することができます。

以下の手順に従うことにより、データベース・パーティション・グループ内の他の表に、バージョン 9.7 より前のデータベース・サーバーで作成された XML 列が存在しないことを確認できます。

  1. 表関数 ADMIN_GET_TAB_INFO を使用するか、管理ビュー SYSIBMADM.ADMINTABINFO を確認して、表の XML_RECORD_TYPE 情報を検索します。
  2. 戻される列 XML_RECORD_TYPE の値が 2 以上であれば、再配分ユーティリティーは表を処理できます。
  3. XML_RECORD_TYPE の値が 1 である場合、再配分ユーティリティーは表を処理できません。 プロシージャー SYSPROC.ADMIN_MOVE_TABLE を使って表を再作成してください。

sqlcode: -1412

sqlstate: 55019

SQL1413N table-nameの行変更タイム・スタンプ列の指定が無効です。

説明

行変更タイム・スタンプ列の指定が無効です。 行変更タイム・スタンプ列では、以下を行うことはできません。

  • 外部キーの列にする。
  • 関数的依存関係 DEPENDS ON 節の列にする。
  • データベース・パーティション・キーの列にする。
  • 一時表に対して定義する。

ステートメントは実行できません。

ユーザー応答

構文を訂正して、ステートメントを再サブミットしてください。

sqlcode: -1413

sqlstate: 429BV

SQL1414N 表指定子 table-designator が式に対して無効です。

説明

表指定子がこの SQL ステートメント内の表指定子になるように定義されていないか、表指定子が SQL ステートメント内で指定された場所をこの表指定子で参照できません。 ステートメントは実行できません。

ユーザー応答

構文を訂正して、ステートメントを再サブミットしてください。 ROW CHANGE TIMESTAMP 式および ROW CHANGE TOKEN 式の表指定子の規則については、「DB2 SQL リファレンス」を参照してください。

sqlcode: -1414

sqlstate: 42703

SQL1415N ステートメントは診断のみを目的としてコンパイルされており、実行されていません。

説明

ステートメントは、サービス機能を使用して診断情報を収集するために、シ ステムの一部を介して処理されました。 ステートメントのその後の処理を可能にするために必要なステップは完了して いません。

ユーザー応答

このエラーは、サービス機能を使用して準備されたステートメントのシス テムで、それ以上の処理ができないようにするために戻され、予 定されたものです。

SQL1416N ラッパー・ライブラリー wrapper-library-name は、フェデレーテッド・サーバーにインストールされているデータベース製品のリリースと互換性がありません。 ラッパー・ライブラリーは、list-of-DB2-releases の各 DB2 リリースと互換性があります。

説明

ラッパー・ライブラリーには、フェデレーテッド・サーバーにインストール済みのデータベース製品のリリースおよびフィックスパック・レベルとの互換性がありません。 ラッパー・ライブラリーは、list-of-DB2-releases にリストされている DB2 のリリースと互換性があります。 このエラーの最も一般的な原因は以下のいずれかです。

  • DB2 フィックスパックがインストールされていますが、対応する InfoSphere Federation Server フィックスパックがインストールされていません。
  • InfoSphere Federation Server フィックスパックのインストール中に、fenced ラッパー・ライブラリーをリンクするスクリプトが実行されなかったか、あるいは正常に完了しませんでした。
  • fenced ラッパー・ライブラリーをリンクするスクリプトの実行が必要な InfoSphere Federation Server のパッチがインストールされています。 このスクリプトが実行されなかったか、あるいは正常に完了しませんでした。
  • 非互換の製品ライブラリーがデータベース製品インストール・ディレクトリーに配置されています。

ユーザー応答

DB2 のリリースおよびフィックスパック・レベルを判別するには、db2level コマンドを発行します。 必要に応じて、現行の DB2 リリースおよびフィックスパック・レベルと同等の InfoSphere Federation Server フィックスパックをインストールします。 fenced ラッパー・ライブラリーにリンクするスクリプトをラッパーで実行する必要がある場合、そのリンク・スクリプトを実行します。 これが必要なラッパーは次のとおりです。

データ・ソース デフォルト・ラッパー名 リンク・スクリプト
Informix INFORMIX djxlinkInformix
Microsoft SQL Server DJXMSSQL3 djxlinkMssql
Oracle NET8 djxlinkOracle
Sybase CTLIB djxlinkSybase
Teradata TERADATA djxlinkTeradata

リンク・スクリプトの詳細については、「InfoSphere Federation Server Installation Guide」を参照してください。

sqlcode: -1416

sqlstate: 560CN

SQL1417W Wrapper wrapper-name は、データ・ソース・サーバーのバージョン list-of-data-source-versionsをサポートします。 それ以後のバージョンでラッパーを使用すると、エラーが発生するか、または予期しない結果が生じるおそれがあります。

説明

IBM では、リスト list-of-data-source-versions にあるデータ・ソース・サーバー・バージョンでのみラッパーをテストしています。 ラッパーを使用して、CREATE SERVER または ALTER SERVER ステートメントで指定したバージョンのデータ・ソース・サーバーにアクセスする場合、エラーまたは予期しない結果が生じる可能性があります。

ユーザー応答

データ・ソース・ベンダーに連絡して、使用中のデータ・ソース・サーバーのバージョンに、以前のバージョンで作成されたアプリケーションとの互換性があるかどうかを確かめてください。 使用中のデータ・ソース・サーバーのバージョンに互換性がある場合、ラッパーは正しく機能するはずです。 ただし、IBM では、使用中のデータ・ソース・サーバーのバージョンを使用してラッパーをテストしていません。 使用中のデータ・ソース・サーバーのバージョンに互換性がない場合、ラッパーをそのまま使用してそのバージョンのデータ・ソース・サーバーにアクセスすると、エラーまたは予期しない結果が生じる場合があります。

sqlcode: +1417

sqlstate: 0168Q

SQL1418W データベース構成パラメーター DECFLT_ROUNDING を変更すると、意図しない結果が生じる可能性があります。 値が動的に変更されませんでした。 変更を有効にするには、このデータベースからすべてのアプリケーションを切断する必要があります。

説明

データベース構成パラメーター (DB 構成パラメーター) DECFLT_ROUNDING を変更すると、幾つかの予期しない結果が生じる可能性があります。 DECFLOAT データ・タイプを使用して計算した場合、新規の丸めモードによって異なる結果が生成される可能性があります。

以下のリストでは、最も重要な結果の一部を示します。

  • 以前に構成された MQT には、新規の丸めモードで生成されるものとは異なる結果が含まれる可能性があります。
  • トリガーの実行が丸めモードに依存する可能性がある場合、新規の丸めモードに基づいて、異なる結果が作成される可能性があります。 ただし、トリガーの結果が丸めモードの影響を受けることはあっても、丸めモードの変更がすでに作成済みのデータに影響を与えることはありません。
  • 表にデータを挿入することを許可する制約であっても、制約が再評価されると、その同じデータが拒否される可能性があります。 同様に、表にデータを挿入することを許可しない制約であっても、新規の丸めモードによって、その同じデータが受け入れられる可能性があります。
  • 1 つの行が DECFLT_ROUNDING に対する変更の前に挿入され、もう 1 つの行が変更の後に挿入された場合、計算が DECFLT_ROUNDING に依存する生成された列の値が、生成された列の値以外は同じであるこれら 2 つの行で異なる可能性があります。
    • 注: 丸めモードはパッケージにコンパイルされないため、DECFLT_ROUNDING を変更した後で静的 SQL を再コンパイルする必要はありません。

構成パラメーターの値は動的に変更されていませんが、この値が有効になるのはすべてのアプリケーションがこのデータベースから切断した後です。 データベースがアクティブ化されている場合、それを非アクティブ化する必要があります。

ユーザー応答

MQT の問題を訂正するには、丸めモードによって影響を受けた可能性のある MQT をすべてリフレッシュします。 丸めモードによって影響を受けたトリガーに関連したすべての問題を手動で評価し、訂正してください。

新規の丸めモードに基づいた制約に現在違反している表内のデータの存在を訂正するには、SET INTEGRITY を使用して、新規の丸めモードに基づいた制約に違反している行がないかどうか調べます。 生成された列の問題を訂正するには、その問題の影響を受けた可能性がある生成された列を含む表で、FORCE GENERATED オプションを指定して SET INTEGRITY を使用します。

別の方法として、丸めモードのデータベース構成パラメーター (DB 構成パラメーター) DECFLT_ROUNDING を前の値に戻して、このメッセージに示された起こりうる結果をすべて回避します。

構成パラメーターの新規値を有効にするには、このデータベースからすべてのアプリケーションを切断してください。 データベースがアクティブ化されている場合、それを非アクティブ化する必要があります。

sqlcode: +1418

sqlstate: 0168M

SQL1419N ステートメント、節、コマンド、API、または関数は、 DB2 pureScale 環境ではサポートされていません。 理由コード = reason-code

説明

理由コードは、以下のように操作が失敗した理由を示します。

1

DB2 pureScale 環境では、自動ストレージ表スペースだけがサポートされます。

表スペースが MANAGED BY AUTOMATIC STORAGE として指定されていなかったため、CREATE TABLESPACE または CREATE DATABASE ステートメントは失敗しました。

2

DB2 pureScale 環境では、自動ストレージの有効化はサポートされていません。

DB2 pureScale 環境では、自動ストレージ以外のストレージ・タイプはサポートされていないため、他のストレージ・タイプを使用する表スペースを自動ストレージを使用するように変更するステートメントで、この理由コードが戻される場合があります。

3

DB2 pureScale 環境では、自動ストレージ表スペースに使用されるストレージ・パスのドロップはサポートされていません。

結果として、DB2 pureScale 環境では ALTER DATABASE ステートメントに DROP STORAGE 節を使用することはサポートされません。

4

DB2 pureScale 環境では、データベース・パーティション番号 0 以外のデータベース・パーティションにデータベース・パーティション・グループを作成することはサポートされていません。

結果として、DB2 pureScale 環境では CREATE DATABASE PARTITION GROUP ステートメントで以下の節を使用することはサポートされません。

  • ON DBPARTITIONNUMS
  • ON DBPARTITIONNUM (0 以外のデータベース・パーティションを指定)
5

DB2 pureScale 環境では、データベース・パーティション・グループの変更はサポートされていません。

結果として、ALTER DATABASE PARTITION GROUP ステートメントはサポートされません。

6

指定された表タイプが現在の環境でサポートされていないため、CREATE TABLE ステートメントが失敗しました。

DB2 pureScale 環境では、以下の表タイプはサポートされていません。

  • マルチディメンション・クラスタリング (MDC) 表
  • 挿入時クラスタリング (ITC) 表
  • 範囲がクラスター化された表 (RCT)
7

DB2 pureScale 環境ではオンライン索引再編成操作はサポートされていません。

9

指定されたデータベース・パーティションでのデータベースの作成またはドロップはサポートされていません。

結果として、DB2 pureScale 環境では以下のアクションはサポートされていません。

  • CREATE DATABASE または DROP DATABASE コマンドへの AT DBPARTITIONNUM 節の指定
  • sqlecran API または sqledrpn API の呼び出し
11

DB2 pureScale 環境では、データベース・コンテナーの変更はサポートされていません。

結果として、DB2 pureScale 環境では ALTER TABLESPACE ステートメントに以下の節を使用することはサポートされません。

  • ADD <database-container-clause>
  • BEGIN NEW STRIPE SET <database-container-clause>
  • DROP <database-container-clause>
  • REBALANCE
  • サイズ変更<database-container-clause>
  • USING STOGROUP
13

db2ReadLogNoConn API はサポートされていません。

14

DB2 pureScale 環境では、ADD DBPARTITIONNUM 節を指定した START DATABASE MANAGER コマンドを使用したデータベース・パーティションの追加はサポートされていません。 DB2 pureScale 環境では、DROP DBPARTITIONNUM 節を指定した STOP DATABASE MANAGER コマンドを使用したデータベース・パーティションのドロップはサポートされていません。

16

PRUNE LOGFILE コマンドはサポートされていません。

17

以下の構成パラメーターは、DB2 pureScale 環境においてサポートされていません。

  • HEALTH_MON - ヘルス・モニター
18

指定されたバッファー・プール作成またはバッファー・プール変更の操作はサポートされていません。

19

DB2 pureScale 環境では、ON DBPARTITIONNUMS 節または ON DBPARTITIONNUM 節を (データベース・パーティション・リスト節またはログ・オーバーフロー節の一部として) 指定した ROLLFORWARD および RECOVER コマンドが発行される場合、指定されるデータベース・パーティションは 0 でなければなりません。

20

CF または追加のメンバーをこのホストに追加できません。 このホストでの CF およびメンバーの最大合計数に既に達しています。

23

DB2 pureScale 環境では、REBUILD オプションを指定したリストア操作はサポートされていません。

24

ポイント・イン・タイム・リカバリー操作 (TO <isotime> オプションを指定したロールフォワードまたはリカバリー、あるいは TO END OF BACKUP オプションを指定したロールフォワード) は、DB2 pureScale 環境でサポートされていません。

26

DB2 pureScale 環境では、SET CLIENT コマンドは CATALOG_DBPARTITIONNUM 節をサポートしません。

27

DB2 pureScale 環境では、無限ロギングはサポートされていません。

28

DB2 pureScale 環境では、データベース・ロギングのためのロー・デバイスの使用はサポートされていません。

29

DB2 pureScale 環境では表スペースの静止はサポートされていないため、QUIESCE TABLESPACES FOR TABLE コマンドは失敗しました。 DB2 pureScale 環境で、データベースまたはデータベース・マネージャー・インスタンスの静止はサポートされています。

ユーザー応答

理由コードを基準に、このメッセージに対処してください。

1

MANAGED BY AUTOMATIC STORAGE 節を指定してステートメントを再実行してください。

2

ユーザー応答は不要です。 自動ストレージは既に有効にされています。

3

DROP STORAGE 節を指定せずにステートメントを再実行してください。

4

ON DBPARTITIONNUMS も 0 以外のデータベース・パーティションを指定した ON DBPARTITIONNUM も指定せずに、ステートメントを再実行してください。

5

応答は不要です。 DB2 pureScale 環境では、データベース・パーティション・グループを変更できません。

6

以下の節を指定せずに CREATE TABLE ステートメントを再実行してください。

  • ORGANIZE BY DIMENSIONS
  • ORGANIZE BY INSERT TIME
  • ORGANIZE BY KEY SEQUENCE
7

ALLOW READ ACCESS 節および ALLOW WRITE ACCESS 節を指定しないで、索引の再編成コマンドを再発行してください。

9

応答は不要です。 DB2 pureScale 環境では、指定されたデータベース・パーティションでデータベースを作成またはドロップすることはできません。

11

サポートされていない節を指定せずにステートメントを再実行してください。

13

応答は不要です。 DB2 pureScale 環境では、db2ReadLogNoConn API は使用できません。

14

応答は不要です。 DB2 pureScale 環境では、データベース・パーティションを追加またはドロップできません。

16

応答は不要です。 DB2 pureScale 環境では、PRUNE LOGFILE コマンドを使用できません。

17

ユーザー応答は不要です。 DB2 pureScale 環境において、HEALTH_MON 構成パラメーターを使用することはできません。

18

DB2 pureScale 環境では、ブロック・ベースのバッファー・プールはサポートされていません。 NUMBLOCKPAGES または BLOCKSIZE 節を指定せずに、CREATE BUFFERPOOL または ALTER BUFFERPOOL ステートメントを再実行してください。

19

ON DBPARTITIONNUMS を指定せずに ROLLFORWARD または RECOVER コマンドを再発行するか、データベース・パーティション値 0 を指定してください。

20

このホストで CF またはメンバーを追加するためには、1 つを削除しなければなりません。 例えば、CF を追加する場合、まずメンバーを削除する必要があります。

23

サポートされていない REBUILD オプションを指定せずにリストア操作を再実行してください。

24

サポートされていない TO <isotime> オプションまたは TO END OF BACKUP オプションを指定しないで、ロールフォワード操作またはリカバリー操作を再始動してください。

26

SET CLIENT コマンドに CATALOG_DBPARTITIONNUM 節を指定しないでください。

27

logsecond データベース構成パラメーターの値を -1 に設定しないでください。 この値は、無制限のアクティブ・ログ・スペースをデータベースに構成することになり、DB2 pureScale 環境ではサポートされていません。

28

newlogpath データベース構成パラメーターの値の更新時にロー・デバイスを指定しないでください。 有効なパス名を指定するか、ロー・ログの使用に代わる方法として、直接入出力 (DIO) または並行入出力 (CIO) を使用してください。

29

QUIESCE DATABASE コマンドを使用してデータベースを静止するか、QUIESCE INSTANCE コマンドを使用してデータベース・マネージャー・インスタンスを静止してください。

sqlcode: -1419

sqlstate: 56038

SQL1420N 連結演算子が多すぎます。

説明

連結演算子の入った、長いまたはラージ・オブジェクト・ ストリング結果タイプの式の評価中に、データベース・ マネージャーが内部限界に達しました。

ユーザー応答

式の連結数を減らして、もう一度 やり直してください。

sqlcode: -1420

sqlstate: 54001

SQL1421N ホスト変数または sqlvar number を wchar_t 形式に変換するとき、または wchar_t 形式から変換するときに、MBCS 変換エラーが発生しました。 理由コード rc

説明

組み込み SQL ステートメントを持つ C/C++ アプリケーションが、 WCHARTYPE CONVERT オプションでプリコンパイルされました。 実行時に、入力ホスト変数の場合は wcstombs()、 出力ホスト変数の場合は mbstowcs() の変換中に、 アプリケーションがエラーを受け取りました。 ホスト変数または sqlvar 番号は、問題の発生したデータ項目を示しています。 有効な理由コードは、以下のとおりです。
1
入力データで問題が発生しました
2
出力データで問題が発生しました

ユーザー応答

アプリケーション・データがすでに MBCS 形式の場合は、 WCHARTYPE NOCONVERT を使用してアプリケーションをプリコンパイルして、再作成してください。 アプリケーション・データが wchar_t 形式であることを意図している場合は、 wcstombs() で失敗する入力データは壊れている可能性があります。 データを訂正して、アプリケーションを再実行してください。

sqlcode: -1421

sqlstate: 22504

SQL1422N コンテナーのサイズが正しくありません。

説明

データベース管理表スペースで使用されるコンテナーのいずれかが、 大きすぎるか、または小さすぎます。 コンテナーの長さは、 少なくとも 2 * エクステント・サイズ・ページでなければなりません。 コンテナーの最大サイズは、オペレーティング・システムによって 異なります。 最も一般的なシステム制限は 2 ギガバイト (524288 4K ページ) です。

ユーザー応答

詳細については管理通知ログをチェックしてください。 その後で、SQL ステートメントを訂正してください。

sqlcode: -1422

sqlstate: 54039

SQL1423N 照会にラージ・オブジェクト・データ・タイプの列が含まれています。

説明

照会に、データ・タイプ BLOB、 CLOB または DBCLOB を持つ 列が含まれています。 通常、このようなデータ・タイプは、バージョン 2.1 以前の クライアントからは処理できません。

警告 SQLCODE +238 に対応する状況のエラーが発生しました。 状況に関する詳細については、このメッセージを参照してください。 このメッセージを受け取ったクライアント・レベルでは、BLOB データ・タイプを処理できません。 SUBSTR 関数を使用するか、または LOB 列が、サポートされている長さの文字データ・タイプより大きくない場合は、SQLDA のデータ・タイプをバージョン 1 で使用できる文字データ・タイプのいずれかに設定することにより、CLOB および DBCLOB データ・タイプの処理が可能になる場合があります。

ユーザー応答

照会を変更して、データ・タイプ BLOB、 CLOB または DBCLOB を持つ列を除外してください。 照会に、タイプ BLOB の列が含まれている場合は、これが唯一可能なアクションです。 列 (たとえば C1) が CLOB の場合は、CAST(C1 AS LONG VARCHAR) を使用すると、 最初の 32700 文字を取得することができます。 同様に、DBCLOB 列 (DC1) の場合は、CAST(DC1 AS LONG VARGRAPHIC) を使用すると、 最初の 16350 文字を取得することができます。 アプリケーション・コードが変更可能な場合は、コードを追加して SQLDA を変更し、 LONG VARCHAR または LONG VARGRAPHIC を CLOB および DBCLOB に対して使用するようにできます。

sqlcode: -1423

sqlstate: 56093

SQL1424N 遷移変数および遷移表の列への参照が多すぎるか、またはこれらの参照の行の長さが長すぎます。 理由コード = rc

説明

トリガーに、1 つ以上の遷移表および遷移変数を 識別する REFERENCING 節が入っています。 トリガーのトリガー・アクションに、 理由コードによって以下のいずれかの状態が示されている、遷移表の列または 遷移変数に対する参照が含まれています。
1
表の列数の制限を超える参照の合計
2
表の行の最大長を超える参照の合計長

ユーザー応答

トリガーのトリガー・アクションにおける、遷移変数および 遷移表の列に対する参照の数を減らして、長さが短くなるようにするか、 またはその参照の合計数が、表の列の最大数より小さくなるように してください。

sqlcode: -1424

sqlstate: 54040

SQL1425N ユーザー ID なしでパスワードが指定されました。

説明

ユーザー ID とパスワードを受け入れるコマンド/API は、 ユーザー ID なしのパスワードは受け入れません。

ユーザー応答

コマンド/API を再サブミットして、 すでにパスワードを指定している 場合は、 ユーザー ID を指定してください。

SQL1426N デフォルト・インスタンスを判別できません。

説明

明示的に 'インスタンスへの ATTACH' が実行されていない場合は、 インスタンス・コマンドがデフォルト・インスタンスへの暗黙的アタッチメントを確立しようとします。 デフォルト・インスタンスは、 DB2INSTDFT および DB2INSTANCE 環境変数から決定されます。 両方とも設定されていない場合は、 暗黙的アタッチメントは確立できません。

ユーザー応答

上記のいずれかの環境変数を有効なインスタンス名に設定して、 コマンドを再サブミットしてください。

SQL1427N インスタンス接続が存在しません。

説明

アプリケーションがインスタンスに ATTACH されていません。 既存のインスタンス・アタッチメントが存在しないかぎり、 要求されたコマンド/API は 実行できません。

ユーザー応答

インスタンスからの切断中にエラーが発生した場合は、 処理が続けられます。 他のコマンドの実行中にエラーが発生した場合は、 インスタンスに ATTACH して、失敗したコマンドを再発行してください。

SQL1428N アプリケーションは既に nodename1 に接続されていますが、発行されたコマンドを正常に実行するには、 nodename2 への接続が必要です。

説明

コマンドを正常に処理するには、 現在存在しているノード以外のノードとのアタッチが必要です。 アプリケーションにおいて、 1) コマンドが発行された時点でアタッチがないこと、 または 2) コマンドが必要とするノードに既にアタッチされていること、のいずれかでなければなりません。

ユーザー応答

コマンド発行前にアプリケーションにアタッチがないこと、 または既存のアタッチが正しいノードに対するものであることを確認してください。

SQL1429N ノード名が DB2INSTANCE 環境変数の値と一致するノード・ディレクトリー項目を作成できません。

説明

CATALOG NODE コマンドまたは API では項目が許可されず、 そのノード名は DB2INSTANCE 環境変数の値と一致しています。

ユーザー応答

ノードがカタログされている別のノード名を選択して、 もう一度やり直してください。

SQL1430N データベース名 database が、ノード nodenameのシステム・データベース・ディレクトリーに見つかりません。

説明

特定のデータベース名がデータベース・モニターに指定されている場合は、 それらのデータベースが、 ユーザーが現在 ATTACH しているノード、 またはローカル・ノードに常駐している必要があります。

ユーザー応答

要求にリストされているすべてのデータベースが、 ユーザーが ATTACH しているノード、 またはローカル・ノードに常駐していることを確認してください。 要求を再発行してください。

SQL1431N リモートで実行している場合、相対パス path は許可されません。

説明

アプリケーションがサーバーからリモートである場合は、 相対パスを使用できません。

ユーザー応答

サーバーで有効な完全修飾パスを指定して、 コマンドを再発行してください。

SQL1432N サーバーが認識しないデータベース・プロトコルを使用して、サーバーに要求が送信されました。

説明

このエラーは、 要求の伝送に使用しているデータベース・プロトコルを理解しないサーバーに対して DB2 要求が送信したことが原因で発生します。 この状況は、DB2 バージョン 2 またはそれ以上のサーバーでないノード・ディレクトリーにリストされたサーバーに DB2 ATTACH 要求を送信すると、よく発生することがあります。 また、ATTACH 要求を AS/400 サーバー用の DB2、MVS サーバー用の DB2、 およびまたは VM および VSE サーバーの用の DB2 に送信した時にも発生することがあります。

ユーザー応答

説明にリストされたサーバーに ATTACH を試みないでください。

SQL1433N 発行されたコマンドが正常に実行されるためには database2 への接続が必要ですが、アプリケーションは既に database1 に接続されています。

説明

コマンドを正常に処理するには、 現在存在しているデータベース以外のものに対する接続が必要です。 アプリケーションは以下のいずれかでなければなりません。 1) コマンドが出された時に接続がないか、 あるいは 2) コマンドで必要なデータベースにすでに接続されている。

ユーザー応答

コマンドを発行する前に、 アプリケーションが接続をもっていないこと、 または存在する接続が正しいデータベースに対するものであることを確認してください。

SQL1434N 32 ビットと 64 ビットのプラットフォーム間のクライアント/サーバーの非互換性が原因で、CONNECT または ATTACH ステートメントが失敗しました。

説明

  1. バージョン 7 は、 32 ビットと 64 ビットのプラットフォーム間のクライアント/サーバー接続をサポートしていません。
  2. バージョン 8 Windows 64-bit データベース・サーバーは、 バージョン 7 の 64-bit クライアントからのクライアント/サーバー接続をサポートしていません。

ユーザー応答

シナリオ 1 に対し、以下のシナリオで CONNECT または ATTACH ステートメントを発行することができます。

  • 32 ビット・クライアントから 32 ビット・サーバー
  • 64 ビット・クライアントから 64 ビット・サーバー

上記のシナリオ 2 に対し、サポートされているクライアントからステートメントを再発行します。

sqlcode: -1434

sqlstate: 08004

SQL1435N 自動保守ポリシー構成ストアード・プロシージャーのバインドまたは再バインドが失敗しました。

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY、SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE、SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY、または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用する前に、これらのストアード・プロシージャーは、それらを実行するデータベースにバインドされている必要があります。 これらのストアード・プロシージャーのバインド・ファイルは db2policy.bnd と呼ばれます。

データベース・サーバーは、これらの自動保守ポリシー構成ストアード・プロシージャーを自動的にバインドしようとします。 ただし、この自動バインディングあるいは再バインドは失敗しました。

データベースにバインドされるまで、これらのストアード・プロシージャーを使用することはできません。

ユーザー応答

これらの自動保守ポリシー構成ストアード・プロシージャーをバインドするには、以下のステップを実行します。

  1. これらのストアード・プロシージャーを使用するデータベースに接続します。
  2. SQLLIB/bnd ディレクトリーの db2policy.bnd というバインド・ファイルを使用して、次のように DB2 bind コマンドを実行します。
    DB2 bind db2policy.bnd blocking all grant public

sqlcode: -1435

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1436N 自動保守ポリシー構成ファイル file-name をオープンできませんでした。

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE を呼び出すときに、構成する自動保守ポリシーの詳細が含まれる XML ファイルを指定することができます。 この場合、指定されたファイルをオープンできませんでした。

新規の自動保守ポリシー構成が適用されませんでした。

ユーザー応答

  1. 指定されたファイルが以下の条件を満たしているかどうか確認してください。
    • ファイルが存在する
    • ストアード・プロシージャーが実行されているユーザー ID にファイルの読み取り権限がある
    • ファイルが空でない
    • ファイルのフォーマットが UTF-8 である
  2. 上記にリストされた条件を満たすファイルを指定して、SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY プロシージャーまたは SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE プロシージャーを再度呼び出します。

sqlcode: -1436

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1437N AUTOMAINT_SET_POLICY または AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された自動保守ポリシー・ファイルまたは LOB パラメーターの XML は、行番号 line-number および列番号 coumn-numberでは無効です。 妥当性検査エラー・メッセージ: error-message

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE には次の 2 つの形式があります。このストアード・プロシージャーの 1 つの形式は、自動保守構成の詳細を含む XML ファイルの名前であるパラメーターを取り、もう 1 つの形式は、自動保守構成の詳細 (XML 形式) を含む LOB パラメーターを取ります。

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された自動保守構成ファイルまたは LOB パラメーターの XML で、指定された行に無効な XML が含まれています。 列番号は、エラーの発生した行内のロケーションを示します。

新規の自動保守構成が適用されませんでした。

ユーザー応答

XML 構成ファイルの内容を訂正して、ストアード・プロシージャーを再度呼び出してください。

sqlcode: -1437

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1438N AUTOMAINT_SET_POLICY または AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された XML 自動保守ポリシー構成ファイルまたは LOB パラメーターの処理中に内部エラーが発生しました。

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE には次の 2 つの形式があります。このストアード・プロシージャーの 1 つの形式は、自動保守構成の詳細を含む XML ファイルの名前であるパラメーターを取り、もう 1 つの形式は、自動保守構成の詳細 (XML 形式) を含む LOB パラメーターを取ります。

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された自動保守構成ファイルまたは LOB の XML を処理中に、内部エラーが発生しました。

新規の自動保守構成が適用されませんでした。

ユーザー応答

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された XML 構成ファイルまたは LOB パラメーターの内容が有効であることを確認して、ストアード・プロシージャーを再度呼び出してください。

sqlcode: -1438

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1439N 自動保守ポリシー構成情報を取得できませんでした。

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE は、デフォルトの自動保守ポリシーを検出できなかったため、既存の自動保守構成情報を収集できませんでした。

自動保守構成情報が収集されませんでした。

ユーザー応答

デフォルトの自動保守ポリシーは DB2 ヘルス・モニターによって作成されます。 ヘルス・モニターがデフォルトの保守ポリシーをまだ作成していない場合は、以下のようにそれらを手動で作成できます。

  1. デフォルトの自動保守ポリシーを作成するデータベースに接続します。
  2. 以下のパラメーターを指定して、システムのストアード・プロシージャー SYSPROCS.SYSINSTALLOBJECTS を呼び出します。
    
    SYSPROCS.SYSINSTALLOBJECTS( 'POLICY','C','','')
    

sqlcode: -1439

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1440W すべての特権が付与されましたが、WITH GRANT OPTION は無視されました。

説明

GRANT ステートメントの使用時に、WITH GRANT OPTION 節を使用して、指定されたユーザー (またはグループ) が他のユーザーやグループに特権を付与できるようにすることができます。

WITH GRANT OPTION を特定の特権と組み合わせて使用すると、この節は無視されます。 このメッセージは、WITH GRANT OPTION とその適用対象外の特権を指定しようとした場合に返されます。

有効な特権はすべて付与されました。

ユーザー応答

応答は不要です。

sqlcode: +1440

sqlstate: 01516

SQL1441N パラメーターが無効です。 理由コード code

説明

以下は有効な理由コードのリストです。
1
コンテキスト・ポインターに NULL が渡されました。
3
コンテキスト・ポインターは初期化されましたが、有効な コンテキスト領域ではありません。
4
無効なオプション
5
予約されたパラメーターは NULL ではありませんでした。

ユーザー応答

アプリケーション・コンテキスト・ポインターが正しく 初期化され、使用されているオプションが有効であることを確認 してから、再試行してください。

SQL1442N コンテキストが使用中でないか、現行スレッドによって使用中ではありません。 理由コード code

説明

以下の理由で呼び出しが失敗しました。
1
コンテキストはどのスレッドにも使用されていません (アタッチが 行われていません)。
2
コンテキストは現行スレッドによって使用されていません。
3
現行スレッドはコンテキストを使用していません。

ユーザー応答

デタッチ呼び出しの場合、コンテキストが現行スレッドによって使用 されているもので、対応するアタッチが行われていることを確認してください。

get 現行コンテキスト呼び出しの場合、スレッドが現在コンテキストを 使用しているか確認してください。

SQL1443N スレッドはすでにコンテキストに接続されています。

説明

ユーザーはコンテキストをスレッドにアタッチしようとしましたが、スレッドはすでにコンテキストを使用しています。

ユーザー応答

新しいコンテキストにアタッチする前に、前のコンテキストから デタッチしてください。

SQL1444N アプリケーション・コンテキストは使用中のため、破棄できません。

説明

ユーザーはまだ使用中にもかかわらず、アプリケーション・ コンテキストを破棄しようとしました。 コンテキストに接続している スレッドがあるか、コンテキストにはそれに関連した CONNECT または ATTACH が あります。 破棄する前に、CONNECT RESET または DETACH を行い (CONNECT また は ATTACH が行われていた場合)、コンテキストからすべての スレッドをデタッチしてください。

ユーザー応答

コンテキストにアタッチするすべての呼び出しに対応するデタッチが あり、すべての CONNECT には対応する CONNECT RESET があり、すべての ATTACH には対応する DETACH があることを確認してください。

SQL1445N スレッドまたはプロセスには、使用するコンテキストがありません。

説明

SQL_CTX_MULTI_MANUAL のコンテキスト・タイプには影響しますが、現行のスレッドまたは処理はコンテキストにアタッチされていません。

ユーザー応答

データベース呼び出しを行う前に、現行のスレッドまたは処理が コンテキストにアタッチされているか確認してください。

SQL1446N AUTOMAINT_GET_POLICY または AUTOMAINT_GET_POLICYFILE に渡された XML 自動保守ポリシー構成ファイルまたは LOB パラメーターの処理中に内部エラーが発生しました。

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE には次の 2 つの形式があります。このストアード・プロシージャーの 1 つの形式は、自動保守構成の詳細を含む XML ファイルの名前であるパラメーターを取り、もう 1 つの形式は、自動保守構成の詳細 (XML 形式) を含む LOB パラメーターを取ります。

SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE に渡された自動保守構成ファイルまたは LOB の XML を処理中に、内部エラーが発生しました。

自動保守構成が収集されませんでした。

ユーザー応答

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された XML 構成ファイルまたは LOB パラメーターの内容が有効であることを確認して、ストアード・プロシージャーを再度呼び出してください。

sqlcode: -1446

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1447N AUTOMAINT_SET_POLICY または AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された自動保守ポリシー・ファイルまたは LOB パラメーター内の XML は、理由 reason-codeのため無効です。

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE に渡された自動保守構成ファイルまたは LOB パラメーターに、以下に指定された理由コードに従って無効な XML が含まれています。

1

PathName エレメントに有効なパスが指定されていません。 例えば、指定したパスが存在しない場合に、このメッセージが戻されます。

2

FilterClause エレメントの SQL 構文が無効です。

3

データベース・マネージャーは、/home/misc ディレクトリー内のスキーマ文書を使用して SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY に渡した XML 入力ファイルまたは LOB パラメーターを妥当性検査しようとしました。 データベース・マネージャーは、スキーマ文書を見つけられませんでした。

4

XML 入力ファイルまたは LOB パラメーター内の最初のエレメントは、有効な XML ではありません。

5

入力 XML ファイルのエンコード方式は、UTF-8 ではありません。

新規の自動保守構成が適用されませんでした。

ユーザー応答

以下のように、理由コードに応じて応答します。

1、2、および 4

XML 構成ファイルまたは LOB パラメーターの内容を訂正して、ストアード・プロシージャーを再度呼び出してください。

3

このスキーマ文書がないと、SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY、SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE、SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY、または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE プロシージャーを使用できません。

このスキーマ文書を手動で元の場所に戻すことはできません。 欠落ファイルを元の場所に戻すには、データベース・サーバーを再インストールします。

5

XML 入力の最初の行が encoding="UTF-8" を指定していることを確認してください。 XML 入力の作成に使用したエディターが別のエンコード方式を使用してファイルを保管した場合、そのファイルを UTF-8 エンコード方式を使用して再度保管してください。

sqlcode: -1447

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1448N AUTOMAINT_GET_POLICY または AUTOMAINT_GET_POLICYFILE に渡されたパスまたはファイル名 full-file-name が存在しません。

説明

ストアード・プロシージャー SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE および SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を使用して、自動バックアップ、自動再編成、および自動統計収集などの、データベース・サーバーの自動保守アクティビティーを構成することができます。

SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICY または SYSPROC.AUTOMAINT_GET_POLICYFILE を呼び出すときに、ストアード・プロシージャーからの出力を保管する XML ファイルの名前を指定できます。 この場合、指定されたファイルの作成、またはファイルへの書き込みを行うことができませんでした。

自動保守ポリシー構成情報が保管されませんでした。

ユーザー応答

  1. 指定されたパスおよびファイルが以下の条件を満たしているかどうか確認してください。
    • ディレクトリー・パスおよびファイルが存在する
    • ストアード・プロシージャーが実行されているユーザー ID にファイルの作成または書き込み権限がある
  2. 上記にリストされた条件を満たすファイルを指定して、SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICY プロシージャーまたは SYSPROC.AUTOMAINT_SET_POLICYFILE プロシージャーを再度呼び出します。

sqlcode: -1448

sqlstate: 5U0ZZ

SQL1449C ツール・カタログが現行レベルに正常にマイグレーションされました。 理由コード reason-code のために、スケジューラーが正常に開始されていません。

説明

db2tdbmgr コマンドにより、データベースは現在のレベルに正常にマイグレーションされましたが、理由コードによって示された理由により、スケジューラーは正常に開始しませんでした。

1

DB2 Administration Server 構成パラメーターのツール・カタログ・データベース構成が正しくありません。

2

ツール・カタログ・データベースが含まれているデータベース・マネージャーが開始されていません。

3

ツール・カタログ・データベースが別のスケジューラーに使用されています。

4

スケジューラーを開始中に予期しないエラーが発生しました。

ユーザー応答

1

DB2 Administration Server 構成パラメーターのツール・カタログ・データベース構成を訂正してください。 ツール・カタログ・データベースの構成方法については、「DB2 管理ガイド」の DB2 Administration Server に関する項を参照してください。

2

ツール・カタログ・データベースが含まれているデータベース・マネージャーを開始します。

3

ツール・カタログ・データベースが別のスケジューラーに使用されなくなるまで待ちます。

4

DB2 Administration Server を停止して再始動します。

SQL1450N 登録情報ポインターが無効です。

説明

無効な登録情報ポインターが、register/deregister database server command/API に渡されました。

ユーザー応答

有効なポインターが、register/deregister database server command/API に渡されたことを確認してください。

SQL1451N データベース・サーバーの登録/登録解除は、サーバー・ノードから発行する必要があります。

説明

データベース・サーバーの登録または登録取り消しが、無効なノードから発行されました。

ユーザー応答

サーバー・ノードから register/deregister database server command/API を再発行してください。

SQL1452N 無効な登録ロケーションが指定されました。

説明

無効な登録ロケーションが、register/deregister database server command/API に渡されました。

ユーザー応答

有効な登録ロケーションが、register/deregister database server command/API に渡されたことを確認してください。

SQL1453N データベース・マネージャー構成ファイル内のファイル・サーバー名の項目が欠落しているか、または無効です。

説明

configuration command/API またはデータベース・マネージャー 構成ファイルに指定されたファイル・サーバー名がないか、または無効です。

ユーザー応答

ファイル・サーバー名が指定されており、名前に無効な文字が含まれておらず、 48 文字より長くないことを確認してください。 データベース・マネージャー構成ファイルのファイル・サーバー名を 更新して、command/API を再サブミットしてください。

SQL1454N データベース・マネージャー構成ファイル内のオブジェクト名の項目が欠落しているか無効です。

説明

configuration command/API またはデータベース・マネージャー 構成ファイルに指定されたオブジェクト名がないか、または無効です。

ユーザー応答

オブジェクト名が指定されており、名前に無効な文字が 入っておらず、48 文字より長くないことを確認してください。 データベース・マネージャー構成ファイルのオブジェクト名を 更新して、command/API を再サブミットしてください。

SQL1455N IPX ソケット番号のデータベース・マネージャー構成ファイル内の項目が欠落しているか無効です。

説明

configuration command/API またはデータベース・マネージャー 構成ファイルに指定された IPX ソケット番号がないか、または無効です。

ユーザー応答

IPX ソケット番号が指定されており、番号に無効な文字が 入っておらず、4 文字よりも長くないことを確認してください。 データベース・マネージャー構成ファイルの IPX ソケット番号を 更新して、command/API を再サブミットしてください。

SQL1456N データベース・マネージャー構成ファイルに指定されたオブジェクト名は、既に NetWare ファイル・サーバー上に存在しています。

説明

データベース・サーバーのオブジェクト名を NetWare ファイル・サーバーに登録するときに、重複するオブジェクト名が見つかりました。

ユーザー応答

データベース・マネージャー構成ファイルに指定された オブジェクト名は、すでに使用されています。 オブジェクト名を変更して、データベース・サーバーを再登録してください。

SQL1457N 指定された NetWare ファイル・サーバーへの NetWare ディレクトリー・サービス接続が既に確立されているため、そのファイル・サーバーへの登録/登録解除が失敗しました。

説明

NetWare ディレクトリー・サービス接続が、すでに指定された ファイル・サーバーに対して確立されている場合は、NWLoginToFileServer を使用したバインダリー・ ログインは実行できません。

ユーザー応答

まず、ログアウトおよびディレクトリー・サービスからのデタッチを実行してディレクトリー・サービス接続を切断してから、登録 / 登録解除を 再発行してください。

SQL1458N IPX/SPX は、直接アドレッシング用にデータベース・マネージャー構成ファイルで構成されています。 NetWare ファイル・サーバーに対するデータベース・サーバーの登録 / 登録解除は必要ありません。

説明

データベース・マネージャー構成ファイルが、IPX/SPX 直接アドレッシング用に構成されているため、 登録 / 登録解除の発行は必要ありません。 つまり、Fileserver と objectname が '*' で指定されています。

ユーザー応答

データベース・サーバーは直接アドレッシング用に構成されているので、ファイル・サーバー・アドレッシングを使用する IPX/SPX クライアントは、このサーバーに接続できません。 IPX/SPX クライアント・アドレッシングの両方のタイプをサポートするサーバーの場合は、 fileserver と objectname をデータベース・マネージャー構成ファイルに指定してください。

SQL1459I ツール・カタログが現行レベルに正常にマイグレーションされました。

説明

db2tdbmgr コマンドにより、データベースは現在のレベルに正常にマイグレーションされました。

ユーザー応答

応答は不要です。

SQL1460N SOCKS サーバー名解決に必要な環境変数 variable が定義されていないか、無効です。

説明

SOCKS 環境変数 SOCKS_NS または SOCKS_SERVER が定義されていません。 SOCKS プロトコル・サポートには、これらの両方の環境変数の定義が必要です。
SOCKS_NS
これはドメイン・ネーム・サーバーの IP アドレスであり、ここに SOCKS サーバーが定義されます。
SOCKS_SERVER
これは SOCKS サーバーのホスト名です。

ユーザー応答

脱落している環境変数を定義して、コマンドを再サブミットしてください。

SQL1461N セキュリティー・オプション security が無効です。

説明

TCP/IP ノードの SECURITY オプションに 'SOCKS' 以外の値があります。 このオプションは、カタログしている TCP/IP ノードを有効にするために使用され、ファイアウォールを横切るために SOCKS プロトコル・サポートを使用します。 'SOCKS' 以外の値は許されません。

ユーザー応答

SOCKS プロトコル・サポートが必要なことを確認してください。 その場合には 、SECURITY SOCKS によってノードのカタログをやり直してください。 そうでな い場合には、ノードのカタログをやり直しますが、SECURITY オプションを省い てください。

SQL1462N 要求は、同期点マネージャー接続の場合にのみ有効です。

説明

試行された要求は同期ポイント・マネージャー接続に対してのみ 有効ですが、同期ポイント・マネージャー・インスタンスは接続されていません。

ユーザー応答

同期ポイント・マネージャー・インスタンスに接続し、要求を 再発行してください。

SQL1463N 管理タスク表 table-name を使用できないため、管理タスクに対して操作を実行できません。

説明

タスクに関する情報を保管するために使用される表 table-name を必要に応じて使用することができないため、この管理タスクの追加、更新、または除去を行えません。 表は存在しますが、現在の状態では使用できません。 管理タスク表は、管理タスクがデータベース・システムに追加されるときに自動的に作成されます。 他の何らかの方法でこの表が作成された場合は、管理タスク操作に使用できない可能性があります。

ユーザー応答

管理タスク表を管理タスク操作に使用できるようにします。 表 table-name を再作成するために、その表を明示的にドロップしてから SYSPROC.ADMIN_TASK_ADD プロシージャーを呼び出してタスクをスケジュールします。

sqlcode: -1463

sqlstate: 55070

SQL1464W 一部のタスクが実行中であったため、すべてのタスクが削除されたわけではありません。

説明

SYSPROC.ADMIN_TASK_REMOVE プロシージャーはタスクのセットを除去しようとしましたが、タスクのすべては除去されませんでした。 実行中でなかったタスクはプロシージャーにより除去されましたが、プロシージャーが除去しようとしたときに実行中であったタスクは除去されませんでした。

ユーザー応答

実行中のタスクが完了するまで待ち、SYSPROC.ADMIN_TASK_REMOVE プロシージャーを使ってタスクを除去してください。 タスクの実行状況を確認するには、SYSTOOLS.ADMIN_TASK_STATUS ビューを使用できます。

sqlcode: +1464

sqlstate: 0168S

SQL1465N 管理用タスクに指定された SQL ステートメントの結果は、管理用タスクに指定されたプロシージャー procedure-name への入力として有効ではありません。

説明

スケジュール済みの管理タスクの PROCEDURE_INPUT として指定された SQL ステートメントは実行されましたが、その結果は、スケジュール済みの管理タスクに指定されたプロシージャー procedure-name の入力として使用できませんでした。 SQL ステートメントの結果は 1 行を超えてはならず、列数がプロシージャーの引数の数と同じでなければなりません。

ユーザー応答

データベース内のデータを変更して、SQL ステートメントの結果が 1 行以内になるようにするか、または管理タスクを変更して、それに指定されている SQL ステートメントまたはプロシージャーを変更します。 SQL ステートメントが戻す行が 1 行を超えないようにし、管理タスクに指定されているプロシージャーの引数の数が SQL ステートメントが戻す列数と一致するようにしてください。 管理タスクを変更するには、SYSPROC.ADMIN_TASK_REMOVE プロシージャーを使ってタスクを除去し、その後 SYSPROC.ADMIN_TASK_ADD を呼び出して再作成してください。

sqlcode: -1465

sqlstate: 21507

SQL1467C データベース・マネージャーが、表スペース ID table-space-idのシステム管理 TEMPORARY 表スペースからページを読み取ろうとしたときに、入出力エラーを受け取りました。

説明

この入出力エラーの原因として最も可能性が高いのは、ファイル・システムまたはハードウェアのエラーです。

ステートメントを処理することができません。このステートメントが含まれるユーティリティーまたはトランザクションはロールバックされます。

ユーザー応答

SQL1468N ノード database-partition-number2への CONNECT または ATTACH を試行する前に、サーバー・インスタンス instance (データベース・パーティション番号 database-partition-number1) でデータベース・マネージャー TCP/IP リスナーを構成して実行する必要があります。

説明

SET CLIENT コマンドまたは api、あるいは環境変数 DB2NODE を使用して、CONNECT または ATTACH のノードを database-partition-number2に設定しました。 このノードに CONNECT または ATTACH するには、サーバー・インスタンス instance (データベース・パーティション番号 database-partition-number1) でデータベース・マネージャー TCP/IP リスナーが構成され、実行されている必要があります。

注: このメッセージは、暗黙の CONNECT または ATTACH によって戻されることがあります。

ユーザー応答

以下のいずれかです。

  • インスタンス instance、データベース・パーティション番号 database-partition-number1のデータベース・マネージャー構成で svcename が指定されていること、TCP/IP を使用するように DB2COMM 環境変数が設定されていること、および DB2START 時に TCP/IP リスナーが正常に開始されていることを確認してください。

    または

  • ノードとデータベースを明示的にカタログしてください。

sqlcode: -1468

sqlstate: 08004

SQL1469N インスタンス instance-name (データベース・パーティション番号 database-partition-number1) には、ノード database-partition-number2 が db2nodes.cfg ファイルに指定されていません。

説明

SET CLIENT コマンドまたは api、あるいは環境変数 DB2NODE を使用して、CONNECT または ATTACH のノードを database-partition-number2に設定しました。 後続の CONNECT または ATTACH 処理は、インスタンス instance-name (ノード database-partition-number1) にある db2nodes.cfg ファイルでこのノードを見つけられませんでした。

注: このメッセージは、暗黙の CONNECT または ATTACH によって戻されることがあります。

ユーザー応答

SET CLIENT コマンドまたは API、あるいは DB2NODE 環境変数によって指定されたノード番号が、中間インスタンス instance-name、ノード database-partition-number1 の db2nodes.cfg ファイルに存在していることを確認してください。

sqlcode: -1469

sqlstate: 08004

SQL1470N DB2NODE 環境変数の値が無効です。

説明

DB2NODE 環境変数は、アプリケーションの接続試行の接続先ノードを示します。 DB2NODE が未設定またはブランクの場合、 このアプリケーションはデフォルト・ノードへの接続を試行します。 それ以外は、DB2NODE をこのアプリケーションと同じホストで定義されたノードの 1 つのノードに設定する必要があります。

ユーザー応答

DB2NODE 環境変数を次の値のいずれかに設定してください。
未設定
アプリケーションにデフォルト・ノードが接続されます。
ブランク
アプリケーションにデフォルト・ノードが接続されます。
番号
アプリケーションにそのノード番号のノードが接続されます。 このノードはこのアプリケーションと同じホストで実行されていなくてはなりません。

sqlcode: -1470

sqlstate: 08001

SQL1471N このノード上のデータベースがカタログ・ノードと同期していないため、ノード node-number 上のデータベース database-name に接続できません。

説明

このノードのログの終わりの情報がカタログ・ノードの対応するレコードと一致しません。 これは、別の場合にバックアップされたノードのデータベースをリストアするため発生します。

ユーザー応答

データベースが 1 つのノードでロールフォワードなしでリストアされている場合、 データベースがロールフォワードなしですべてのノードで一致するオフライン・バックアップでリストアされていることを確認してください。

sqlcode: -1471

sqlstate: 08004

SQL1472N カタログ・ノードのシステム時刻とこのノードの仮想タイム・スタンプの差が max_time_diff データベース・マネージャー構成パラメーターより大きいため、ノード node-number 上のデータベース database-name に接続できません。

説明

コンピューター構成時のシステム時刻の相違 (db2nodes.cfg ファイルにリストされている) は max_time_diff データベース・マネージャー構成パラメーターより大きいです。

ユーザー応答

"すべてのコンピューターのシステム時刻を合わせて、max_time_diff パラメーターがデータベース・マシン間の通常の通信遅延ができるように構成されているか、確認してください。

sqlcode: -1472

sqlstate: 08004

SQL1473N ローカル・ノード上のシステム時刻とノード node-list の仮想タイム・スタンプとの時差が max_time_diff データベース・マネージャー構成パラメーターより大きいため、トランザクションをコミットできません。 トランザクションはロールバックされます。

説明

コンピューター構成時のシステム時刻の相違 (db2nodes.cfg ファイルに リストされている) は max_time_diff データベース・マネージャー構成パラメーターより大きいです。

",..." がノード・リストの最後に表示された場合、完全なノード・リストについては、 syslog ファイルを参照してください。

ユーザー応答

"すべてのコンピューターのシステム時刻を合わせて、 max_time_diff パラメーターがデータベース・マシン間の通常の通信遅延ができるように構成されているか、確認してください。

sqlcode: -1473

sqlstate: 40504

SQL1474W トランザクションは正常に完了しましたが、ローカル・メンバーのシステム時刻とメンバー member-list の仮想タイム・スタンプとの時差が max_time_diff データベース・マネージャー構成パラメーターより大きくなっています。

説明

コンピューター構成時のシステム時刻の相違 (db2nodes.cfg ファイルにリストされている) は max_time_diff データベース・マネージャー構成パラメーターより大きいです。

この警告メッセージはこの状態に影響されないため、読み取り専用トランザクションに返されます。 ただし、これ以外のトランザクションはロールバックされます。 このメッセージはユーザーになるべく早くアクションをとるように この状態について通知するものです。

",..." がメンバー・リストの最後に表示された場合、完全なメンバー・リストについては、syslog ファイルを参照してください。

ユーザー応答

"すべてのコンピューターのシステム時刻を合わせて、max_time_diff パラメーターがデータベース・マシン間の通常の通信遅延ができるように構成されているか、確認してください。

sqlcode: +1474

sqlstate: 01607

SQL1475W CONNECT RESET 処理中にシステム・エラーが発生しました。

説明

CONNECT RESET は成功しましたがノード障害やコミュニケーション・エラーのようなシステム・エラーが発生する可能性があります。

ユーザー応答

詳細については管理通知ログをチェックしてください。 このノードのデータベースを再始動する必要があります。

sqlcode: +1475

sqlstate: 01622

SQL1476N 現行トランザクションは、エラー sqlcodeのためにロールバックされました。

説明

トランザクションは、以下の理由によりロールバックされました。

  1. 暗黙的または明示的 CLOSE CURSOR が失敗しました。
  2. NOT LOGGED INITIALLY オプションで表を作成中であったか、 または NOT LOGGED INITIALLY が既存の表に対してアクティブ化されました。 同じ作業単位でエラーが発生したか、または ROLLBACK TO SAVEPOINT ステートメントが出されました。 この作業単位はロールバックし、以下のようになります。
    • この作業単位で作成された表はすべてドロップされるか、DROP PENDING 状態になります。
    • トランザクションでアクティブ化された NOT LOGGED INITIALLY 表はすべてアクセス不能とマークされており、ドロップだけを行うことができます。
    • ROLLBACK TO SAVEPOINT がトランザクション内で出された場合、sqlcode は 0 になります。
  3. ROLLBACK TO SAVEPOINT が失敗したか、または RELEASE SAVEPOINT が失敗しました。
  4. アトミック配列の入力操作中に、重大エラーが発生しました。
  5. システム一時 LOB の作成中にエラーが発生しました。これは、行の削除対象となる宣言済み一時表または作成済み一時表の LOB 列の LOB ロケーター値を維持するために使用されるはずでした。

ランタイム・トークン sqlcodeは、戻された基礎となる sqlcode を示します。

ユーザー応答

エラー sqlcodeで示された問題を訂正してから、トランザクションを再実行してください。 NOT LOGGED INITIALLY 表が作成または アクティブ化される、同じトランザクションで使用されている ROLLBACK TO SAVEPOINT ステートメントを 除去してください。

sqlcode: -1476

sqlstate: 40506

SQL1477N table-name の場合、表スペース tbspace-id 内のオブジェクト object-id にアクセスできません。

説明

アクセスできないいずれかのオブジェクトを含む表に対してアクセスしようとしました。 以下のいずれかの理由のため、この表にアクセスできないと思われます。

  • 作業単位がロールバックされたとき、表が NOT LOGGED INITIALLY をアクティブ化していた
  • その表はパーティション化された作成済み一時表または宣言済み一時表で、一時表がインスタンス化または宣言された後、1 つ以上のデータベース・パーティションに障害が発生した。
  • ROLLFORWARD が、 この表での NOT LOGGED INITIALLY のアクティブ化、またはこの表での NONRECOVERABLE ロードを見つけた

その整合性を保証できないため、この表へのアクセスは許可されていません。

ユーザー応答

以下のいずれかのアクションを行うことができます。

  • オブジェクトが表であり、その表が NOT LOGGED INITIALLY をアクティブ化している場合、この表をドロップします。 この表が必要な場合は、それを再作成してください。
  • オブジェクトがデータ・パーティションである場合は、それを表からデタッチします。 このデータ・パーティションが必須である場合は、新規のデータ・パーティションを追加してください。
  • オブジェクトが非パーティション索引の場合は、その索引をドロップします。 索引が必須である場合は、新規の索引を作成してください。
  • 表が作成済み一時表であれば、サーバーから切断して再接続することにより、作成済み一時表の新しいコピーをインスタンス化してください。
  • 表が宣言された一時表であれば、この表をドロップしてください。 この表が必要な場合、宣言し直してください。
  • そうでない場合、表スペースまたはデータベース・バックアップからリストアしてください。 バックアップ・イメージは、 リカバリー不能操作 (NOT LOGGED INITIALLY 操作または NONRECOVERABLE ロード) の完了に続き、 コミット・ポイントの後でとられています。

カタログおよび管理ビューを使用すると、オブジェクトを判別できます。 オブジェクトが表であるかを判別するには、次の照会を使用します。

SELECT TABNAME
  FROM SYSCAT.TABLES
  WHERE TBSPACEID=tbspace-id AND
    TABLEID=object-id

この照会の結果として表名が表示されない場合、次の照会を使用して、オブジェクトがパーティションであるかどうかを判別できます。

SELECT DATAPARTITIONNAME, TABNAME
  FROM SYSCAT.DATAPARTITIONS
  WHERE TBSPACEID=tbspace-id AND
    PARTITIONOBJECTID=object-id

オブジェクトが索引であるかどうかを判別するには、次の照会を使用します。

SELECT INDNAME
  FROM SYSCAT.INDEXES
  WHERE TBSPACEID=tbspace-id AND
    INDEX_OBJECTID=object-id

オブジェクトが作成済み一時表または宣言済み一時表であることを判別するには、次の照会を使用します。

SELECT TABNAME
 FROM SYSIBMADM.ADMINTEMPTABLES
 WHERE TBSP_ID=tbspace-id AND 
  INDEX_TAB_FILE_ID=object-id

sqlcode: -1477

sqlstate: 55019

SQL1478W 定義されたバッファー・プールを開始できませんでした。 代わりに、データベース・マネージャーのサポートするページ・サイズごとに、小さいバッファー・プールを 1 つずつ開始しました。

説明

定義されたバッファー・プールを開始できませんでした。 代わりに、データベース・マネージャーのサポートするページ・サイズごとに、小さいバッファー・プールを 1 つずつ開始しました。 以下の理由から、定義されたバッファー・プールを開始できませんでした。
  • このデータベースに指定されたバッファー・プールの合計サイズに対して十分なメモリーが割り振られていません。
  • データベース・ディレクトリーにあるバッファー・プール・ファイルが抜けているか、壊れています。

ユーザー応答

問題の正しいソースについては管理通知ログをチェックしてください。 以下は適用可能なソリューションです。
  • データベースを正しく開始できるように 1 つ以上のバッファー・プールの大きさをドロップするか、 または変更してください。

この変更を行ったあとで、データベースを切断し、 データベースの開始をやり直してください。

sqlcode: +1478

sqlstate: 01626

SQL1479W 結果セットが最初の行セットを戻す前に、フェッチを試みます。

説明

要求された行セットが結果セットの開始にオーバーラップし、次に示すフェッチ指示
SQL_FETCH_PRIOR
以下のいずれかの状態です。
  • 現行ポジションが最初の行を超えて、現在行の数が行セットの大きさより小さいか、等しくなっています。
  • 現行ポジションが結果セットの終わりを超えて、行セットの大きさが結果セットより大きくなっています。
SQL_FETCH_RELATIVE
フェッチ・オフセットの絶対値が現行行セットの大きさより小さいか等しくなっています。
SQL_FETCH_ABSOLUTE
フェッチ・オフセットが負で、 フェッチ・オフセットの絶対値が結果セットの大きさより大きくなっていますが現行行セットの大きさより小さいか、等しくなっています。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1480N DISCOVER データベース・マネージャー構成パラメーターで指定されたディスカバー・タイプが無効です。

説明

データベース・マネージャー構成ファイルの DISCOVER パラメーターの有効値は DISABLE、 KNOWN、あるいは SEARCH です。

ユーザー応答

DISCOVER データベース・マネージャー構成パラメーターを DISABLE、KNOWN、 あるいは SEARCH で更新してください。

SQL1481N DISCOVER_COMM パラメーターで指定された 1 つ以上の通信プロトコルが無効です。

説明

データベース・マネージャー構成ファイルの DISCOVER_COMM パラメーターの有効値の例は、TCPIP です。

ユーザー応答

有効な値のみを使用して、DISCOVER_COMM データベース・マネージャー構成パラメーターを更新してください。

SQL1482W BUFFPAGE パラメーターは、バッファー・プールの 1 つが -1 のサイズで定義されている場合にのみ使用されます。

説明

これは、-1 のサイズで定義されているデータベース・バッファー・プールがないと、BUFFPAGE データベース構成パラメーターが無視される、という警告です。-1 の場合は、バッファー・プールがバッファー・プール・ページの数として BUFFPAGE パラメーターを使用します。

ユーザー応答

SYSCAT.BUFFERPOOLS から選択し、バッファー・プールの定義をチェックしてください。 サイズ -1 (NPAGES) でバッファー・プールが定義されていない場合、 BUFFPAGE パラメーターの設定はこのデータベースのバッファー・プールのサイズを変更しません。

SQL1483N データベース・パーティション・サーバー partitionnum のデータベース・パーティション・サーバーの追加処理が失敗しました。 エラーについて戻される情報には、SQLCODE sqlcode、SQLSTATE sqlstate、およびメッセージ・トークン token-listが含まれます。

説明

データベース・パーティション・サーバー partitionnum に関する、データベース・パーティション・サーバーの追加処理が失敗しました。 sqlcode、sqlstate、メッセージ・トークン・リスト (各トークンは縦線によって区切られています) が提供されます。 メッセージ・トークンは切り捨てられる可能性があります。 エラーの詳細な説明として、sqlcode に対応するメッセージを参照してください。

ユーザー応答

失敗した SQL ステートメントの SQLCODE に関連するメッセージをチェック してください。 メッセージで提案されているアクションに従ってください。

sqlcode: -1483

sqlstate: 5UA02

SQL1484N 追加操作が進行中のため、要求は失敗しました。 要求: request。 メンバーまたは dbpartitionnum: number

説明

追加操作が進行中のため、要求は失敗しました。 指定されたデータベース・パーティションまたはメンバーが追加されるまで、この要求は許可されません。

ユーザー応答

追加操作が完了するまで待機してから、要求を再サブミットしてください。

sqlcode: -1484

sqlstate: 55071

SQL1485N データベースまたはインスタンス name の状態が原因で、データベース・パーティション・サーバーまたはメンバーを追加またはドロップできません。 状態 state

説明

データベースまたはインスタンスが、ここに示されている状態であるため、データベース・パーティション・サーバーまたはメンバーを追加することもドロップすることもできません。

ユーザー応答

データベースまたはインスタンスを変更することにより、データベース・パーティション・サーバーまたはメンバーの追加またはドロップが可能な状態にしてから、要求を再サブミットしてください。

sqlcode: -1485

sqlstate: 55019

SQL1487W データベース・パーティション・サーバー、 DB2 メンバー、または CF が正常に追加されました。

説明

パーティション・データベース環境では、このメッセージは、新しいデータベース・パーティション・サーバーが単一パーティション・データベース環境に追加された場合に返されます。 データベース・パーティション・サーバーの追加が完了した後、データベース・マネージャー・インスタンスが再始動されるまでは、新しいデータベース・パーティション・サーバーがアクティブになりません。

DB2 pureScale 環境では、このメッセージは、新しい DB2 メンバーまたはクラスター・キャッシング・ファシリティー (CF) がインスタンスに追加されるときに返されます。 メンバーまたは CF は、追加されても再始動されるまではアクティブになりません。

ユーザー応答

新しいメンバーまたは CF は、db2start コマンドを使用して手動で開始する必要があります。

SQL1488W データベース・パーティション・サーバーの追加操作が正常に実行され、新規データベース・パーティション・サーバー partitionnum がアクティブです。 DB2 クラスター・マネージャーがインスタンス内に検出されています。 新しいデータベース・パーティション・サーバーをクラスター・マネージャー用に構成するために、クラスター・マネージャー・ツール db2haicu を実行できます。

説明

インスタンスは DB2 クラスター・マネージャーによって管理されます。 新しく追加されたデータベース・パーティション・サーバーを構成する際、クラスター・マネージャーで管理することが可能です。

ユーザー応答

新しいデータベース・パーティション・サーバーをクラスター・マネージャーに追加するには、db2haicu ツールを使用してください。

SQL1489I データベース・パーティション・サーバーの追加操作が正常に完了しました。 新しいデータベース・パーティション・サーバー dbpartitionnum がアクティブ状態です。

ユーザー応答

応答は不要です。

SQL1490W データベースの活動化は正常に行われましたが、データベースは既に 1 つ以上のノードで活動化されています。

説明

データベースが 1 つ以上のノードで、明示的に開始 (活動) しています。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1491N データベースがまだ使用中であるため、データベース name は非アクティブ化されませんでした。

説明

指定されたデータベースに接続されたアプリケーションがある場合には、 そのデータベースを非アクティブ化することはできません。

ユーザー応答

すべてのアプリケーションが CONNECT RESET を行ったことを確認してから、 もう一度やり直してください。

SQL1492N データベース name は活動化されていないため、非活動化されませんでした。

説明

指定されたデータベースはアクティブになっていないために、 このデータベースを非アクティブ化することはできません。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1493N アプリケーションが既にアクティブ・データベースに接続されているため、コマンドは失敗しました。

説明

アプリケーションがデータベースにすでに接続されているために、ACTIVATE DATABASE、DEACTIVATE DATABASE、または ARCHIVE LOG コマンドを続行できません。

ユーザー応答

データベースから切断してから、コマンドを再発行してください。

SQL1494W データベースのアクティブ化は正常に行われましたが、データベースへの接続は既に確立されています。

説明

1 つ以上のノード上に既にデータベース接続があります。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1495W データベースは正常に非アクティブ化されましたが、データベースへの接続はまだ存在します。

説明

1 つ以上のノード上にデータベース接続がまだあります。 最後の接続がデータベースから切断されるときに、データベースはシャットダウンされます。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1496W データベースの非活動化は正常に行われましたが、データベースは活動化されませんでした。

説明

データベースの非アクティブ化が実行された際、 1 つ以上のノードではデータベースが明示的に開始されていませんでした。

ユーザー応答

アクションは不要です。

SQL1497W データベースの活動化/非活動化は正常に行われましたが、一部のノードでエラーが発生しました。

説明

少なくともカタログ・ノードおよびコーディネーター・ノードでデータベースのアクティブ化 / 非アクティブ化は成功しましたが、その他のノードでエラーが発生しました。

ユーザー応答

診断ログを参照しどのノードでどういうエラーが発生しているかを調べて 可能であれば問題を修正し、データベース・コマンドのアクティブ化 / 非アクティブ化を再発行してください。

SQL1498W データベースには、1 つ以上の type-1 索引を含む表があります。 これらをタイプ 2 索引に変換するには、データベース・アップグレードの前に generated-file CLP スクリプトを実行してください。

説明

DB2 バージョン 9.7 以降、タイプ 1 索引はサポートされなくなったため、タイプ 2 索引に変換する必要があります。 タイプ 1 に置き換わる索引として DB2 UDB バージョン 8 で導入されたタイプ 2 索引は、ネクスト・キー・ロッキングを最小化し、255 バイトより長い列を索引キーに含めて使用することで、並行性を改善します。

db2ckupgrade コマンドはすべてのタイプ 1 索引を識別し、コマンドのログ・ファイルと同じディレクトリーに generated-file CLP スクリプト・ファイルを生成します。 CLP スクリプトには、識別されたタイプ 1 索引ごとに ALLOW WRITE ACCESS および CONVERT オプション付きの REORG INDEXES ALL ステートメントが含まれています。 これを実行すると、識別されたすべてのタイプ 1 索引をタイプ 2 索引に変換できます。

データベース・アップグレード中にタイプ 1 索引が残っている場合、それらは無効とマークされます。 データベース・アップグレード後に初めて表にアクセスするとき、データベース・マネージャーはこれらの索引をタイプ 2 索引として自動的に再作成します。 索引の再作成が完了するまでは、表にアクセスできません。

ユーザー応答

初めて表にアクセスする際の索引の再作成によるオーバーヘッドを防ぐには、db2ckupgrade コマンドによって生成された generated-file CLP スクリプトを実行することで、データベース・アップグレード前にタイプ 1 索引をタイプ 2 索引に変換してください。

SQL1499W データベースのアップグレードが正常に完了しましたが、追加のユーザー処置が必要になる場合があります。 詳細については、管理通知ログを参照してください。

説明

データベース・アップグレードは成功しましたが、以下の 1 つ以上の状態が検出されたため、追加のユーザー処置が必要である可能性があります。

  • データベース・アップグレードにより、NOT FENCED ルーチンが FENCED および NOT THREADSAFE に変更されたか、ユーザー定義ラッパーが FENCED に変更された (UNIX および Linux オペレーティング・システム)。
  • データベース・アップグレードで、システム・カタログ表についての統計を正常に収集できなかった。
  • データベース・アップグレードで NULL という ID が検出された。
  • データベース・アップグレードで、1 つ以上の表の索引が再作成の対象としてマークされた。
  • データベース・アップグレードで、ワークロード接続属性にアスタリスクが検出された。
  • データベース・アップグレードで、XML Extender が有効になったデータベースが検出された。
  • データベース・アップグレードで、DB2 WebSphere MQ 関数が有効になったデータベースが検出された。
  • データベース・アップグレードで、パッケージを正常に妥当性再検査または再バインドできませんでした。

ユーザー応答

検出された状態の詳細について管理通知ログを参照すると、必要なアクションの判別に役立ちます。