非推奨: ソフトウェア・インスタンスの再割り当て
ソフトウェア・コンポーネントを適切な製品に再割り当てすることは、総所有コストを低下させ、ライセンス・コンプライアンスに関する支払いによって予定外のコストが発生するリスクを減らすと共に、契約上のライセンス条件を満たさないリスクを減らすことができます。ソフトウェア分類の管理には 2 つのアプローチがあります。第 1 のアプローチでは、 ソフトウェア・インスタンスから開始して、再割り当てが可能なリリースを識別します。第 2 のアプローチでは、 ソフトウェア・リリースから開始します。このリリースへの再割り当てが可能なインスタンスを識別できます。このリリースのインスタンスの再割り当てが可能な製品を調べることもできます。
始める前に
重要: アプリケーション更新 9.2.7 以降、「IBM ソフトウェア分類」は非推奨となり、「ソフトウェア分類」パネルに置き換えられています。詳しくは、「ソフトウェア分類」パネルを参照してください。
このタスクについて
- 間違いの修正 - コンポーネントが間違った製品に割り当てられている場合、正しい製品を識別し、インスタンスを選択して、それらを正しい製品にバンドルすることができます。
- 目的変更 - アンインストールが必要なソフトウェア製品にコンポーネントが割り当てられている場合、そのコンポーネントを単に別の適切な製品に再割り当てすることができます。
手順
例
ソフトウェア・カタログによると、製品 4 はデータベース・コンポーネント に関連付けられています。データベース・コンポーネント が製品 1 に含まれることがわかっている場合は、このコンポーネントを製品 4 から製品 1 に再割り当てする必要があります。再割り当ての後、製品 4 はインベントリーから削除され、製品 1 に置換されます。製品 1 または製品 4 のいずれかが PVU ベースの場合、プロセッサー・バリュー・ユニットの使用量は、次の再計算のときに新しい関連付けに従って再計算されます。
例 2
製品 1 と製品 4 の両方にデータベース・コンポーネント が含まれる場合があります。現在のインフラストラクチャーでは、このコンポーネントは製品 4 に割り当てられています。製品 4 をアンインストールして製品 1 をインストールすることに決めた場合、データベース・コンポーネント を製品 4 から製品 1 に再バンドルすることだけが必要です。