License Metric Tool サーバーへのスキャン結果の日次転送のセットアップ (切断されたシナリオ)

9.2.5 9.2.5 から使用可能。

切断されたスキャンの結果は、毎日 License Metric Tool サーバーにインポートする必要があります。 スキャン結果をインポートするには、インフラストラクチャー内の切断されたコンピューターから切断されたデータ・ソースに結果パッケージをコピーします。 任意の自動化テクノロジーを使用して、結果パッケージのコピー・プロセスを自動化できます。

開始前に

重要: 切断されたコンピューターからのスキャン結果が License Metric Tool サーバーに毎日インポートされるようにするのは、お客様の責任です。 そうしないと、 License Metric Tool で生成されるレポートが正確でなくなり、ライセンス準拠の状況に影響する可能性があります。 スキャン結果が毎日インポートされるようにすることは、 IBM サポートの対象ではありません。

手順

  1. 接続切断スキャナー・パッケージをアップロードしたディレクトリーに移動します。 ソフトウェア・スキャンの後にスキャン結果が含まれたパッケージが以下のサブディレクトリーに生成されたかどうかを確認します。
    • UNIX < output
    • IBM i cit
    結果パッケージの名前には、以下の命名規則が使用されます。
    • IBMi < <YYYYMMDDHHMM>-<endpoint_ID>.zip
    • UNIX <YYYYMMDDHHMM>-<endpoint_ID>.tar.gz
    重要: 結果パッケージの名前は変更しないでください。 そうしないと、 License Metric Toolにインポートされません。
  2. 結果パッケージを切断されたデータ・ソースにコピーします。 これは、次のいずれかの方法で実行できます。
    • 9.2.30 切断されたスキャナーを持つコンピューターが License Metric Tool サーバーに (直接またはプロキシー経由で) 接続している場合は、 切断されたスキャン結果のアップロード (切断されたシナリオ)を参照してください。
    • 9.2.30 REST API を使用して、独自の自動化スクリプトを作成できます。 詳しくは、 切断されたスキャン結果をアップロードするための REST APIを参照してください。
    • 切断されたスキャナーがインストールされているすべてのコンピューターに共有フォルダーをマウントし、このフォルダーを切断されたデータ・ソースとして指定することができます。 詳しくは、以下のリンクを参照してください。
    • 任意のタスク自動化ソフトウェア (例えば、 Red Hat Ansible) を使用します。
    • License Metric Toolで結果を素早く確認するには、以下の方法を使用できます。
      重要: これらの方法は、扱いにくく、長期的に維持するのが難しいため、推奨されません。 自動ソリューションをセットアップする前に、一時的なソリューションとしてのみ使用してください。
      • コンピューターから切断されたデータ・ソースにパッケージを手動で転送します。
      • 9.2.21 「スキャン結果のアップロード」 パネルを使用して結果をアップロードします。 詳しくは、 切断されたスキャン結果の手動転送 (切断されたシナリオ)を参照してください。
        注: 使用している License Metric Tool サーバーのバージョンに応じて、特定のバージョンの切断されたスキャナーによって生成されたスキャン結果をアップロードできます。
        • バージョン 9.2.31 以降のサーバーの場合、バージョン 9.2.21 以降の切断されたスキャナーによって生成されたスキャン結果をアップロードできます。
        • 9.2.25 と 9.2.30の間のバージョンのサーバーの場合、バージョン 9.2.25 以降の切断されたスキャナーによって生成されたスキャン結果をアップロードできます。
  3. 切断されたコンピューターのディスク・スペースを節約するには、切断されたデータ・ソースに結果パッケージをアップロードした後に結果パッケージを削除します。
  4. スケジュールされたインポートが実行されるまで待つか、インポートを手動で実行します。

結果

データのインポート中に、 License Metric Tool は切断されたデータ・ソースを検査し、要件を満たす結果パッケージをインポートします。 スキャン結果が処理され、ユーザー・インターフェースでレポートに表示されます。 ディスカバーされたソフトウェアは、パッケージのタイム・スタンプではなく、インポート時刻を使用してレポートされます。