MSRPC テスト・ツールを使用した接続の問題の診断

MSRPC テスト・ツールを使用して、 IBM® QRadar®アプライアンスと Windows ホストの間の接続を確認します。

始める前に

PROTOCOL-WindowsEventRPC-< version_number>QRadar アプライアンスにインストールされていることを確認します。

このタスクについて

MSRPC テスト・ツールを使用して、接続の問題をトラブルシューティングしたり、ホストと QRadar アプライアンスの間の初期接続をテストして、ホストが正しく構成されていることを確認したりすることができます。 表 1 では、MSRPC テスト・ツールのオプション・フラグについて説明します。

表 1. MSRPC テスト・ツール・フラグ
フラグ 説明
-? or --help MSRPC ツールのヘルプおよび使用情報を表示します。
-b デバッグ情報があれば、それを表示します。
-d <domain> Active Directory のドメインまたはワークグループ内の場合はホスト名。
-e <protocol> イベント・ログ・リモート・プロトコル。

値: MSEVEN、MSEVEN6、および AUTO

デフォルト: AUTO

-h <hostname/ip> Windows ホストのホスト名または IP アドレス。
-p <password> パスワード
-u <username> ユーザー名
-w <poll> ポーリング・モード。 1 つ以上のイベント・ログ・チャネルを指定します。

値: Security、System、Application、DNS Server、File Replication Service、Directory Service

複数の値はコンマで区切ります。 例: Application, Security。

デフォルト: Security

手順

  1. QRadar Consoleにログインします。
  2. 次のコマンドを入力して、MSRPC テスト・ツールを使用します。

    cd /opt/qradar/jars

  3. QRadar と Windows ホストの間の接続をテストするには、次のコマンドを入力します。

    java -jar Q1MSRPCTest.jar

  4. オプション: 使用法のオプションについて詳しくは、java -jar Q1MSRPCTest.jar --help と入力してください。