IBM® Z Digital Integration Hub(IBM zDIH)は、リアルタイムの情報フローを大規模に提供し、高い適応力で予測できない照会トラフィックから運用環境を保護し、APIとイベント・ベースのアーキテクチャーとの柔軟なやりとりを実現します。
IBM Zシステム上で稼働する基幹業務アプリケーションとハイブリッドクラウド・アプリケーションをシームレスに統合し、記録システムへの照会トラフィックを効率的に処理します。この俊敏な統合は、アプリケーションからのリアルタイムなデータを複数の環境で共有するシステムを実現し、クライアントの期待への迅速な対応とビジネスの改革に役立ちます。
IBM Z Digital Integration Hubの新機能の概要
ハイブリッド・クラウド・アプリケーションにリアルタイムの情報を大規模に提供して顧客の期待に応えます。
簡単に利用できるセルフサービス情報を提供して、ハイブリッド・クラウドの導入を加速します。
zIIP を活用し、照会トラフィックにトランザクション処理とは異なるサービスを提供して、コスト面での優位性を獲得します。
事前構築済みテンプレートを使用して、記録アプリケーションのシステムを IBM zDIH と統合します。
IBM zDIH Developer Kitを使用して IBM zDIH アプリケーションとキャッシュを数分で作成します。
JDBC、REST、イベントなどの標準ベースのインターフェース用のサポート機能を活用して、統合を容易にします。
簡単に利用できる情報を提供することで、SaaSエコシステム(フィンテック、インシュアテック、レグテックなど)の導入を加速し、より多くの価値を生み出します。
IBM zDIH を DevOps パイプラインに組み込むことで、開発チーム全体の俊敏性を促進します。
ハイブリッド・アーキテクチャーでトランザクション・エンタープライズ・アプリケーションを実行するための、安全で拡張性の高いプラットフォームです。zDIHと統合して重要な情報をクラウド利用者と共有します。
トランザクション処理をサポートする階層データベースと情報管理システムです。zDIHと統合してクラウド戦略をサポートします。
OpenAPI準拠のAPIを設計、実行し、z/OSアプリケーションやデータとやりとりするためのソフトウェアです。IBM Zシステム用に最適化されたCQRSパターンを実装するために、zDIHを補完します。