watsonx Assistantは、ハッカーや顧客データの不正使用から保護し、ピーク時のバーチャル・アシスタントをサポートするために必要なチャットボットのセキュリティーと拡張性を、大規模で複雑、かつデータの影響を受けやすい組織に提供します。
watsonx Assistantは、インスタンス間で共有、記録されるデータを調整する機能を含め、データと洞察をコントロールできます。
企業組織のさらなるニーズに対応するため、オプションのデータ分離機能によって物理的に分離され、他のユーザー・アカウントと共有されないシングル・テナントのデータ・ストア環境を提供します。
高度な暗号化技術やプライベート・エンドポイントのオプションを使用した保存中および転送中のデータの暗号化により、データの安全性を確保します。
内部および外部の侵入テスト、チャットボットのセキュリティー・テスト、継続的なレビューを実施することで、脆弱性やチャットボットのセキュリティー・リスクに対するデータとアプリケーションの保護をサポートします。
組織内の誰が、個々のスキル、アシスタント、インスタンス全体を表示、編集するかを選択できます。
スキルやアシスタントにどのようなアップデートが行われたかを追跡し、重要なアクションの発生をより的確に把握します。
watsonx Assistantは、情報セキュリティー、チャットボットのセキュリティーとデータ保護に関してISO認証を取得しており、企業組織の高い基準を満たしています。
ほとんどのWatsonサービスはステートレスです。つまり、お客様が基本モデルの学習にお客様のデータを使用しないようにIBMに指示した場合、Watsonはお客様のデータを保管しません。監査は内部で実行されますが、お客様のチャットボットのセキュリティーとデータ・プライバシーを保護するために、監査プロセスを共有しません。
Watsonは、ディープラーニング、機械学習、自然言語処理(NLP)モデルに基づいて構築されており、顧客が予定の変更、出荷の追跡、残高の確認などを行うのを支援します。 Watsonはまた、機械学習アルゴリズムを使用して補足の質問をすることで顧客をよりよく理解し、必要に応じて人間の担当者に引き継ぐことができます。
強化されたインテント検出モデルをお試しください。英語の対話およびアクション・スキルのベータ機能として提供されているこの新しいモデルは、より速く的確です。従来の機械学習、転移学習、ディープラーニングの手法を統合したモデルで、実行時に高い応答性を発揮します。詳細については、 「意図認識の改善」を参照してください。
IBMは、お客様とビジネス・パートナーのGDPR準拠への取り組みを支援するために、各企業にデータ・プライバシー、セキュリティー、ガバナンスのための革新的なソリューションを提供するよう努めています。
IBM自身のGDPRへの対応やお客様の準拠への取り組みをサポートする、GDPR関連の機能と製品についての詳細は、こちらをご覧ください。
米国の医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律(HIPAA)のサポートは、ワシントンDCまたはダラスの拠点でホストされているEnterpriseプランで利用できます。詳細については、EUおよびHIPAAサポートの有効化を参照してください。
作成するトレーニング・データ(ユーザー例を含むエンティティーとインテント)に個人医療情報(PHI)を追加しないでください。特に、インテントやインテント・ユーザー例の推奨に利用するためにアップロードする実際のユーザーの発話を含むファイルからは、必ずPHIを削除してください。