IBM® TS2900 Tape Autoloaderは、ラック・システムおよび中小企業向けのエントリーレベルの自動バックアップです。薄型、高密度のストレージ容量を備えたTS2900は、バックアップおよびアーカイブ操作に最適です。TS2900は、ハーフハイトLTO Ultriumテープ・テクノロジーと12 Gbpsおよび6 Gbps SASドライブオプションを備えています。Webベースのリモート管理とバーコードリーダーにより、使いやすさが向上します。TS2900は、オフィス内のラック・システムまたはサーバーの隣のデスクトップで使用できます。
ラック・システム環境向けに設計された1Uシステムの大容量自動化テープ・ストレージ
Ultrium 9 ハーフハイト・テクノロジを備えた最新世代のLinear Tape-Open (LTO)が主要な機能で、中小規模のオープン・システム環境で信頼性の高いパフォーマンスを実現するように設計されています。
ハーフハイト・テープ・テクノロジーを提供する IBM テープ・オートメーションの中で最も手頃なエントリー価格を提供します。
ライブラリーのWebベース管理を提供し、装置に物理的に触れることなくTS2900の動作制御を提供します。
テープカートリッジへの同期アクセスまたはランダム・アクセスのオプションが提供され、操作が容易になります。
ライブラリーの自動入力をより迅速にします。また、ライブラリーからメディアを削除することも可能になり、便利なストレージデバイスが可能になります。9つのテープ・カートリッジ容量が付属しています。
カートリッジの挿入または取り外し時にライブラリーの継続的な操作が可能になります。6 Gbps および 12 Gbps SAS インターフェイスを備えています。
LTO Ultrium 9 テープ・ドライブでLTO Ultrium 8メディアの読み取りおよび書き込みを可能にします。LTO Ultrium 8 テープ・ドライブでLTO Ultrium 7メディアの読み取りおよび書き込みを可能にします。LTO Ultrium 7テープ・ドライブは、LTO Ultrium 6メディアの読み取りおよび書き込みに対応し、LTO Ultrium 5メディアの読み取りも可能です。
LTO Ultrium 9によって、最大162TB（2.5:1圧縮時 405TB）の物理ストレージ容量を提供します。LTO Ultrium 8では、最大108TB (2.5:1圧縮時 270TB)、 LTO Ultrium 7では、最大54 TB (2.5:1圧縮 135TB)です。
LTO Ultrium 9、8、7 では最大 300 MBps のデータ転送速度を実現します。
ドライブ・オプション
ハーフハイト LTO Ultrium 9: 12 Gbps SAS
ハーフハイトLTO Ultrium 8: 6 Gbps SAS
ハーフハイト LTO Ultrium 7: 6 Gbps SAS
| 入手可能なモデル |
LTO Ultrium 9 - 3572 S9H
LTO Ultrium 8 - 3572 S8H
LTO Ultrium 7 - 3572 S7H
デスク・サイド用カバー・セット
FC # 7010
追加テープ・マガジン
FC # 8111
ラックマウント・キット
FC # 7006
テープドライブ数
1
テープ・カートリッジの容量
9
I/O ステーション
1
物理容量
LTO Ultrium 9: 最大容量 162 TB (2.5:1 圧縮時 405 TB)
LTO Ultrium 8: 最大容量 108 TB (2.5:1 圧縮時 270 TB)
LTO Ultrium 7: 最大容量 54 TB (2.5:1 圧縮時 135 TB)
データ転送速度
LTO Ultrium 9、8、7: 最大 300 MBps
LTO Ultrium 8、7: 最大 300 MBps
寸法 (高さ × 幅 × 奥行き)
1.7 in. × 19.02 in. × 33.3 in. (43.6 mm × 445 mm × 847 mm)
重量
28.6 lb (13 kg)、ドライブとカートリッジを除く
アタッチメントとシステムのサポート
TS2900は、一部のIBM システム・サーバーおよびその他のLinuxおよびMicrosoft Windowsオープン・システム・サーバーで使用できる6 Gbpsおよび12 Gbpsの接続をサポートします。
最新のサポート情報: https://www.ibm.com/jp-ja/systems/support/storage/ssic/interoperability