IBM Storage Networking SAN48C-7 SAN Switchは、64Gbpsで最大48個のファイバー・チャネル・ポートを提供します。これは、IBMのCタイプ・ストレージ・エリア・ネットワーク・スイッチ・ハードウェアの一部です。
次世代のIBM SAN48C-7 64Gbps 48ポート・ファイバー・チャネル・スイッチは、オールフラッシュ・ストレージと高性能ホストに高速ファイバー・チャネル接続を提供します。このスイッチは、次世代の特定用途向け集積回路（ASIC）チップセットに組み込まれた最先端のアナリティクス、分析、テレメトリ機能を提供します。このスイッチにより、SANのハードウェアをアップグレードすることなく、利用可能な場合はいつでもファイバー・チャネル不揮発性メモリー・エクスプレス（NVMe/FC）ワークロードにシームレスに移行できます。非常に高密度の仮想化サーバーを使用してクラウド規模のアプリケーションを迅速に展開している中小企業、大企業を支援し、帯域幅、拡張性、統合の拡大というメリットを提供します。
集中型のノンブロッキング・アービトレーションにより、スイッチ上のすべてのファイバー・チャネル・ポートに対して、すべてのトラフィック条件において提供している一貫した64Gbpsの低遅延パフォーマンスを向上させます。
電源や冷却サブシステムなどのすべての主要コンポーネントに冗長性を提供することで、ほぼ継続的な可用性と信頼性を実現します。
すべての64Gbpsファイバー・チャネル固定スイッチで、スイッチ・ポートおよびHBAポート間に前方誤り訂正（FEC）を利用して、信頼性を高めます。
ファブリックの拡張性を向上させ、さまざまなSANアーキテクチャーの柔軟性を強化します。
ファブリック内のストレージLUNまたは名前空間にアクセスするすべての仮想マシンを可視化します。
ブート・ローダー、システム・イメージ・ローダー、共同テストアクショングループ（JTAG）インターフェースなどのクリティカル・コンポーネントへのアクセスを保護することで、システム全体を悪意のある攻撃から保護します。
スイッチ上のパフォーマンス・データをリアルタイムで計算し、あらゆる分析可視化プラットフォームにストリーミングする、最先端のデータ・トラフィック分析を提供します。
輻輳の兆候を自動的に検知し、輻輳したデバイスや低速ドレインのデバイスにレート制限を動的に適用して、悪影響が他のデバイスに広がらないようにします。
自動ゾーン、スマート・ゾーニング、低速ドレインの検知と分離、仮想SAN（VSAN）とVSAN間ルーティング（IVR）、およびファブリック全体のサービス品質（QoS）などのサービスを提供し、SANアイランドから企業全体のストレージネットワークへの移行を可能にします。
スイッチ間リンク（ISL）診断、ホスト・バス・アダプター（HBA）診断、リモートSFPエラー・コレクション（スモール・フォーム・ファクーター・プラガブル・エラー・コレクション）、スイッチド・ポート・アナライザー（SPAN）、低速ドレイン監視、オンライン・ヘルスケア管理システムが含まれ、信頼性の向上、問題の迅速な解決、サービス料金の削減を実現します。
受信側で転送中に発生したエラーの修正に役立つ、バッファー間状態変更通知（BBSCN）機能を提供します。
仕様
仕様詳細
交換機
48ポート64Gbファイバー・チャネル・スイッチ
保証
1年間、IBMオンサイト限定、24時間365日同日保守。1、3、5年間のIBMExpert Care（PDF）サービス・オプション利用可能。
ファイバー・チャネル・ポート
48個のSFP+ポートベースを備えた固定スイッチ・フォーム・ファクター
パフォーマンス
- ポート速度： 8、16、32、および64Gbps自動検知、ポートあたり64Gbpsの専用帯域幅
- 3Tbpsエンドツーエンド全二重の集約帯域幅
- バッファー・クレジット： 24ポートのグループで最大24,000、デフォルトは1ポートあたり1,000バッファー・クレジット、グループ内の1ポートで最大16,000バッファー・クレジット
- ポート・グループ： 各24ポートの2ポート・グループ
- ポート・チャネル： 最大24個のロードバランスされた物理リンクを1つのポート・チャネルにグループ化
外形寸法
（高さ x 幅 x 奥行き）と重量
- 1ラック・ユニット（1RU）（1.72 x 17.299 x 18インチ、4.37 x 43.94 x 45.72 cm）電源ユニット（PSU）およびファントレイ・ハンドルを除く。
- 21.8ポンド（9.9 kg）
オプション機能
1、3、5年のアドバンテージ（NDFC+エンタープライズ）およびプレミア（NDFC+エンタープライズ+SANアナリティクス）サブスクリプション・ライセンス（FC AJWM、AJWN、AJWP、AJWQ、AJWR、AJWS）
リサイクルパーツ
IBM では、安全上の理由から、製品のバッテリーを取り外すことはお勧めしません。IBM 製品の収集および リサイクル回収プログラムをご利用ください。