現場の従業員がどこにいても、保護された方法でデバイスを使用できるようにします。IBM Security MaaS360çは、専用デバイス、高耐久性デバイス、非GMSデバイス、およびAndroidオープン・ソース・プロジェクト(AOSP)デバイスを他のエンドポイントと同じコンソールから管理し、SMSやEメール・フィッシング、内部脅威などに対する標準装備の脅威管理機能で保護します。
倉庫でのスキャナーの使用、製造施設での写真撮影、会議室でのディスプレイの取り扱い、日常業務での高耐久性デバイスの使用など、MaaS360はこれらのエンドポイントを標準デバイスと同様に徹底的に管理し、お客様のセキュリティ-・ポリシーと業界標準に沿った状態に保つことを可能にします。
GoogleサービスやPlayストアを許可しておらず、Androidデバイスの管理が必要な国、例えば、中国などで使用されています。
内部ネットワークへのアクセスのみを許可する厳格なアクセス・ルールを持つクライアント、例えば、クローズド・アクセスを必要とする製造ハブやストレージ・センター内のデバイスです。
複数の企業が、Googleの認定を受けていない特定のユースケースのために作られたAOSPデバイスを使用しています。例えば、他の高度なサービスを必要としない予約情報に使われる会議室のタブレットなどです。
ある非営利の医療機関では、40万人の会員の個人情報を保護しています。
Fortune 100に選出されているある世界的な製薬会社では、MaaS360 UEMを使用して、単一の管理コンソールで多くの異なるプラットフォームをサポートしています。
あらゆるUEM導入の基本となるのがMDMです。UEMソリューションは、さまざまなデバイスに対して豊富なセキュリティー機能と生産性向上ツールを提供しますが、デバイス自体が基本的なレベルで登録および管理されていなければ、これらのツールは意味をなしません。MDMソリューションは、APIベースのポリシー、一般的なオペレーティング・システムの同日サポート、コンプライアンス・ルール、アプリケーションの配信など、あらゆるMDMプラットフォームの根幹となる機能を提供します。
UEMは、シンプルで統合されたデバイス管理アプローチを提供します。MDMで利用可能なデバイス・ポリシーと、EMMの導入を通して得られるデータ・セキュリティーやID機能を統合したものです。UEMはこれら機能に加え、脅威防御、AI分析、およびあらゆるデバイス(一般的なモバイル・オペレーティング・システムを使用するスマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップ、IoTなど)の管理を階層化しています。
EMMソリューションは、MDMから進化を遂げ、ユーザーの使い勝手とデータ・セキュリティーに重点を置いた完全なUEMへの中間地点に位置します。MaaS360のEMM機能には、安全なコンテナ(職場のアプリケーションを搭載した、ユーザー・デバイスにインストールされる暗号化サンドボックス)のほか、企業向けアプリケーション用のIDツールやモバイル・アプリケーション管理ポリシーが含まれます。