Kotlin（リンクはibm.com外）は、JetBrain社によって構築および保守されているプログラミング言語です。SpringbootとKotlinのフレームワークと言語は、最も一般的に使用される組み合わせです。なぜなら、Spring BootとKotlinはマイクロサービス・アプリケーション・インフラストラクチャーに最適で、InstanaのJVMとKotlinモニタリングにより、Kotlinで記述されたアプリケーションとサービスの包括的なパフォーマンスと健全性を管理できるからです。
Kotlinアプリケーションのパフォーマンスを把握して最適化し、パフォーマンス管理のワークフローをさらに自動化するために、Instanaの自動JVMモニタリングは単純なメトリックにとどまらず、次のような包括的な管理とモニタリングの機能セットを提供します。
- JVMインスタンスの検出
- ゼロ構成の健全性モニタリング
- HTTPサービス・エンドポイントの自動トレース
- サポート対象テクノロジーの自動コード計測（例えばSpring Boot、Apache Tomcat、その他）
- サービス依存関係マップの視覚化
- すべてのシステムおよびサービスにわたるすべてのエンドツーエンド要求の追跡
- アプリケーションとサービスの自動化ディスカバリー
包括的なKotlin/JVMモニタリングに必要なのは、物理ホストまたは仮想ホスト、コンテナ、JVMインスタンス、典型的なJVMメトリック（ガーベッジ・コレクション・データなど）、およびJVMインスタンスにデプロイされたアプリケーションとサービス・コードのパフォーマンスの可視性です。
Instanaは、Kotlinベースのサービスをスタック全体で監視し、アプリケーションの包括的な洞察を提供する、最も迅速かつ簡単な方法です。Instanaエージェントは、すべてのJVMインスタンスを自動的に検出し、必要なモニタリング・センサーを展開して、アプリケーションと要求のトレースを開始します。また、Instanaは、JVMインスタンスの健全性だけでなく、内部で実行されているアプリケーションやサービスの健全性も自動的に判断します。
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Instanaエージェントをデプロイすると、実行中のすべてのKotlinアプリケーション・インスタンスを自動的に識別した後、InstanaのKotlinモニタリング・センサーを手作業なしでデプロイして設定し、さらに、JVM内で実行されるJavaアプリケーションのテクノロジーのための追加センサーもデプロイします。Instanaの厳選された知識ベースには、収集に関連するパフォーマンス・メトリックとその収集方法が含まれています。Javaサービスの健全性をモニタリングするために、追加のメトリックも収集されます。Instanaの自動構成はすべての関連情報を収集するため、Javaインスタンスのモニタリングはかつてないほど簡単になります。
サービスの健全性を全体的に判断するために、Instana Kotlinモニタリング・センサーはモニター対象のJVM実行環境に関するKPIも収集し、その健全性ステータスを判断します。
人工知能（AI）と厳選された知識ベースからのヘルス・シグネチャの助けを借りて、Instanaは個々のJVMインスタンスの問題を自動的に検出し、サービス・インシデントを発行します。Instanaは重大度に基づいてインシデントのエスカレーションと根本原因の特定を自動化し、ユーザーが影響を受ける前に問題を解決できるようにします。
Instana Scalaモニタリングには、パフォーマンス・メトリックとヘルス・シグネチャーの2種類のデータが含まれます。
追加のメトリックは、Kotlinアプリケーションまたはサービスにデプロイされたテクノロジーとフレームワークに基づいて取得されます。
各種センサー情報の詳細については、InstanaのKotlin管理ドキュメントをご覧ください。
JVMパフォーマンス・データ
- GCアクティビティー
- メモリー使用率
- メモリー・プール
- スレッド
JVMヘルス・シグネチャ
- コード・キャッシュ
- PermGen/MetaSpaceサイズ
- GCアクティビティー
- ヒープサイズと使用量