AWS SQSモニタリングは、Instanaの包括的なAmazon Web Servicesモニタリング・ソリューションとして重要な役割を果たします。Simple Queue Service（AWS SQS）（ibm.com外部へのリンク）は、クラウド・コンピューティングをクラウド顧客にパッケージとして、また個別のサービスとして提供する、Amazonのホスト型メッセージ・キューイング・サービスです。APIに関して、Amazon SQSにはJava、PHP、Rubyなどの最も一般的な言語で使用可能なSDKが用意されています。メッセージング・サービス自体は分散されており、制限のないデータ型で構成される任意のメッセージを1回以上配信することが保証されており、ユーザーのAWSアカウントによる認証もできます。ユーザーは、各メッセージ・ログと一緒に送信された受信確認を使用してメッセージを削除できます。
クライアント環境にデプロイメントすると、Instanaはインフラストラクチャー全体を自動的にマッピングし、Dynamic Graphバックエンド・モデルを使用してさまざまなテクノロジーがどのように相互作用しているかを特定します。
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InstanaのAWS SQSモニタリング・センサーは、AWS SQSパフォーマンスに関連する特定のメトリックを自動的に収集し、すぐに収集を開始します。メッセージング・キューイング・サービスとして、Amazon SQSは送信システムと受信システムの両方で効率的に動作できる必要があり、送信システムと受信システムは通信をAmazon SQSに依存します。システム全体は、InstanaのAIを活用したアプリケーション・モニタリング・ソリューションの一部として管理されます。
収集されるパフォーマンス・メトリックの一部は次のとおりです。
- メッセージの遅延
- メッセージ非表示／表示
- 送信済みメッセージ
詳細については、Instanaのドキュメント・ページを参照してください。
包括的な可観測性プラットフォームを使用してAWS環境全体を最適化します。
Instanaは、パフォーマンス・メトリックの自動構成に加えて、AWS SQSの実際の正常性の重要なパフォーマンス・メトリックもリアルタイムで自動的に構成します。この正常性の状態は、正常、障害が発生、失敗を色分けしたインジケーターとしてInstanaのUIに保持されます。Amazon SQSの正常性の一般的なKPIは次のとおりです。
- メッセージ作成時間
- メッセージの保存時間
- 可視性タイムアウト
ユーザーは、Amazon SQSが動作すると予想される正常な境界を定義するルールを構成できます。例えば、Amazon SQSのメッセージ作成時間が、指定された呼び出しルールよりも長くかかっている場合（例：2ミリ秒）、Instanaはアラートを生成します。