Instanaの単一の監視エージェントは、実行中のすべてのAWS Kinesis Data Streams構成を自動的に識別し、InstanaのAmazon Kinesis監視センサーを自動的にデプロイして構成します。センサーの内部知識ベースには、収集に関連するパフォーマンス・メトリックとその収集方法が含まれています。これには、Amazon Kinesisインフラストラクチャーの健全性を確認するために必要なメトリックが含まれます。Instanaの自動構成はすべての関連情報を収集するため、AWS Kinesisの監視はかつてないほど簡単になります。

全体的なサービスの健全性を判断するために、InstanaのAWS Kinesis監視センサーは、監視対象のAWS環境、サービス、アプリケーションに関するKPIも収集し、全体的な健全性の状態を判断します。

InstanaのAIによる障害追及は、問題が個々のAWS Kinesis構成にあるのか、処理パイプラインにあるのかにかかわらず、ストリーミング・システムの問題を自動的に検出し、サービス・インシデントを発行します。Instanaは、インシデントのエスカレーションを自動化し、考えられる根本原因を自動的に特定することで、ユーザーが影響を受ける前に問題を解決できるようにします。

AWS Kinesis監視センサーは、効率データと健全性データに加えてサービスとパイプラインの構成データも収集します。そのため、Instanaは構成データと変更を分析し、アプリケーションおよびサービス効率に関する情報と関連付けることができます。

Amazon Kinesis監視ダッシュボードは、AWS Kinesisのパフォーマンスと構成情報を要約して表示し、関連するすべてのAWS Kinesis情報が1カ所に集約されるため、問題解決とパフォーマンスの最適化が容易になります。

Amazon Kinesisの構成変更は、リアルタイムで自動的に検出されます。これらの変更イベントは、Amazon Kinesisの問題やアプリケーション/サービスのインシデントと関連付けられ、より迅速な問題解決に役立ちます。

AWS Kinesis Data Streamsのパフォーマンス監視は、サービスとパイプラインのメトリック、および他のサービス、データ・ソース、またはデータ・シンクとの相互作用を中心に行われます。Instanaは、関連するサービス・メトリックを自動的に識別して収集します。