コンテナはオープンソース・テクノロジーをベースとしており、比類のない開発速度を実現し、企業がオンプレミスまたはクラウド上で新しいビジネス・サービスを迅速に構築、デプロイ、拡張できるようにします。しかし、このスピードには、従来の監視ソリューション・ツールでは対応できない可視性の課題があります。LinuxやDockerなどのコンテナ環境では、アプリケーションの正常性を維持するだけでなく、俊敏性と効率を最大化し、コンテナ化アプリケーションへの投資を完全に回収するために、可視化・監視システムが極めて重要です。
IBM Instana Observabilityのコンテナ監視は、この課題に対応し、ホスト、コンテナ、ミドルウェア、実行中のマイクロサービスなどのあらゆる技術層に、完全なコンテキストを備えた自動化された可視性を継続的に提供するコンテナ監視ソリューションです。コンテナ監視ツールおよびダッシュボードで、すべてのコンテナ、コンテナ内で実行されているテクノロジー・スタック全体、このスタック上で実行されているアプリケーションに対する自動監視を提供します。
日本総研の「クラウドやコンテナ環境で動作するアプリケーション運用監視」の取り組み方。SMBCグループのDX推進を支える開発と運用の新常識(動画:54分)
自動検出によりMTTRを削減し、ユーザー・エクスペリエンスを向上させます。Instanaは、あらゆるコンテナと内部のテクノロジーを継続的に検出してマッピングし、可観測性メトリクス(CPU使用率など)を取り込み、リクエストを一つ一つ追跡し、すべてのプロセスをプロファイリングして、アプリケーションの依存関係を残らずマッピングします。
すべてのアプリケーション・コンポーネント間の関係をリアルタイムに記録し、モデル化するダイナミック・グラフから得られるコンテキストに基づく洞察により、パフォーマンスをプロアクティブに最適化します。コンテキスト・ガイドを使用することで、すべてのお客様が問題を診断し、影響を判断できます。
AIや機械学習を活用したアラートで問題を未然に防ぎます。Instanaは、動的グラフを使用し、対応するすべてのイベントを相関させる詳細なインシデント・レポートを提供します。生成される1つのアラートには、詳細を含む影響レポートが含まれており、迅速なトラブルシューティング、根本原因分析、インシデント解決への近道を示します。
Instanaを使用して、コンテナ化されたCI/CDワークフローの可観測性を自動化することで、
Leaf Group社は監視コストを66%低減し、同時に遅延、エラー率、応答時間を削減しました。
コンテナ環境を監視するためにDealerware社がInstanaを導入して以来、同社のDevOpsチームは配信遅延を10分から12秒程度
にまで短縮しました。
ワンストップでコンテナやUXのパフォーマンスをモニタリングするため、ライセンス体系がシンプルで、コンテナベースのクラウドネイティブ・アプリと親和性が高いInstanaを導入。 運用コストの削減・障害発生時の問題解決時間を30~40%短縮など、アプリ構成やアーキテクチャーが複雑なほど効果を実感しています。
受託開発を行う社内の各部門が開発環境として利用する、多数のコンテナやマイクロサービスなどで構成される複雑なクラウドネイティブ環境の運用監視を、いかに効率的に行うかに挑まれたストーリーをご紹介します。
Instanaを使用して、コンテナ化されたCI/CDワークフローの可観測性を自動化することで、Leaf Group社はモニタリング・コストを66%低減し、同時に遅延、エラー率、応答時間を削減しました。
Instanaは、IBM® Turbonomicなどのネットワーク監視ツールやログ管理ツールをはじめとするその他の監視ツールと連携し、プラグインやアプリケーションの再起動を必要とせずに、ITインフラストラクチャー全体にわたるアプリケーション・パフォーマンス、ワークロード、リソース使用率を包括的に可視化します。