IBM DataStageの継続的な可観測性と監視を実現するため、IBM DatabandはDataStageをシームレスに統合
DataStageは、先進のデータ統合ツールとして、データを移動、変換するジョブの、データ・チームによる設計、開発、実行を支援します。データの問題が発生した際に、その問題を解決するために複数システム間を行ったり来たりするのは、忙しいチームにとって最も避けたいことです。
DataStageとIBM® Databandの統合は、DataStageのジョブ実行中の継続的な可観測性を実現することで、この問題を解決します。強力なアラート機能で、ジョブが中断するたびに直ちに修正する方法を知ることができるため、高品質なデータを確実に配信できます。
Databandの可観測性の統合により、DataStageフロー内のデータ・インシデントについて、リアルタイムにアラートを受信できます。
Databandを使用して、さまざまなDataStageプロセスの履歴の傾向を確認し、異常やインシデントを検出できます。
Databandのランタイム・インシデントのリネージュを使用して、DataStageのインシデントがダウンストリーム・データにどのような影響を与えるかを確認します。
Databandを使用してDataStageジョブの実行を追跡するには、Databandのユーザー・インターフェース内で直接作成する同期機能を使用します。一度同期機能を作成すると、数秒ごとにDataStageプロジェクトをスキャンして、実行されたあらゆるジョブから収集したメタデータをレポートします。収集したメタデータを使用して、強力なアラート機能を有効にし、ジョブの正常性と入出力の品質をデータ・チームに通知することができます。
Databandの包括的な機能は、DataStageの可観測性の簡素化と一元化に役立ちます。
Databandの強力なアラート機能は、重要な問題が発生すると、すぐにチームに通知します。実行やタスクの状態アラート(実行中、成功、失敗など)、異常な実行期間やスキーマ変更(新しいカラムの追加など)の検知、入出力のレコード数(10万行の20%以内のレコード数など)などのインシデントに対してアラートを生成します。
Databandは、DataStage on IBM Cloud Pak for Dataのクラウドまたはオンプレミス環境に、ターンキーの統合を提供します。DataStageの同期機能を作成し、DataStageプロジェクトと1対1の関係を確立するだけの容易さです。認証は、APIキーまたはオンプレミスのDataStageインストール資格情報のいずれかで行われます。
集中型のコンソールからDataStageのログをすべて確認できるため、各DataStageジョブの状態と期間を素早く確認して、デバッグ時間を節約できます。DataStageの操作やデータ・セットも含まれるため、DataStageの障害の根本原因を正確に突き止め、迅速に解決できます。