IBM Enterprise COBOL for z/OSは、IBM z/OS向けのプレミア・エンタープライズ・クラスCOBOLコンパイラーです。ビジネス・クリティカルなアプリケーションをモダナイズするためのイノベーションや、プログラマーの生産性を向上させるプログラミング機能を提供し、IBM® CICSやIBM IMS、IBM® Db2などのトランザクション・システムやデータ・システムの全体的なメリットを強化します。
IBM z/ArchitectureのROIを最大化し、ビジネス・クリティカルなアプリケーションのパフォーマンスを向上させるには、IBM Enterprise COBOL for z/OSのコンパイラーとIBM Automatic Binary Optimizer for z/OS(別売)を最新の状態に保ち、アプリケーションのCPU負荷の高い部分を選択的に最適化します。
IBM Enterprise COBOL for z/OSは、JSONやXML、Java、AMODE 31(31 ビット)との相互運用性を含むAMODE 64(64 ビット)のネイティブ・サポートを備えたインフラストラクチャー・テクノロジーと連携します。
IBM Enterprise COBOL for z/OS の最新アップデートについて。
バッチ環境向けの新しいCOBOL/Java相互運用性に向けて
それでもCOBOLを使用するべきですか?
ソースコードを変更することなく、IBM z16、IBM z15、IBM z15 T02、IBM z14、IBM z14 ZR1、IBM z13、IBM z13s、IBM zEC12または IBM zBC12プロセッサーを活用するコードを生成します。さらに、最先端の最適化テクノロジーを組み込むことで、ハードウェアのROIが向上します。
継続的デリバリー (CD) モデルをサポートしているため、コードの準備が整うとすぐに新機能や強化された機能を受け取ることができます。次のリリースを待たずに、より迅速かつ継続的に機能強化を受け取ることができるようになりました。
無効なデータの問題を検出または修正するための新しいコンパイラー・オプションなどのコンパイラーの機能強化が導入され、COBOL 4 以前のコンパイラーから COBOL 6 以降のコンパイラーへの移行作業が容易になります。さらに、ワンストップの COBOL 移行ポータルには、移行をサポートするすべての COBOL 移行関連情報が含まれています。
新規開発やモダナイゼーションおよび保守には、Enterprise COBOLの最新バージョンを使用してください。再コンパイル・プランなしでCOBOLモジュールのパフォーマンスを向上させるには、別売りのIBM Automatic Binary Optimizer for z/OS(ABO)を使用します。
問題特定ならびにIBMと他のISVの両方が提供する最新の開発ツールのサポートと簡素化されたプログラミング技術のサポートが容易に得られます。
RESTful JavaScript Object Notation(JSON)サービスと従来のXML Webサービス、ネイティブUTF-8によるアプリケーション間の効率的な通信、AMODE 64(64ビット)バッチ・アプリケーション開発、AMODE 31(31ビット)COBOLプログラムとAMODE 64(64 ビット)COBOLプログラム間の相互運用性、COBOL/Java相互運用性の向上など、コストやリスクを削減し、サイクル・タイムを短縮する一方で、Webやクラウド、モバイル・インフラストラクチャーをサポートする環境をモダナイズします。
IBM COBOL Report Writer は、IBM COBOL コンパイラーで実行される、個別に注文可能な製品です。COBOL アプリケーションに必要なすべてのリスト、レポート、および表示される概要が生成され、ユーザーは印刷出力を使用してプログラムのコーディングとテストに必要な時間と労力を大幅に削減できます。
月額課金ライセンスエディション
世界クラスのIBMサポートと月額ライセンス料金体系を備えた、企業顧客の実稼働用途向けのライセンス供与された完全に機能する製品。
バリューユニットエディション
世界クラスのIBMサポートとバリュー・ユニット料金体系を備えた、エンタープライズ・クライアントの実稼働使用向けのライセンス供与された完全に機能する製品。
購入方法
Shopzで5655-EC6を検索するか、IBM Zの担当者にお問い合わせください。
Shopzで5697-V61を検索するか、IBM Zの担当者にお問い合わせください。
料金体系プラン
月次ライセンス料(MLC)
Value Unitsに基づくワンタイム・チャージ価格メトリック
実稼働環境での使用
企業顧客向け
ワールドクラスの IBM サポートとサブスクリプション
必要なプログラム一時修正 (PTF) が適用された z/OS 2.3 以降。
IBM Enterprise COBOL for z/OS 6.4 は、次の IBM サーバー上で実行されます。
IBM Enterprise COBOL for z/OS は通常、フィックスパック (または PTF) を 2 か月ごとに出荷します。次のリンクで、各フィックスパックで提供される修正と新機能を確認してください。
SMP/E の FIXCAT 機能を使用して最新の PTF をインストールし、これらの機能を活用できます。
「新機能」マニュアルには、各 COBOL バージョンの新機能および改善された機能の概要が記載されています。
IBM ソフトウェア・ライフサイクル Web サイトにアクセスして、各 COBOL バージョンのライフサイクル日付、発表レター、およびその他の情報を確認してください。
はい。ダウンロード可能な JAR (Java Archive) 形式と PDF 形式のドキュメントは、COBOL ドキュメント・ライブラリーで入手できます。
無料で提供される移行ウェビナーとパフォーマンス・チューニング・ウェビナーから始めることができます。COBOL の移行およびパフォーマンス・チューニングのウェビナー・ページに移動し、利用可能かどうかを確認して登録します。
はい。COBOL 移行ポータルで、移行プロセスをガイドするステップバイステップのウィザードを提供する COBOL 移行アシスタントなど、すべての COBOL 移行リソースを一度に確認してください。
すべての COBOL 教育リソースは IBM Developer で見つけることができます。
各 COBOL バージョンのパフォーマンス・チューニング・ガイドにアクセスしてダウンロードできます。
IBM z16の活用やJava/COBOL相互運用性の強化、AMODE 31/64 COBOLプログラムの互換性、ユーザー定義機能のサポート、ABO統合の強化など、COBOL 6.4の機能強化をご覧ください。
IBM z15の活用やAMODE 64(64ビット)のサポート、UTF-8ネイティブ・データ型のサポートなど、COBOL 6.3の機能強化をご覧ください。
ソースの再コンパイルなしにCOBOLモジュールを直接最適化し、最新のIBM Enterprise COBOL for z/OSコンパイラーを補完する最適化テクノロジー。
メインフレーム・アプリケーションのモダナイゼーションを低コスト低リスクで促進するために構築された生成AI支援製品。
開発者は、高トランザクション・ワークロードのサポートにより、選択した言語で新しいアプリケーションを作成できます。
COBOLやPL/I、C/C++、アセンブラーで作成されたz/OSアプリケーションのデバッグとコード・カバレッジ。
Db2 for z/OSは、世界で最も要求の厳しいハイブリッドクラウドやトランザクション・アプリケーション、分析アプリケーション向けに、俊敏性・効率性・安全性に優れたエンタープライズ・データ・サービスを提供します。